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2009 03,05 08:31 |
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3/5 株式オープニングコメント ■ショートカバーによる押し上げ効果は大きい 4日のNY市場は反発。ダウ平均は149.82ドル高の6875.84、ナスダックは32.73ポイント高の1353.74で取引を終了した。 アジアや欧州市場が堅調推移になったことや値頃感から買いが先行。中国が景気刺激策を拡大するとの期待から、資源・エネルギー関連株に買いが広がり終日堅調推移となった。 セクター別では、半導体・半導体製造装置や運輸、エネルギーが上昇する一方で銀行や各種金融が軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比115円高の7385円、円建ては同100円高の7370円。ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど対東証比較(1ドル99.14円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日本同様、米国も3月5日から14日まで開催される中国の全国人民代表大会(全人代)を受けて、、追加の景気刺激策への期待感から関連セクターなどを中心に買い戻しが強まったようである。 これまで前倒し的に発表を行ってきているため、サプライズはないと見ておいた方が良さそうだが、期間中は期待感が手掛り材料になるため、関連銘柄への買戻しは強まりそうである。 また、平成20年度第2次補正予算関連法衆院本会議で再可決し、銀行等保有株式取得機構の株式買い取りも、20兆円に取得枠を拡大して再開する。 日銀による買い取り実績がゼロなど、活用はされないとしても心理的には安心感につながる。さらに3月末に向けて、公的年金を運用する年金積立管理運用独立法人による予想される株式購入余力から換算すると、1日ベースで400-500億円程度の買いとの見方もある。 7000円プットの積み上がりなど、需給的にはショートに傾いているため、ロングポジションが増えなくとも、ショートカバーによる押し上げ効果は大きいと考えられる。 外部環境は依然として不安定ながら、下を拒否されている状況と考え、今後は上値余地を探る意識を持つ必要が出てきている。指数としては一方向の上昇は考えづらいが、ショートに傾いている銘柄などへの買戻し狙いは有効であろう。 PR |
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