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2009 03,04 08:21 |
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3/4 株式オープニングコメント ■売り方は次第に心理的なプレッシャーが強まる 3日のNY市場は下落。ダウ平均は37.27ドル安の6726.02、ナスダックは1.84ポイント安の1321.01で取引を終了した。 前日の大幅下落を受けた割安感から朝方は堅調に始まったものの、その後は昨日終値を挟んでもみ合う展開となった。 バーナンキFRB議長やガイトナー財務長官が議会証言で相次いで金融システムや経済に慎重な見通しを示したこともあり、上値の重い展開となった。セクター別では、不動産や半導体が上昇する一方で保険や公益事業が軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比145円安の7065円、円建てが同160円安の7050円。 ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル98.18円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米国株の不安定な値動きが続いており、本日も日経平均は7000円前半レベルでのこう着相場が続きそうである。 ただ、昨日は与謝野財務相が午前の閣議後会見で、必要以上の下げは見過ごせないとの見解を示したことをきっかけに下げ渋りをみせていたが、後場はTOPIX500連動した400億円程度の年金資金とみられる買いが入っていたとみられている。 7000円は何が何でも割らせない、といった流れが強く感じられるため、売り先行で始まったとしても売り仕掛け的な動きは出難い。 反対に為替市場では円相場が1ドル98円台で推移していることもあり、輸出関連などの底堅い値動きにつながりそうだ。 7000円プットの商いが増加する中で7000円を割り込まない状況が続くことから、次第にショートカバーの動きが強まる可能性も。 海外勢の断続的な売りが続く中では大きな踏み上げは期待できないものの、銀行等保有株式取得機構の再開法案も成立する見込みであり、3月期末が近づくに連れて売り方には心理的なプレッシャーも強まろう。 PR |
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