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2009 03,03 20:00 |
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3/3 株式クロージングコメント ■何が何でも7000円は割らせない、といった動き 日経平均は小幅続落。50.43円安の7229.72円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。 週明けの米国市場では金融システム不安からNYダウは7000ドルを大きく割り込んでおり、これを嫌気する流れから幅広い銘柄が売り先行で始まると、日経平均は一時7088.47円と7100円を割り込んだ。 しかし、売り一巡後は7100円レベルで下げ渋る中、与謝野財務相が午前の閣議後会見で、必要以上の下げは見過ごせないとの見解を示したことにより株価対策への期待が強まったほか、オバマ米大統領は、不良資産を買い取る複数の投資ファンドを設立する計画を検討していると、米紙WSJが関係筋の話として伝えていたこともあり、後場に入ると、ショートカバーの流れを強めている。 現物市場では年金資金とみられる買い指値が次第に増え、先物市場でも断続的な買いが入り、日経平均は7288.14円と前日比プラスに転じる場面もみられた。 大引けにかけてはオーバーナイトする向きもないことからポジション調整の売りに上値を抑えられたが、終値ベースで10月27日安値を割り込まなかったことは評価できよう。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
買い指値が増加して行く過程では、何が何でも7000円は割らせない、といった動きとも捉えられよう。 オリックスや野村HDなど、先駆して売り込まれていた銘柄が落ち着きをみせていることは、海外勢の売り圧力が低下しているとの見方につながる。 トヨタ、日産の減産圧縮、ホンダの強気な販売計画に続き、スズキのインド販売好調など、セクターとしては一番警戒されている自動車関連で変化の兆しがみられてきていることも評価される。 次第にショートカバーの動きが強まる可能性はあるため、信用倍率が1倍を下回っているなど、ショートに傾いている銘柄などへは買戻しを狙った戦略を取りたい。 PR |
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