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2009 02,27 08:22 |
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2/27 株式オープニングコメント ■各国政府主導による対策下支え、ショートは縮小の流れへ 26日のNY市場は下落。ダウ平均は88.81ドル安の7182.08、ナスダックは33.96ポイント安の1391.47で取引を終了した。 オバマ政権が公開した2010年度予算案で金融安定化の為に2500億ドルが確保されたことから、金融を中心に朝方は上昇して始まった。一方で医療制度改革にともない、医療費抑制の圧力が強まるとの見方からヘルスケア関連各社に売りが広がり、相場全体も引けにかけて下落に転じる展開となった。 セクター別では、銀行や保険が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや不動産が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比25円安の7405円、円建てが同45円安の7385円。 ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど対東証比較(1ドル98.50円換算)で全般小安い。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
最終赤字が英企業として過去最大規模となった大手英銀RBSは政府の資産保証プログラムに参加するなど、欧州でも政府主導による安定化への動きが強まってきている。 NY市場は下落したが、セクターでは銀行、保険、各種金融といったところは上昇している状況であり、金融安定化に向けた動きについては評価されよう。 また、国内では政府による企業の資金繰り支援枠を現在の3兆円から4.5兆円に拡大する検討に入ったほか、市場でのETFなどの直接取得なども検討されており、年度末の混乱回避の動きも下支えとなる。 本日のところは週末要因から手掛けづらく、日経平均は引き続き11月安値水準辺りでの値固めの動きとなりそうである。 物色としても新エネルギー関連などの材料株での短期的な値幅取り狙いの動きにとどまりそうである。ただし、引き続き各国政府主導による金融・景気対策などに関する報道が相次ぎ出てくる状況であり、ショートに傾いている銘柄への買戻しを誘発させる流れにつながり易く、リバランスの域は脱せないものの、一先ずショートポジションを縮小させる動きは続くとみている。 そのほか、外人の動向を計る指標銘柄とみられているオリックスが昨日、ストップ高寸前まで上昇したが、本日も底堅さが窺えるようだと、外人の売り圧力が低下したとの見方につながりやすい。 PR |
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