2024 11,23 16:21 |
|
2009 02,27 05:31 |
|
インタビュー:中国で建機稼動が活発化、本格回復は全人代以降 日立建機(6305.T)の木川理二郎社長は26日、ロイターとのインタビューで、4兆元の景気刺激策に期待がかかる中国について、旧正月が明けて10日ほどたつ 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
木川社長は「春節(旧正月)が明けた2月9日ごろから建設機械が動き始めたが、例年に比べてペースが緩やかだった。しかし2月20日ごろから安徽省や四川省、沿海部で活発化し、1月以前とはまったく様相が変わった」と述べた。同社の建機は一部にGPS(全地球測位システム)を搭載しており、稼動状況を把握できる。昨年夏場から今年の旧正月前まで稼働時間は前年実績を下回っていたが、公共工事が始まり、2月20日ごろから上回るようになったという。木川社長は「それに伴って建機の出荷も増えてきた」と語った。 しかし木川社長によると、中国が本格回復に向かうかどうかは、3月5日に始まる全人代がカギになるという。「経済成長8%の達成を支えるために、(4兆元の対策以外に中国政府が)さらに何をやっていくのかを決めるだろう。本格的に(経済が)動くのはここからだ」と述べた。現時点で日立建機は、中国における来年度の油圧ショベルの需要を、今年度見通しほぼ横ばいの4万6000台程度と見込んでいる。
木川社長は2009年3月期の業績について、売上高が計画を若干下回る見通しであることを明らかにした。需要が下げ止まらないためで、下振れ幅は「(物量の多い)3月がどう動くかまだ不透明なので分からない」と明言しなかった。同社は1月28日に業績予想を下方修正し、売上高を9400億円から7810億円に引き下げていた。 2010年3月期については「今年度の利益を上回ることはないだろうが、最終黒字は死守する」と述べた。固定費を10%(200億円程度)圧縮するのをはじめ、大幅に経費を削減する。在庫調整は6月末をめどに終了させ、下半期の生産水準は上半期の3倍まで引き上げる。販売動向にあった生産レベルに戻せる見込みだという。 2010年3月期の設備投資は今年度見通しの590億円から200億円程度に減らす。しばらくは需要の急回復が見込めないことから、2011年3月期の設備投資はさらに減額する。木川社長は「ピーク時の需要に戻るには2014年ぐらいまでかかるだろう」と語った。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |