2024 11,23 16:08 |
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2009 02,24 20:00 |
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■主力企業にみられはじめた変化 日経平均は後場に入り下げ幅を縮め、107.60円安の7268.56円(出来高概算20億2000万株)と、寄り付き水準に戻している。 米政府・FRBは金融機関への追加資本注入の用意があるとの共同声明を発表したほか、大手銀の資本不足懸念を否定したにもかかわらず、AIGによる損失拡大を嫌気した米国市場の急落の影響から、売り優勢の展開となった。 前日の安値水準から始まった日経平均は、その後一時7155.16円まで下げ幅を広げていた。しかし、後場に入ると為替市場で円相場が1ドル95円台の円安に向かっていたことや、ホンダは2009年度の国内新車販売目標を08年度見通しとほぼ同じ水準に設定する方針が伝えられたことも安心感につながり、輸出関連中心に切り返す動きが目立った。 また、経産省は、普及を後押しする狙いから、家庭や企業などが太陽光で発電した電力について、現行の2倍程度の価格で買い取ることを電力会社に義務付ける制度を09年度にも導入すると報じられており、これが太陽電池関連などへの物色につながっていた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は下ヒゲを残す格好で下げ幅を縮めているが、依然として10月安値が意識されている状況である。米金融救済策の詳細が伝えられるまでは、引き続き動きづらい相場展開が続きそうである。 ただし、下ブレが意識されている状況であるが故に、ショートに傾き易い需給である一方、昨日同様、カバーの流れも強まり易い。米自動車再建計画の行方や国内外ともに金融・景気対策による報道などが出易い状況の中では、心理的には悪材料としても、出尽くし感から反転することも考え、報道が出てくる度に、一先ずショートポジションはニュートラルに戻す動きに向かい易い。 また、先週のトヨタの増産報道に続き、本日はパナソニックが在庫調整終了で3月からフル稼働と報じられたほか、ホンダは09年度の国内新車販売目標を08年度見通しとほぼ同じ水準に設定する方針が伝えられるなど、主力企業にみられる変化は、引き続き評価したいところである。 そのため、ニュートラルに戻すといった動きは、景気敏感株の買い戻しや比率低下による組入れに対し、内需・ディフェンシブの利食いにつながるとも考えられ、リターンリバーサルの流れは次第に強まるとみておきたい。 外資系による機関投資家調査をみても、ディフェンシブから景気敏感へのシフトを考えているもようであり、先行き修正余地はあるとみられる。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ 本日は、かなりの銘柄に「明けの明星」が出たようです。 ※「明けの明星」 PR |
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