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2009 02,24 12:15 |
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2/24 株式ランチタイムコメント ■悪材料蔓延の中で見過ごされ易い小さな変化を評価 日経平均は大幅続落。191.66円安の7184.50円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。 米政府・FRBなどは金融機関への追加資本注入の用意があるとの共同声明を発表したほか、大手銀の資本不足懸念を否定したにもかかわらず、AIGによる損失拡大を嫌気した米国市場の急落の影響から、売り優勢の展開となった。 前日の安値水準から始まった日経平均は、その後一時7155.16円まで下げ幅を広げを広げている。 セクターでは7億1640万株の新株発行が伝えられた野村HDが安値を更新するなど証券が下落トップ。そのほか、信用収縮の強まりにより、不動産、ノンバンクなどが弱い。物色は、日インター、日信号、大崎電といった個別材料株での値幅取りにとどまっている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は10月安値が意識されている状況であるため、7200円レベルでの底堅さが窺えるものの押し目買い姿勢は強まり難い状況である。 米金融救済策の詳細が伝えられるまでは、引き続き動きづらい相場展開が続きそうである。ただし、下ブレが意識されている状況であるが故に、ショートに傾き易い需給となる。 戻り売り姿勢は強いものの、短期資金中心でカバーの動きも速い。国内外ともに金融・景気対策による報道などが出易い状況の中では、ショートカバーのきっかけにもなる可能性があるため、押し目買い姿勢となろう。 また、心理的には悪材料としても、出尽くし感から反転することも考え、報道が出てくる度に、一先ずショートポジションはニュートラルに戻す動きに向かい易い。 そのほか、先週のトヨタの増産報道に続き、本日はパナソニックが在庫調整終了で3月からフル稼働と報じられている。悪材料蔓延の中で見過ごされ易い小さな変化は、引き続き評価したいところである。 なお、米WSJ紙は、GMとクライスラーが破産法申請をした場合、米政府が400億ドルの緊急融資を検討していると報じているようだ。 PR |
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