2024 11,24 04:09 |
|
2009 02,24 08:27 |
|
2/24 株式オープニングコメント ■下ブレ警戒強いが、カバーも入り易い 23日のNY市場は大幅続落。ダウ平均は250.89ドル安の7114.78、ナスダックは53.51ポイント安の1387.72で取引を終了した。 シティグループの国有化が懸念される中、米金融当局が必要なら追加資本注入の準備はあるものの、完全な国有化を否定したことで朝方は上昇して始まった。 しかし保険大手AIGが更なる資金援助を政府に要請したことが明らかになったことが嫌気された。 セクター別では、銀行を除き全面安となっており、特に不動産や素材が軟調。シカゴ225先物清算値は、ドル建てが大証比200円安の7180円、ドル建ては同225円安の7155円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、キヤノン、三井住など対東証比較(1ドル94.59円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NYダウなど主要株式指数は安値を更新、1997年以来の水準となっている。米政府・FRBなどは、金融機関への追加資本注入の用意があるとの共同声明を発表したほか、大手米銀の資本不足不足懸念を否定したが、AIGによる資本援助が5兆円規模とも伝えられており、支えることは出来なかった。 金融救済策の詳細発表まで下値を試す展開が続くとの見方もあり、様子見姿勢を強めてきそうである。225先物はイブニング取引で7470円まで切り返していたが、シカゴ先物は通常取引の安値水準であるため、先物主導によるインデックス売りの影響は出よう。 ただ、日経平均は10月安値が意識されている状況であったため、指数の下げの割には失望売りが強まる流れにはなり難いと考えられる。昨日の安値水準での底堅さが意識されるようだと、次第に押し目買いの動きが強まる可能性はある。 また、7000円を割り込むようだと、反対に目先的な底打ち感が強まることも考えられる。 昨日は、シティに関する報道によってショートカバーを強めたが、現在の需給環境は先物市場だけではなく、現物市場でも売りから入る地合いである表れでもある。 米政府による金融救済策の行方に関する報道などが出易い状況では、報道が出てくる度にカバーの動きが強まると考えられる。 下へのバイアスが強い環境ではあるが、ショートポジションは次第にニュートラルに戻すことが必要であろう。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |