2024 11,23 05:03 |
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2009 02,23 11:40 |
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2/23 株式ランチタイムコメント ■ショートに傾いているポジションは次第にニュートラルに 日経平均は寄り付き直後に、一時7209.43円まで下げたものの、米金融機関に関する報道などを手掛りに前引けにかけて下げ幅を縮め、17.54円安の7398.84円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えた。 週末の米国市場が、シティグループの国有化懸念を背景に一段安となったことや、SFCGの民事再生法適用申請が伝えられたことによる金融混乱が嫌気され、ノンバンクなど金融関連セクターを中心に幅広い銘柄が売り先行で始まった。 しかし、値がさハイテクの一角やトヨタなど主力処の下値は堅く、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮める動きをみていた。 前引けにかけては、米政府がシティの普通株を最大4割取得の可能性を、米WSJ紙が伝えたことをきっかけにショートカバーの動きが強まり、先物主導で日経平均は7400円を回復する場面もあった。 東証1部の騰落銘柄は値上り495に対して値下がり1084、変わらず120と、値下がり数が全体の6割を占めている状況だが、規模別指数では小型株の下げがキツイ状況であり、大型株の戻りが指数を下支えした格好である。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
個別では金価格の上昇を背景に住友鉱が強いほか、鉄道関連の材料が相次いだことから東洋電など関連銘柄が堅調。 先物市場だけではなく、現物市場でも売りから入る地合いであったため、シティに関する報道によるショートカバーの流れが強かったようである。 先週のトヨタの増産報道など、変化の兆しを評価する動きもあり、先行き不安が相当強い状況ではあるが、次第に売りからのスタンスも慎重にならざるを得ないであろう。 金融機関の国有化の動きが出てくるのか結果を見極めたいほか、これを受けたマーケットの反応をみるまでは積極的なトレードは出来ない。 日本の感覚としては、悪材料出尽くし期待となろうが、米国での反応は分からない。しかし、ショートに傾いているポジションは次第にニュートラルに戻すことは必要であろう。 PR |
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