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2009 02,23 08:47 |
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2/23 株式オープニングコメント ■金融混乱で物色は鉄道関連などの材料株の一角に 20日のNY市場は下落。ダウ平均は100.28ドル安の7365.67、ナスダックは1.59ポイント安の1441.23で取引を終了した。 上院銀行委員会議長が一時的な銀行国有化の可能性に言及したことで、金融株を中心に大幅下落となった。オバマ政権のギブス報道官が国有化に否定的な考えを示したが反応は限定的。 セクター別では、銀行が下落する一方で不動産や電気通信サービスが上昇。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比85円安の7295円、円建ては同120円安の7260円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、日電産、TDK、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダなど対東証比較(1ドル93.34円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
シティ株は1ドル台、バンク・オブ・アメリカ株は3ドル台と、機関投資家による保有株式の強制売却リミットとされる5ドルを下回っている状況である。 NY金先物相場が1000ドルの大台を突破していることも、先行き不安感の表れである。米金融機関に対する懸念が根強く、これを払拭できるまではリバウンド意識の高まりも期待しづらく、金融安定化策の詳細などに注目が向かうことになろう。 国有化懸念が強まる一方、国有化といった政府救済による動きなどが出てくるようだと、一気に悪材料出尽くしとの見方が強まることも考えられ、米金融機関の動向を見極めたい。 また、SFCGが民事再生法を申請したと報じられている。国内でも金融混乱が警戒されることになるため、金融株を中心とした不安定な値動きが予想される。 物色としては材料株中心となろうが、金価格上昇を手掛りとした非鉄セクターのほか、鉄道整備関連に注目が集まりそうである。 JR東日本は、ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド鉄道車両を本格導入すると報じられているほか、中国政府は主要都市間を結ぶ高速鉄道など鉄道整備網を急ぐ計画が伝えられている。 東洋電機は中国で高速鉄道車両の駆動装置を受注したと報じられていることもあり、同社を中心とした関連物色が強まることになりそうだ。 PR |
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