底値はどこか？
松下誠の株式投資実践プログラム　February 18th, 2009
http://www.123profit.jp/blog/

今の株価の動きを客観的に見ると、
底値を探る展開が続いていることに気付いていますか？

おはようございます松下です。

今の世界の相場がどこに向かっているか分かりますか？

そもそもそんな事考える余裕もないですか？

毎日、ＧＤＰの成長率が２桁マイナスになったとか、米国大手企業の突然の経営破たんといった不安なニュースが突然やってくるから相場がどこに向かっているか？なんて考える余裕がない人もいるかもしれません。

事実、これからも確かに不安なニュースは次々と出てくるのは間違いない事です。

そう思うのも無理はない展開が続いていますが、それでも、市場の原理、相場の法則、経済の原理、周期、何でもかまわないですが、今の株価は間違いなく底値を
探る展開であり、上昇に転じるまでの過渡期である事は間違いありません。

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事実、不安なニュースが飛び交っているわりには、株価は横ばいです。

どんどん最安値を更新しながら下落し続けているわけでもありません。

だから、どこに向かっているのか？

今はどういう時期なのか？

月足チャート、週足チャートを見ながら確認してみて下さい。

下落トレンドから上昇トレンドに転じるまでに数ヶ月の低迷が続く事は過去に何度もあります。

そして、今回は１００年に１度の危機というくらいです。
それだけの低迷期があったとしても別段おかしい事ではありません。

マーケットの底を探っている以上、私達投資家が注目すべきは、底値をつけた後に出てくる２番底です。

２番底とは、谷（底値）をつけてから一旦上昇に変わって、そしてまた下落に転じて２番目に出てくる底値の事です。

その２番底が最安値の底値よりも高い位置に出てきたらトレンドの転換を疑っていきます。（もちろんそれだけの要素ではありませんが、１つ大きな注目ポイントです。）

実際その２番底に注目している投資家が多いので、そこから一気に上昇トレンドにエネルギーが傾く可能性があります。

毎日の値動きをただ感覚で「そろそろ上がってこないかな～」と見るのではなくて、そういう判断出来る明確なポイントをしっかりと押さえながら、相場を確認してください。

それが、大相場を利益に変えるのに必要な事ですし、不安な中でも投資を続けていける明確な理由になります。

今相場はどこに向かっているのか？（環境認識）

自分が投資していくポイントはどこか？（売買ルール）

この２つを常に明確にして、日々のノイズ（情報）に振り回されすぎずに、不安になりすぎずに、適切な判断、利益の投資をしていきましょう。
松下誠