2024 11,23 16:31 |
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2009 02,17 20:00 |
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2/17 株式クロージングコメント ■売りからのスタンスが主流に、カバーのきっかけ待ち 日経平均は続落。104.66円安の7645.51円(出来高概算16億4000万株)と1/26の直近安値を若干ながら下回って取引を終えている。 米国市場がプレジデント・デーの祝日で休場のほか、GM、クライスラーの再建計画提出期限を迎え、様子見色の強い相場展開となった。 武富士などノンバンクが大きく値を下げているほか、昨日リバウンドをみせていた保険株も軟調。GSユアサの軟調で新エネルギー関連へ向かいづらい中、追加経済対策に向けた補正予算案の編成で、公共事業計画を前倒し実施する方向で検討に入ったとの報道を手掛りに、橋梁、道路株など仕手系色の強いインフラ関連が動意付いた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
しかし、後場に入り中川財務相の辞意が伝わると、為替市場では円相場が1ドル92円後半まで円安が進んだが、政局不安につながる円安として受け入れられず、一段とこう着感を強めている。 また、前場段階で強い動きをみせていたインフラ関連なども、政局混迷による予算成立遅れへの警戒にもつながってしまい、短期資金中心なだけに一部の銘柄を除いては物色の圏外に置かれてしまっている。 米自動車再建問題の行方やヘッジファンドによる換金売り警戒、さらに政局不安から押し目買い意欲と言うより、参加意欲が後退してきている。 米景気刺激策成立後の新エネルギー関連への期待も、GSユアサの下げで後退。日経平均は直近安値水準を若干下回ってしまい、11月安値への警戒が強まり易くなってきた。 ただ、テクニカル面では、ボリンジャーバンドのマイナス2σに接近しており、これを大きく割り込むというよりは、一旦はリバウンドを意識したいところではある。 また、短期筋の売買についても、本日のようなインフラ関連などは買いで入ったとしても、エネルギー関連や主力ハイテクのほか、海運、保険、ノンバンクなどの動きをみると、戻り過程で新たなショートポジションが積み上がっているように感じられる。 先物同様、売りからのスタンスが主流になっており、外部要因などのきっかけ次第では、カバーが強まる可能性は残されている。問題は、そのきっかけではあるが。(村瀬智一) PR |
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