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2009 02,06 11:03 |
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本田技研工業は2009年2月5日、ハイブリッド専用車の新型「インサイト」を発表、2月6日に発売する。車両本体価格は189万~221万円で、同じハイブリッド車のトヨタ「プリウス」の233万1000~334万9000円と比べると、最廉価グレードは40万円以上安い。燃費は良いが値段は高いという、これまでのハイブリッド車の常識に挑む、意欲的な価格設定だ。 低価格に抑えられた理由の一つは、既存モデルと部品の共通化を進めたため。パーツの約36%を、同社の「フィット」や「シビック」などと共用している。そしてプリウスより40万円以上も安くできたのは、ホンダのハイブリッドシステムがトヨタのものよりシンプルかつ軽量コンパクトで、低コストなことも大きく効いている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
新型インサイトの販売目標は月5000台で、発表前日の2月4日までに早くも5000台以上の事前予約を受けたという。日本だけでなく海外でも販売し、欧州では09年3月末発売で年間3万台以上、北米では4月上旬発売で年間10万台が販売目標。日本市場での年間6万台以上と合わせて、グローバルで年間20万台販売を目標とする。「シビック」「アコード」「フィット」「CR-V」に続く、世界戦略車第5の柱として育てていく。
インサイトのハイブリッドシステムは、1.3L i-VTECエンジンと軽量・小型の「IMA」(インテグレーテッド・モーター・アシスト)の組み合わせだ。メインの動力は新開発の1.3Lガソリンエンジンで、最高出力65kW(88PS)/5800rpm、最大トルク121Nm(12.3kgm)/4500rpm。IMAのモーターは最高出力10kW(14PS)、最大トルク78Nm(8kgm)/1000rpmで、発進時や加速時などに作動してエンジンをアシストする。トランスミッションはCVTで、駆動方式はFFだ。 ハイブリッドシステム全体では72kW(98PS)と、1.5Lクラスの動力性能を発揮する。時速40km/hくらいまでの低速巡航では、エンジンを休止してモーターだけで走行できる。走行可能距離はバッテリーや道路の状況にもよるが、1km程度だ。そして減速時にはモーターを発電機として使ってバッテリーを充電、エネルギーの回生を行う。 燃費は従来の10-15モードで30km/L、より実際の走行パターンに近づけたJC08モードで26km/Lと良好な数値だ。ただし、インサイトより複雑なハイブリッドシステムを積むプリウスの10-15モード30~35.5km/L(グレードによって異なる)、JC08モード27~29.6km/h(同)には若干及ばない。
ボディー形状は、5ナンバーサイズに収まるコンパクトな5ドアハッチバックの5人乗りで、ボディーサイズは全長4390×全幅1695×全高1425mm、車両重量は1190~1200kg。同社のフィット(3900×1695×1525mm)とシビック(4535×1750×1440mm)の中間に位置するサイズだ。トヨタ プリウス(4445×1725×1490mm)と比べると長さと幅が若干小さく、高さは-65mmとやや低めのプロポーションだ。 フロントマスクは、同社の燃料電池車「FCXクラリティ」と共通イメージのデザインで、環境性能の高さをアピールする。横から見たシルエットは、ルーフラインを緩やかに下げてテールエンドでほぼ垂直に切り落とした形状で、燃費を良くするために空力抵抗の低減を追求したものだ。プリウスと似ているが、これはFCXクラリティも同様で、空力性能と居住性の両立を目指すと、必然的にこのフォルムになる。
インストルメントパネルには、ドライバーの低燃費運転を支援する「エコアシスト」を装備する。これは燃費をより良くする「ECONモード」、ドライバーにリアルタイムで燃費の良し悪しを知らせる「コーチング機能」、ドライバーのエコ運転度を採点する「ティーチング機能」の3つから構成されている。 ECONモードは、インストルメントパネル右の「ECONスイッチ」で作動するモード。燃費を向上させるために、ドライバーがアクセルペダルを踏み込んだときのスロットル開度やエンジン回転数を通常モードよりも押さえ、アイドルストップ領域を拡大する。エアコンの作動を押さえて省エネ化する機能もある。 コーチング機能は、スピードメーターの色の変化や、メーター内のエコドライブバーとECOガイドで燃費走行状況を知らせる。ティーチング機能は運転終了後に、そのドライブのエコ運転度を採点してスコアを表示。スコアを積み重ねてエコ運転に習熟するとステージアップしていくという、ゲーム感覚の楽しみも取り入れている。
空力性能向上のために車高は低めだが、実用的な室内空間を実現。燃料タンクを後席下、バッテリーとモーター用パワーコントロールユニットを荷室前部床下に配置して、後席足元のスペースを確保している。ラゲッジスペースはフロアボードをワンタッチで105mm下側にセットでき、容量は5名乗車時で最大400Lだ。 ボディーカラーは全7色で、内装色はウォームグレーまたはブルーとの組み合わせ。グレードは3種類で、最も売れ筋と想定するベースモデル「G」が189万円、装備を充実した「L」が205万円。スポーティー仕様の最上位モデル「LS」(221万円)は、16インチホイールや車体の横滑りを防ぐVSA(車両挙動安定化制御システム)を標準で装備する。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・って事で、「インサイト関連銘柄」でもいっちゃいますかぁ~・・・
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