オバマ米大統領：中国国家主席と金融危機などで意見交換－電話会談
Bloomberg NEWS　2009/01/31 17:04 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a1yfEos9_Zu8

　オバマ米大統領は30日、中国の胡錦濤国家主席と電話で会談し、国際的な金融危機などについて意見交換した。ホワイトハウスのギブズ報道官が声明を発表して明らかにしたもので、両首脳は両国間の協調は「極めて重要」との認識で一致した。

同報道官は声明で、「オバマ大統領は世界貿易の不均衡の修正と世界の経済成長の促進、信用市場の流動化の必要性を強調した」と説明した。両首脳はまた、北朝鮮やイラン、気候変動問題などについても話し合ったという。

声明は、両首脳が中国の為替問題を協議したかどうかについては言及していない。ガイトナー財務長官は就任承認前の今月22日、オバマ大統領は中国が人民元相場を「操作している」と判断していることを明らかにした。
翻訳記事：東京 角田 正美 Masami Kakuta

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中国の温首相：米中対立なら両国とも「敗者」に－ダボス会議で講演
Bloomberg NEWS　2009/01/29 12:33 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=aMOrX5uLA_Co&refer=jp_asia

　中国の温家宝首相はスイスの保養地ダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会（ＷＥＦ、ダボス会議）で講演し、米中が協力して金融危機に対処しなければ、両国はともに敗者になるだろうと指摘した。

温首相は、世界的なリセッション（景気後退）のなかで、米国のオバマ政権と「早期の接触」を望む意向を表明したと述べた。数日前にはガイトナー米財務長官が、中国は人民元相場を操作しているとして批判していた。

中国人民元をめぐる対立により、米中間に緊張が高まり、リセッション（景気後退）対策への取り組みに悪影響を与える恐れが出ている。中国商務省と人民銀行は先週、ガイトナー長官の発言に反論した。

温首相は、「米中間の平和的かつ協調的な関係が両国を勝者にするだろう。対立は双方を敗者にしてしまう」と話した。
翻訳記事：東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki

【関連記事】
温首相「中国経済、昨年末から回復の兆し」　ダボス会議
朝日新聞　2009年1月29日19時21分
http://www.asahi.com/business/update/0129/TKY200901290282.html
中国首相、８％成長を公約  ダボス会議で
共同通信　2009/01/29 07:48
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012901000091.html

─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─

･･･って事で、どこも報道等はされていないのですが、
要は今回の「ダボス会議」は中国一色なのですよねぇ～･･･
中国様々なのです。中国が見かけだけでも経済成長して戴かないと････
･･･って感じに見えますが、要は、欧米と中国とが経済危機を演出してる･･･
･･･って事で、中国が発信する経済情報で、これからの相場は騰げ下げ
して行くような気がするんですが･････

･･･で、保養所で開く「ダボス会議」は元々「賀詞交換会」みたいなもの
だったんですが、今ではある意味裏でいろいろと密談が交わされて、
いわゆる内部情報というか、インサイダー情報を知ることのできる場所
なんですよねぇ～･･･
･･･で、本日昼12時にアップしたFOXテレビのグレン・ベックと
ロン・ポールとの対談なんですが、

◆Glenn Beck（キャスター）が、

それは、メディアで全く報道されていないと思いますが、
私たちは、今、それを調べているところです。
それは、こういった国々、私たちの同盟国、フランスも、イギリスも、ドイツも。
彼らが、二週間前に、フランスで会合してたんです。
そこで、彼らは、新しい資本主義というか、政府がそのなかで役割を果たす、
そういうものについて話し合ったのです。

新しい通貨といったものについても、彼らは皆で話し合っています。
新しい金本位制が必要になると。

･･･って言っていて、先週紹介した"LEAP/E2020"も言っている
複合資源通貨バスケットによる新しい通貨構想のことであろう。

今後ドルの価値が減価して、原油価格がGCC通貨（カリージ）で
取引されるようになると、世界的な新基軸通貨構想が必ず必要となる。
それには、商品（コモディティ）価格を繰り込んだものになる可能性があり、
かつ、金価格を折こまざるを得ないと考えているが、そのひとつの証拠と
なる話である。

･･･で、こういう話がダボス会議で裏で話されて、
ドルの次は、ユーロではない、複合通貨商品バスケット通貨であると、
ワタシは想像している。
おおよそのイメージとしては、ユーロ・ルーブル・円・元・金・原油・小麦
といったものでしょうねぇ～･･･

･･･で、この記事、

月刊　Forbes日本版　2009年2月号http://www.gyosei.co.jp/home/magazine/forbes/forbes_09020.html
月刊　Forbes日本版　2009年2月号で、フォーブス社社主・主筆
スティーブ・フォーブス氏が、「オバマは、“ドルと金”を結びつけよ！」
という記事で、ドルの金本位制復帰を呼びかける記事を書いています。
一部やまはFXより参照