2024 11,23 20:36 |
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2009 01,26 06:00 |
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野村と大和の10―12月期は赤字幅急拡大、 野村ホールディングス(8604.T)と大和証券グループ本社(8601.T)の2008年10─12月期連結決算は、業績悪化に拍車がかかり、ともに最終赤字が大幅に拡大する見通しだ。10月以降の株式相場の急落を背景に投資信託の販売が急速に落ち、収益を下支えしていた募集売出手数料が大幅に減少する。このほか、野村HDはリーマン・ブラザーズ買収の費用や投資先の株価下落による評価損、大和も株式の評価損計上や法人部門の赤字が重くのしかかり、10─12月期だけでなく、09年3月通期でも最終赤字の可能性がある。複数のアナリストからは、現在の市況低迷が続けば野村HDは2010年3月期も最終赤字になりかねないとの見方も出ている。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・で、朝一番なので、記事を読むヒマも惜しむ人が多いと思いますので、 27日(火)に野村ホールディングス、30日(金)に大和証券グループ本社の なぜ、先立って25日(日曜日)にこんな記事が出るのか??? それは本日、どうしても下げなければならないのと、 要は、本日26日(月曜日)も売り一色にして、早々に「底」を形作って ワタシにはこの記事が、そう映りますが如何でしょうか。 記事に興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
<投信販売が急減速、トレーディング損失を補う構図も崩壊しかねず> 野村HDの08年10─12月期(連結・米国会計基準)最終損益について、クレディ・スイスは2646億円の赤字、JPモルガンは3634億円の赤字を予想している。08年4―9月期の最終損失1494億円と比較すると、損失の規模は一段と拡大する見通しで、9月のリーマン危機後の金融環境の悪化が強烈な勢いで打撃を与えているもようだ。 具体的な要因として挙げられるのが、
リーマン買収で発生する費用も大きくのしかかる。アナリストは、野村HDが08年10─12月期決算で計上する買収費用を1000億─1300億円程度と見込む。野村HDは買収費用を総額およそ2000億円と見込んでいるため、09年1─3月期にも追加の費用計上が発生し、通期決算を圧迫する公算が大きい。 JPモルガンのアナリスト、辻野菜摘氏は、野村がリーマン買収効果を今後どう収益に結びつけるかについて「09年度の後半には会社全体をどう走らせるか、めどをつけなければならないだろう」と指摘する。 金融危機による世界的な有価証券の暴落も追い討ちを掛けている。10─12月期に野村が計上するとみられる評価損は、保有するアイスランドの銀行債関連が約400億円、投資先の米運用会社フォートレスの株価下落による評価損約550億円のほか、過去に出資した三井生命や野村不動産ホールディングス(3231.T)などの株価下落も加わる。アナリストによると、総額はおよそ1500億円に達する勢いだ。
JPモルガンは野村HDの09年3月期通期の当期損益を、アナリストの間で最も厳しい5570億円の赤字と予想。2010年3月期についてはトレーディング損益の回復は見込まれるほか、減損処理の計上の重荷も減って営業利益は上向く可能性があるという。しかし、リーマン買収にともなう固定費の増加を補うほどの回復は期待できず、野村HDの株価は10年3月期の赤字の可能性を織り込んでいない懸念が残ると指摘している。 トムソン・ロイターの集計によると、過去30日間に更新されたアナリストリポート(アナリスト4人)の予想平均値は、09年3月通期当期損益が4643億円の赤字。08年3月期の実績は678億円の赤字だった。 10年3月期の通期業績の見通しについてアナリストの意見は分かれるが、JPモルガンとクレディ・スイスは、現行のような市況が続けば野村HDの当期損益は赤字と予想。ゴールドマン・サックスは黒字転換を見込む。
大和証券グループ本社の業績も振るわない。野村のリーマン買収のように大型投資がない分、大和の営業コストは肥大化しないものの、投信の販売低迷は野村と共通する問題だ。法人部門の大和証券SMBCの赤字も重荷となりそうだ。 四半期ごとの予測数値を出しているクレディ・スイスによると、大和証券G本社の10─12月期は連結当期損益が146億円の赤字、JPモルガンは332億円の赤字を見込む。ともに大和が4─9月期に計上した146億円の最終赤字と同様の規模かそれ以上を10─12月の3カ月間だけで出すという予想だ。
法人部門の大和証券SMBCも、引き続き赤字が見込まれる。すでに08年4─9月期決算で大和証券SMBCの当期損益(連結)は425億円の赤字だった。
トムソン・ロイターの集計によると、過去30日間に更新されたアナリストリポート(アナリスト3人)の予想平均値で、大和の09年3月期通期の当期損益は、三洋の投資回収利益を計上した場合、35億4000万円の黒字となっている。しかし、完了しなければ利益計上は4月以降にずれ、大和の09年3月期が最終赤字に終わる可能性もある。 野村HDは1月27日、大和は同30日、ともに午後3時から決算発表を予定している。 PR |
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いつも楽しみに読ませていただいています。先日 alt-A のジャンク債への引き下げ懸念のニュースが流れ、気になっています。サブプライム問題は収束するのでしょうか。
アメリカが国有化と資本注入連発で 乗り切り、グリーンバブルまっしぐらでバブって欲しいものですね。 |
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