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2009 01,22 09:00 |
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日本株は雨宿りの場、利回りと低負債魅力-モルガン投信アルカイヤ氏 モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信のジョン R.アルカイヤ最高投資責任者(CIO)は20日に開催した同社の新春年金セミナーで、配当利回りと金利の格差や無借金企業の多さなどを理由に、世界株式の中で2009年の日本株は魅力的な投資先であるとの認識を示した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
08年の年間パフォーマンスは、世界株式(日本を除く・円ベース)のマイナス54.0%に対し、日本株はマイナス41.8%。投資資金の回避先として、こうした状況になった日本株を「雨宿り」と例えた。09年は、さらに「雨宿りが長引きそうだ」(アルカイヤ氏)と予想する。 また、株式配当利回りと10年国債利回りを比較すると、08年12月31日時点のプレミアム(配当利回りから国債利回りを差し引いた数値)は日本が157ベーシスポイント。これに対し、米国は70ベーシスポイント、中国は36ベーシスポイントといずれも下回る。一方、ドイツは206ベーシスポイントと数値は日本を上回るものの、日本企業は約半分が無借金企業でキャッシュが潤沢なことを踏まえ、「魅力的なリスク・プレミアムになっている」と、アルカイヤ氏は語る。 09年の世界株式相場の見通しは、「オバマ米新大統領の就任で、相場は『オバマ・ハネムーン』となり、上昇しそうだ。年半ばには実体経済の影響で下げるものの、年後半には景気循環期待で再び上昇する」(アルカイヤ氏)と予測。こうしたシナリオを前提に、同投信では09年のグローバール・ストラテジーとして世界株式、原油先物、M&A(企業の合併・買収)、インフラストラクチャー投資をアウト・パフォーム(魅力的なアセット)候補として挙げ、株式ではアジア株、日本株を強気に見ている。 一方、ドル・円相場に関しては、1ドル=90-100円のレンジで推移すると予想。90円を上回る円高が進行した場合は、「海外のアセットを買うべき」とも語り、資産を現金で保有するよりも、投資に向けるべきとの認識を示した。 PR |
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