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2009 01,20 09:01 |
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以前に何度かこのブログでも紹介した"LEAP/E2020"の最新号です。 「1930年の危機よりも事態は深刻であることを世界が気付く時」 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
LEAP/E2020 GEAB 31号 進行中のグローバルシステム危機の今後だが、2008年9月と同規模の ・今回の危機の期間 心理的要素全体がこの転換点の原因となる。
特に、米国、カナダ、英国、日本、オランダ、デンマークではこの経済危機の様々な影響を受けて、2008年末以降、年金運用の大損失のニュースがあちこちで報道されることになる。OECDは、2008年の1年間の年金基金の損失は4兆ドルと推定している。オランダ、および英国では、監視組織が年金基金の緊急の資産再評価と国家介入を要請した。米国では、年金支払の増額と受給の減額の発表が増えている。あと数週間で、これらの年金基金の大多数が損失額計算に着手することを念頭に置いてのことである。いまだに彼らは、マーケットが改善すれば基金を増やすことが出来ると勘違いしている。年金基金の運営担当、受給者、政府は一同に2009年3月になって気付くのは、この経済危機は継続すること、そしてベビーブーマー世代の定年退職の時期と附合すること、マーケットは2007年レベルには何年も戻らないこと、年金関連セクターが大混乱となること、企業年金の国有化をせざるを得ないことである。アルゼンチンは、第1号として数か月前に同様の決定を行った。上記の状況は、すでに進行中である。かかる状況の複合要因、および一般大衆が状況を認識することになるので、2009年春に大きな集団心理的トラウマが発生する。1930年代の経済危機よりも深刻な危機にあり、短期脱出は不可能であることを誰もが認識するのである。世界中の一般市民および政府関係者の集団心理が、決定的な影響を及ぼして、次の段階の危機の道筋を大きく修正することになる。幻滅の大きさと信頼感の喪失によって、社会的政治的不安定が世界的に落ち着きをみせることになる。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ LEAP/E2020 GEAB31号続報 フランスのシンクタンクのLEAP/E2020の月報GEAB31号の続報である。 (アップトレンド) 1 国家破産の増加 メキシコ、バルト諸国、米国、トルコ、アルゼンチン、 (ダウントレンド) 1 金融サービスの脆弱化 以上である。このシンクタンクが現在のところほぼ8割程度の的中率であることを忘れてはいけない。上のリストのうち8割くらいは的中すると考えて行動するのがよいだろう。 PR |
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