2024 11,23 16:40 |
|
2009 01,18 16:00 |
|
2006年1月16日、証券取引法違反の容疑でライブドア(現LDH)へ東京地検特捜部が強制捜査に入り、それを受ける形で新興市場を中心に株価が暴落したいわゆる「ライブドア・ショック」。そんなライブドアショックから丸3年が経過した。 当時から株式公開している老舗ネット株への見直しが始まっている。1月7日付当欄で取り上げた通り、東京放送(TBS)株の評価損失計上をきっかけに楽天が堅調に推移している。楽天については、1月8日付で野村証券が投資判断を新規に最上位の「1」としている。今後も流通総額は増加が続くとみられる上、TBS株の減損処理によりリスクは織り込まれて投資への安心感が高まっていると指摘している。 また、サイバーエージェントやオプトへの評価も高まっている。日興シティ証券が1月14日付でインターネットサービスセクターのリポートを作成。中でサイバーエージェントについて新規に投資判断を「1S(買い・投機的)」としている。 サイバーエージェントはインターネット広告売上の国内トップシェアを握る。代理店でありながら、高い集客力を持つブログ媒体「アメーバブログ」というメディアも保有する強みが再認識されている。日興シティ証券ではオプトについても電通の関連会社であり、同グループ内で重要な役割を担うと指摘している。 このほか、携帯電話ソフトのACCESSへの見直しの動きも強まっている。ACCESSは業績面の想定以上の改善が評価される動きが継続している。 マザーズ指数はまだ安値圏で推移しているが、目先的には2008年10月安値を起点に戻りのタイミングを探る展開に入りつつある。全般の市場エネルギーが縮小傾向にあるなかで売買代金をともなった急上昇は望みづらいが、これら個別銘柄ベースでは復活の色が強まってきているようだ。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |