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2009 01,11 10:00 |
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野村証:日本株で新レーティング、目標株価を設定-アジア統一 野村証券は6日から、金融経済研究所が発行する企業リポートで株価レーティングの定義を変更する。個別銘柄リポートでは、従来の株価指数に対する相対評価から目標株価を算定した上での絶対評価へ移行。日本を含むアジア地域でレーティング定義を統一することで、アジア地域を運用対象とする投資家の利便性も向上させる。海外勢を中心に絶対リターンを求める声は年々強まり、外資系証券ではすでに目標株価を設定するところも多いが、国内証券最大手もこうした流れに身を投じることになった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
新レーティングでは個別銘柄のすべての企業リポートにおいて、今後12 カ月間の目標株価を掲載し、現在の株価とのかい離率を基準に3段階(「1」から「3」)で表示する。これに伴い、6日以降に発行されるリポートやフラッシュでは順次新たなレーティングを付与する。これまではTOPIXに対する5段階(「1」から「5」)の相対評価で、予測期間は6カ月だった。 同証金融経済研究所の許斐潤企業調査部長によると、「外資系運用機関との会話の中では、アナリストが目標株価について聞かれることが既に常識になっていた。目標株価を履行できる体制が整ったことで、機が満ちたと判断した」。期待収益率を構成する長期金利やリスクプレミアムなどが変化すれば目標株価算定にも影響を与えることから、「今後はエコノミストやストラテジストのオピニオンが個別銘柄に反映されやすくなるだろう」(同氏)という。 同証は1993年、国内証券として初めて個別銘柄の投資評価に本格的なレーティングを導入した。国内になじみが薄かったレーティングの採用について、当初こそ「ボールド(無遠慮)なふるまいだとの反応」(許斐氏)があったが、その後は国内証券が一斉にレーティングを導入した経緯がある。 アジアで同業比較が可能に さらに今回の変更により、日本を含むアジア地域でのレーティング定義も統一される。同証では香港や韓国、台湾、インドなどアジアでもリサーチ業務を展開しているが、これまで目標株価を算定していた旧リーマン・ブラザーズのアナリストも合流したことでカバレッジが大幅に拡充された。 顧客である海外投資家の間では日本株専門のファンドマネジャーが減少し、日本を含むアジアで運用するケースが増えている。アジア地域での定義が統一されることにより、例えば日立製作所と韓国サムスン電子といった同業のアジア企業との比較がファンドマネジャーも容易になるという。 野村証による目標株価の導入について、三井住友アセットマネジメント国内株式アクティブグループの生永正則ヘッドは、「現状追認のため、大きな影響は出ないだろう」と指摘。その上で、「最近では一部の投資家にしか伝わらない情報があることに対して厳しい目が出ている。機関投資家と大きな勢力となりつつある個人との情報の濃淡がなくなることは、情報の公平性という面で好ましい流れだ」(同氏)と評価した。 個別、セクターとも3段階で表示 新レーティング導入後の具体的な定義は、個別銘柄では「1(当該銘柄の 12カ月間の目標株価が現在の株価を15%以上上回ると判断する場合)」、「2(当該銘柄の12カ月間の目標株価と現在の株価の差がマイナス5%から 15%未満の範囲内にあると判断する場合)」、「3(当該銘柄の12カ月間の目標株価が現在の株価を5%以上下回ると判断する場合)」。 一方、セクターでは「強気(当該セクターの構成銘柄の大半の投資判断が強気あるいはカバレッジ銘柄の投資判断の加重平均が強気の場合)」、「中立(当該セクターの構成銘柄の大半の投資判断が中立あるいはカバレッジ銘柄の投資判断の加重平均が中立の場合)、「弱気(当該セクターの構成銘柄の大半の投資判断が弱気あるいはカバレッジ銘柄の投資判断の加重平均が弱気の場合)」となる。 任天堂などで新レーティング、セクター別も 同証では、任天堂をはじめとする個別銘柄について新レーティングを開始した。為替を円高方向へ見直したことで業績予想は下方修正したものの、「製造業で国内トップクラスの利益を稼ぎ続ける」などと評価して任天堂を「1」、目標株価4万5000円と設定。このほか、東芝プラントシステム「1」、目標株価1150円、ダイセル化学工業「1」、目標株価505円、信越化学工業「1」、目標株価5500円、資生堂「1」、目標株価2550円、新日本化学「2」、目標株価830円などとしている。 6日の取引では、任天堂株は主力取引所の大証1部で前日比1300円(3.7%)高の3万6800円とこの日の高値引け。東芝プラシ株は一時88円(9.6%)高の1007円と昨年9月29日以来、およそ3カ月半ぶりに大台を回復する場面があった。信越化は6連騰。 このほか、セクター別でも新レーティングの発表が相次いだ。自動車セクター(セクター判断は「弱気」)ではダイハツ工業とスズキを「2」とし、トヨタ自動車やホンダなど残り9銘柄は「3」と設定。トヨタ自動車の目標株価は2500円とした。 主要銀行グループ(セクター判断は「中立」)では7銘柄中、三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャルグループ、住友信託銀行をそれぞれ「1」とし、目標株価は三菱UFJが792円、みずほFGが357円、住友信託は684円などと試算した。造船・プラント・環境セクター(セクター判断は「中立」)では、クボタを「1」、目標株価800円、栗田工業を「1」、目標株価2900円などとしている。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ 結構・・・って言うか、ほとんどの方々は、こういった記事を読まない・・・ <7974>任天堂を「1」、目標株価4万5000円と設定 1/9現在値\33,800- さて、上記記事を読み解くと、どう考えても一押しは<7974>任天堂ですよ・・・ ・・・で、火曜日速攻で買う・・・っていうことではなく、まずはチャートを 今週は波乱含みの展開になりそうなので、要注意です。 PR |
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