2024 11,25 07:43 |
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2009 01,03 10:00 |
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麻生太郎首相は2日までに収録されたニッポン放送の番組で、 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
麻生政権が二次補正を今国会に出せない本当の理由 ●現在2008年11月26日。今開いている臨時国会は本来ならこの数日間で終わる。閉じられる。ところが法律によって臨時国会は2回延長できる。2回だからたっぷり延長できるが、実はいつまでもできるわけではなく、来年の1月の末までには閉じなきゃいけない。どうしてかというと、国会法という法律があって、毎年1月中には通常国会を開きなさいと書いてあるから、常識的に言うと、1月30日金曜日には通常国会を開いてなきゃいけないから、前日の29日までに臨時国会終えなきゃいけない。 ●まず補正予算の前に、2つどうしても上げなきゃいけない法案があって、1つは新テロ特措法、もう1つは金融機能強化法。新テロ特措法は10月21日、金融機能強化法は11月6日に衆議院を通過している。衆議院を通過してしまえば、参議院で何があろうとも60日経ったら衆議院に戻して、衆議院の3分の2で再可決できる。そうすると、いずれも60日経つのはいつか考えると、新テロ特措法は12月20日、金融機能強化法は来年1月5日に再可決できるようになる。 ●問題は補正予算の方だが、補正予算は予算って名前が付いているからこれは扱いが別で、衆議院を通過してしまえば、その後とにかく30日経てば、参議院に関係なく自然に成立する。そうなったら万々歳じゃないかということになるが、実はその補正予算というのは、要は定額給付金を出しましょうっていう予算だから、定額給付金のお金はどこから持ってくるのか?という法律(関連法案)が別に必要で、その法律をわかりやすく言うと、要は埋蔵金の中から2兆円をくすねてきますと。埋蔵金はほんとは使い道が決まってて、国の借金の返済に使いなさいと決まっているが、いや、借金の返済をちょっと当面見合わせて、定額給付金を作るために一時期お借りしますって法律を、新たに作らなきゃいけない。それは予算案じゃないので、60日ルールが必要。 ●もう1つ大事なことがあって、国会は跨(また)げない。国会が終わってその法律が成立しなかったら廃案になる。臨時国会の間にやらないといけないから、60日を考えると、そのもう1つの財源をどうしますかという法律を、1月末頃までに衆議院を通さなきゃいけない。ということは逆にいうと、本当に度胸があったらできる。衆議院で強行可決やって今すぐに衆議院を通してしまえばギリギリ間に合うってことになるのだが、今の麻生政権には強行可決やれるような体力がないから、衆議院の通過がちょっと遅れてしまうだろうと。はみ出すと、要するに財源が手当てできない、定額給付金がパアになる。パアになればおそらく麻生政権も潰れるか、そうじゃなかったら解散総選挙を破れかぶれでやるしかない。だから小沢さんは一時期喜んでいたわけで、本当はその攻防だけ。 ●ごまかしと言わざるをえない。6兆円ぐらいの減収になるってもうわかってるわけだから、出せないはずはないので、本当は麻生政権が、衆議院で強行可決をしても国民に理解がもらえるような政権でなくなってる、というのが真相。
青山繁晴 山本浩之 青山繁晴 村西利恵 青山繁晴 一同 青山繁晴 青山繁晴 青山繁晴 青山繁晴 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・で、党首討論での「二次補正予算案」のやりとり 麻生……二次補正予算案について ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ (株式日記と経済展望さんのコメント) 二次補正予算が会期切れで廃案になれば民主党の思う壺で麻生内閣は退陣するか選挙に打って出なければならなくなる。だから二次補正予算が今国会に出せないわけですが、青山繁晴氏が説明しているような事情らしい。麻生総理が小沢氏は信用が出来ないと言った意味は会期の事を言ったのだろう。 小沢氏は福田総理との大連立の約束も破っている。これでは小沢氏を信用して二次補正予算を出したら罠にはまった事になって麻生内閣は自爆する事になっただろう。このように国会は狐と狸の化かしあいで、議会のエネルギーのほとんどは選挙と国会の駆け引きでエネルギーを費やしてしまって、日本の国益や法案の内容などかまってはいられないのだろう。 今までなら役人任せでも何とか済んできたのですが、ねじれ国会ともなると強行採決もままならず、役人と自民党との連係プレーもままならなくなってきた。テロ特措法にしても民主党が反対すれば参議院は通らなくなるから60日で再可決で何とか通していますが、テロ特措法是か非かで選挙すればいいのではないかと思うのですが、そうすれば民主党はテロ特措法反対で戦う事になる。 国民の判断でインド洋給油は止めるとなればそれで止めればいいのだ。自民党は何が何でもアメリカの言う事を聞かないといけないと思い込んでいるが、国民の選挙でテロ特措法にNOと判断されたら止めればいいのだ。その為に外交的不利益が生ずれば国民にその責任があるのだ。 自民党はアメリカのCIAが作った政党だからアメリカにはNOとは言えない。アメリカにNOと言ったのは細川総理が始めてですが日本新党という非自民政権だった。つまり自民党政権である限りはアメリカにNOと言う事はないのであり、麻生総理がドル基軸体制を堅持すると言うのは当然のことなのだ。しかしそれで国益は守れるのだろうか? 91年までの冷戦時代までなら日米の安保体制も意味がありましたが、共産主義の脅威はアメリカの後ろ盾がないと守りきれなかっただろう。自民党はCIAからの資金援助で長期政権を維持してきたからだ。高度成長経済も日本の共産化を防ぐ為のものでありアメリカの援助があったから出来た事だ。 しかしソ連の崩壊で共産主義の脅威はなくなり、アメリカは日本に対して露骨に圧力をかけるようになりドルの買い支えをさせられるようになり、ドル安になるたびに借金はそれだけ踏み倒されたことになる。それだけ日米関係は深入りしすぎているのであり、日本はアメリカとも政治経済の一定の距離は保つべきなのだ。 PR |
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