2024 11,24 04:53 |
|
2008 11,23 17:30 |
|
株式投資の優位性 さて、皆さんご存知のようにサブプライム勃発以降、 では、前回のITバブル崩壊後の2003年4月28日に付けた 2003年当時の状況を振り返ることで、何かチャンスの糸口は観えてくるのでは 2003年当時の相場の雰囲気と、現在の相場の雰囲気は結構似ている状況に 前回を振り返って、何か糸口を観つけてみましょう。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
株式投資の優位性 皆さんご存知のようにバブル崩壊以降、株式を取り巻く環境は激変しました。 特に高度経済成長時代から続いていた「資産インフレ」が「資産デフレ」へと転換したことは最も大きなファンダメンタルの変化であり、経済のグローバル化がもたらした資本主義の限界かもしれません。 土地本位制、メインバンク制、法人の株式持合い、年金制度など我々が前世紀に作り出した諸制度は、全てがインフレを大前提として計画されており、デフレとなった世の中では役に立たなくなってきております。 1989年にバブル崩壊を経験した日本経済は、日本独特の経済システムである「土地本位制が崩壊した」ことが原因であると言われ、日本固有の問題であると、思われていましたが、世界的にITバブルを経た現在は、デフレそのものは資本主義社会が抱えた共通のリスクであるとの認識が急速に広まりつつあります。 ITバブルによる過剰投資に苦しむ米国経済は、かつての土地バブルに苦しむ日本と似たような状況にありますし、日本があまり効果のない公共投資を続けたために国が財政難に陥ったように、米国においても、ブッシュ大統領が再選を目指して大型減税を行なおうとしている点などは急速に日本の後追いをしている気がします。 では、肝心の株はどうなるのでしょうか? 現在日米とも株価の値下がりが企業や銀行、保険会社、個人のバランスシートを直撃しております。 また、年金が予定の利回りを達成する事ができず、年金の積み立て不足が企業経営のあらたなリスクとして台頭している事実もあります。 企業はこれ以上年金のリスクを負うまいと、代行返上をし、リスク資産である株式の処分売りを急いでおり、株は諸悪の根源のように扱われ、企業も法人も個人もリスク資産である株式の保有を少なくする事で、バランスシートの改善を目指しています。 しかし、この投資行動は高値で買って追証で売る個人投資家の信用取引と変わりが無く、値下がりによる損失を機関投資家、銀行、法人などが吐き出したところで、そろそろ需給が好転し、株価の値上がりが起こるような気がします。 このような環境の中で、銀行にしろ、機関投資家にしろ、個人の富裕層にしろ、資金の運用先に困り、とりあえずの逃避先として、ただ同然の金利の債権で運用している状況です。(※2008/11/23現在の状況はコレです。現状、資金の逃避先として世界の浮遊資金は米国債に一極集中している) しかし、いつまでも債権で運用しつづけることはできないはずです。全部が全部と言わないまでも、ある程度の金額については、運用成績をあげるため、リスク商品である株式で運用せざるおえないのです。 運用成績をあげる早道は、リスク資産に投資する事であると、いうのは彼ら投資のプロの間では常識だからです。 大きな収益をあげるためには、確定利付きの金融商品で運用してはいけないのです。確定利付きの金融商品の受取利子は、リスク資産で運用した利回りから運用担当者の報酬や手数料を引いた後に支払われるのですから、大した成果は望めないのはあたりまえと言えば、当たり前の話なのです。 このところの資産デフレによって、リスク資産の悪い面ばかりが目立っているようですが、リスク資産で運用しないと年金さえやっていけないのが、現実なのです。 「ビル・ゲイツ」が世界一の金持ちになったのは、マイクロソフトという会社を興したからではなく、創始者として安い値段でマイクロソフトの株を大量に保有することができたからなのです。彼が仮に優秀なサラリーマン社長だったとしたら、世界一の金持ちにはなれなかったでしょう。「ジャック・ウエルチ」がどんなにがめつく給料を取ったとしても、所詮優良企業の創業社長にはかなわないのです。 逆に言えば、値上がる株に投資することさえできれば、その会社の社長になる必要もないのです。 むしろ、現在のように、経済のスピードが速く、一つのビジネス・モデルの寿命が短い世の中では、オーナー社長になるよりも個人投資家として株を保有する方がリスクが少なく、株価の値上がりの恩恵だけを授かるチャンスが多いと思います。 「ユニクロ」を展開する「ファースト・リテイリング」を例にとると、ユニクロはカジュアル衣料を「デザインは日本で、製造は人件費の安い中国で生産する」というビジネス・モデルを確立して人気になりました。 ユニクロのビジネス・モデルが好調に働き出すと、多店舗化して利益はスケール・メリットを得て益々粗利が良くなり、株価も高騰しました。 しかし、他の衣料メーカーがユニクロのビジネス・モデルを真似して安く中国で衣料品を作り始めると、ユニクロの価格的優位性は失われ、また大量に売れたことによる飽きもあってファースト・リテイリングの売上は減少し、多店舗化したことによる経費増から最高益を記録した2001年度から2002年度の経常利益は半分近い落ち込みとなりました。 ビジネスモデルがうまくいっている時には、多店舗化によるスケール・メリットが利益を押し上げますが、一旦ビジネスモデルが変調をきたすと、撤退は容易ではないのです。 店舗や人員の整理といった作業は、費用だけではなく、時間も掛かる作業です。 ところがファーストリテイリングの株を持っているだけでしたら、流通市場もあり、撤退は容易です。今日ファースト・リテイリングを売ったお金で、別の新しいビジネスモデルの会社に投資することも十分可能なのです。 世界には行き場を失ったお金が大量に債券市場に滞留し、次の投資チャンスを狙っています。経済のグローバル化が進む中、益々一極集中の傾向は強くなり、バブルの発生しやすい経済環境にあると思います。 20世紀の前半は「モノ社会」いわゆるモノを作って利益を得る社会でしたが、金融市場が発達した20世紀後半は、「カネ社会」お金でお金を稼ぐ社会の規模の方が「モノ社会」を上回ったのです。チャンスはいくらでも転がっています。ですからそのチャンスを見落とさないような努力をしていただくよう心がけていただきたいと思います。 21世紀「個人投資家」というのが、最強のビジネス・モデルではないか、と私は考えています。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ さて、どうお感じになったでしょうか? 今回のサブプラの件では、投資銀行が無くなり、商業銀行に変わるので、 しかし、よぉ~く考えて下さい。 アナタが便利なクルマを環境破壊に繋がるからクルマを手放しますか? 有り得ないですよねぇ~・・・・・ 人間は、一度得た便利なモノは絶対に手放しません。 ましてや大儲け出来るんですよ!!アナタなら大儲け出来るシステムを 現在でも程度の悪いヘッジ・ファンドはドンドン潰れていってますが、 例えば今回、業界の人も含め日本人のほとんどの人は知らない事ですが、 欧米の不動産価格を吊り上げ続けて来た、カナダの不動産ファンド王 ロンドン市場でメタル価格を操作し、ヘッジ取引きで貴金属価格を吊り上げて来た ヘッジファンド・投資銀行が倒産しても何らかわりはないんです。 なので、今の状態というのは、単にヘッジ・ファンドや投資銀行、保険会社等の しかも、よく考えれば簡単な事ですが、コレほど割安になってきた優良株を 現在の日本の優良会社の時価総額を観てご覧。 今スグの話ではありませんが、近い将来、必ず『底』を付けにくるでしょう。 これからも頑張りましょうね! PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |