ユーロが対ドルで一段安、ドイツがリセッション入り　一時1.23ドル台
 Bloomberg NEWS　2008/11/13 17:05 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ayWrgpI3FC7Q

　日本時間夕方の外国為替市場ではユーロが対ドルで一段安となっている。ドイツの2008年７－９月（第３四半期）の実質ＧＤＰ(国内総生産)が２四半期連続でマイナスとなり、リセッション（景気後退）入りが確認されたことがユーロの重しとなっている。

　　ユーロ・ドル相場は１ユーロ＝1.2400ドルを割り込み、一時1.2389ドルまでユーロ安が進行。1.23ドル台をつけるのは10月28日以来となる。ユーロは対円でも１ユーロ＝120円ちょうど付近から118円台後半まで下落。ただ、日本時間早朝に付けた同28日以来の安値の117円65銭は１円程度上回っている。

　　ドイツ連邦統計庁が13日発表した08年７－９月の実質ＧＤＰ速報値（季節調整済み）は前期比0.5％減となった。４－６月同0.4％減（改定値）。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト40人を対象に実施した調査の予想中央値では、７－９月は同0.2％減が見込まれていた。ドイツ経済が前回、２四半期連続で同等のマイナス成長を記録したのは1996年だった。
記事：東京 小宮 弘子 Hiroko Komiya

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