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2008 11,09 08:00 |
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フリーマネー時代の到来間近か-日米欧、一斉にゼロ金利政策を採用も 無利息で融資が受けられるフリーマネー時代がすぐそこまで 世界の主要中央銀行が前例のないペースで政策金利を引き下げ、借り入れコストは現在、1980年代の初頭以来で初めてインフレ率を下回っている。しかも、各中銀は一段の利下げを示唆している。 6日のイングランド銀行と欧州中央銀行(ECB)による利下げは、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行によるゼロ金利寸前までの引き下げに続くもので、リセッション(景気後退)の瀬戸際に立たされている経済と収縮しきった短期金融市場に生気を与えようとする一種のショック療法だ。ただ、融資するはずの金融機関が資金を抱え込んでおり、企業も消費者も多大な関心を示しているのは投資や消費よりも節約。中銀は苦しい戦いを強いられそうだ。 アビバ・インベスターズのエコノミスト、スチュワート・ロバートソン氏(ロンドン在勤)は、「ゼロ金利に向けたレースだ。一段の利下げを阻む障害はない」と語る。 イングランド銀は政策金利を3%と、1955年以来の低水準に引き下げた。 1.5ポイントの利下げ幅は16年で最大。ECBは1カ月で2回目の0.5ポイント利下げで政策金利を3.25ポイントとしたが、トリシェ総裁は一段の引き下げの可能性を否定しなかった。 欧州ではチェコとスイス、デンマークの中銀も6日に一斉利下げに踏み切った。先週には、米連邦準備制度理事会(FRB)開催のFOMCがフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1%に引き下げて半世紀ぶり低水準としており、日銀も約7年ぶりの利下げで無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.3%前後に設定した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
中央銀行の難問 金融政策が緩和される理由は、1年3カ月に及ぶ信用危機が2カ月前には想像できなかったような強い衝撃を景気とインフレ情勢に与えているためだ。国際通貨基金(IMF)は6日、日米欧の成長率が来年そろってマイナスになるとし、 2009年の世界経済成長率の見通しを2.2%と、1カ月前に予想した3%から下方修正した。 中銀にとっての難問は、金融システムに対する過去最大の資金供給策などの支援措置に加えた利下げが強い効果を示さない可能性があることだ。その理由の一つが依然として脆弱(ぜいじゃく)な信用市場。6日の3カ月物ドル建てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は2.39%と、10月10日の4.82%から低下したものの、FF金利の誘導目標を依然139ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回っており、現在の信用危機が07年8月に始まる前の5年間の平均水準(22bp)に戻るには程遠い。 金融機関による貸し渋りが続くなか、企業や消費者も委縮している。ネットワーク機器最大手、米シスコシステムズは金融危機を理由に5年ぶりの減収を予想。欧州では製鉄最大手のアルセロール・ミタルが今週、一段の減産を発表。自動車産業も消費減退の打撃を受けており、トヨタ自動車は6日、今期(09年3月期)の営業利益見通しを1兆円下方修正している。 事態を一段と複雑にしているのは、利下げしても一部の金融機関が金利引き下げに動かない可能性だ。6日夜の時点で、住宅ローンを手掛ける英HSBCホールディングスやバークレイズ、HBOSはイングランド銀の利下げを受けて変動金利を引き下げるかどうかを決定しなかった。
慎重姿勢の金融機関と委縮する企業・消費者の組み合わせで、中銀はインフレ率を実質下回る水準への政策金利引き下げを余儀なくされている。JPモルガン・チェースによれば、先進国のインフレ調整後金利は10月に80年代の初頭以来で初めてゼロ%を下回り、現在も下がり続けている。 実質マイナス金利で節約よりも消費を促し、投資家や金融機関には長期融資のリスクを取って高い利回りを求めさせるのが中銀の狙いだ。サラシン銀行のヤン・アムリット・ポーザー氏は「この先もインフレ率を下回る実質金利が必要なことは明らかだ。中銀は先を争って利下げしている」と語る。 ただ、先進国が一斉にゼロ金利政策を採用することを語るには「あまりに時期尚早だ」と、ゴールドマン・サックス・グループの世界経済調査責任者、ジム・オニール氏はインフレ期待を挙げながら指摘する。同氏は「議論をインフレからデフレに足早に変更することには慎重になるべきだ」と説明する。 急速な利下げは日本と同じ運命をたどりたくないためだ。日本経済が1990 年の資産バブル破裂後に10年間も停滞したのは、日銀の「当初の対応があまりに鈍くて遅かった」ことが一因だと、ドイツ銀行は6日のリポートで指摘している。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・って事で、こんなのがありましたので、ご紹介。 第201話 「フリーマネー時代の到来」 11月7日付けのブルームバーグ・ニュースは、無利息で融資が受けられるフリーマネー時代がすぐそこまで来ているかもしれない、という論説を掲載しています。世界の主要中央銀行が前例のないペースで政策金利を引き下げ、借り入れコストは現在、1980年代の初頭以来で初めてインフレ率を下回っており、しかも、各中銀は一段の利下げを示唆しています。まさしく、この状態は、日本の金融危機の最終局面に近づいています。しかし、日本では、最後に、更にリフレにするために、量的緩和をしました。欧米でここまで進むとは現時点では思いませんが、いずれは量的緩和に進むと思われます。本日発表された米国失業率は予想以上に悪化していましたし、デフレ圧力は益々増加するでしょう。原油高など、うたかたの夢であり、来年100ドルという意見もありますが、個人的には、全くありえない予想と考えます。日本でもよく、”ゆで蛙”とい言葉が金融危機の時に聞かれました。本当に耐えられない状態になるまで、蛙は熱さに気付かないという意味です。欧米も本当の危機の恐ろしさをこれから知ることになると思います。そして、未曾有のデフレが襲うわけです。世界的に金利がなくなる、そんな時代において、頼れるものは何なのか、今から考えておかなければいけないでしょう。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ ・・・って事で、金利がなくなる、そんな時代って・・・・・ なので「無利息で融資が受けられるフリーマネー時代」が来るかどうかは ・・・で、元々、投資ブームはなぜ起こったのですか??? 0金利で、銀行に預けていても、1000万円の枠でしか保証をしない為、 エッ!!・・・これから世界的にそうなるって事ですかぁ~・・・ でも人間って、同じ事を繰り返すんですよねぇ~・・・・・ ・・・って事は、前にワタシが入手した情報で、
自国通貨が騰がって株が下がった国はありません。 PR |
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