2024 11,25 03:46 |
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2008 11,02 08:00 |
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烏丸経済新聞 京都清宗根付館(京都市中京区壬生賀陽御所町、TEL 075-802-7000)で11月1日から、秋の一般公開が始まった。 同館は、昨年11月に「日本で初めての『根付』専門美術館」としてオープンし、今秋で1周年を迎える。春・秋にそれぞれ1カ月、夏・冬にそれぞれ2週間の一般公開を行っており、今回で5回目の一般公開となる。 同展では、国内外で活動する埼玉県在住の若手根付作家・落合尚(しょう)さん、落合雅(みやび)さん兄弟の作品を中心に展示を行う。2人は主に象牙彫刻を専門とし、植物や昆虫などをモチーフに扱う。2006年に製作された落合尚さんの作品「景流(けいりゅう)」(高さ=2.0センチ・横幅=8.5センチ・奥行き=3.2センチ)、2007年に製作された落合雅さんの作品「たばこ盆」(高さ=2.5センチ・横幅=4.0センチ・奥行き=2.5センチ)のほか、古典根付・現代根付あわせて約800点を展示している。 今年7月の「夏の一般公開」時には、メーンの展示室に象牙などの素材を用いた古典根付を展示していたが、同展では対照的に色彩豊かな落合兄弟の現代根付が並ぶ。1階・2階の各展示室には、素材や作家などのテーマごとに展示を行い、細かな細工が施された作品をひとつひとつじっくり鑑賞できるよう配慮している。 開館時間は10時~16時(入館は15時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、中学生・高校生=600円。秋の一般公開は今月30日まで。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ 根付(ねつけ、ねづけ)とは、江戸時代に煙草入れ、矢立て、印籠などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具。 ポケットの無い男性用の着物で袋や印籠等を持ち歩く場合に、その紐のもう一方の端に取付け、紐を帯に挟む事によって引っ掛って落ちないようにする目的で用いられた。 江戸時代から近代にかけての古根付と、昭和、平成の現代根付に大別される。高円宮憲仁親王が、収集家として名高かったことでも知られる。 製作国の日本以上に、日本国外では骨董的収集品として高く評価されている。 PR |
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