2024 11,23 04:26 |
|
2008 10,26 23:00 |
|
10/27 今週の決算発表予定銘柄コメント 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
[執筆者紹介] 今週は10月27~31日の決算発表銘柄を見ていきます。 まず、10月27日にキヤノンの2008年12月期第3四半期(3Q)の決算発表があります。欧米景気の後退懸念、ユーロの大幅な円高が業績にどのように影響するかがポイントです。輸出優良企業の代表銘柄の一つですから注目度は高いです。そして商船三井の09年3月期2Q決算発表もあります。海運景気は世界の景気をダイレクトに反映します。円高も懸念材料です。 28日はパナソニック、本田技研、野村ホールディングスがあります(いずれも09年3月期2Q決算発表(以下記載の銘柄同様))。パナソニックは業績順調が既に伝えられていますが、3Q以降の会社側の見方が注目されます。本田技研は欧米景気、新興国景気、為替動向の影響が注目点です。自動車では31日に日産自動車もあります。野村ホールディングスはアジアと欧州で破綻したリーマン・ブラザーズの従業員を受け入れました。今後の展開が注目されます。 29日は新日本製鉄、コマツ、ソニーです。新日鉄は減益幅が当初見通しよりも縮小するという報道がなされています。鋼材の値上げと鉄くず価格の市況下落が寄与する見込みです。コマツは、新興国での建機需要の動向が注目されます。ソニーは為替の影響、欧米でのテレビの売れ行き、ゲームの動向など見所が沢山あります。 30日は、住友金属工業、任天堂、三井不動産があります。住金は新日鉄同様、減益幅が予想に対してどうなるのかがポイントです。任天堂は欧米の金融危機がゲーム需要に影響しているのかどうか、為替の前提を会社側がどう変えるのかが注目点です。為替前提を実勢に合わせるだけで、他の輸出企業と同じく通期の会社予想業績がかなり下方修正される可能性があります。また、三井不動産は不動産不況の中で今後の展開をどう考えるかがポイントです。 31日は日産自動車、丸紅、三菱商事、NTTドコモです。丸紅、三菱商事は資源関連事業の動きが注目されます。原油価格低下の影響が懸念されます。NTTドコモは携帯電話販売台数が減少しているため販売手数料が減っており、1Qに続き2Qも増益が予想されます。通期予想を会社側がどう考えるのかがポイントです。 27日の週は相当数の主要企業の決算発表があります。日本企業の業績のトレンドがかなり把握できると思いますので目が離せない週になりそうです。 ※上記コメントは、10月23日(木)作成時点におけるもので将来の市場環境等の変動等を保証するものではありません。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |