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swissinfo.ch 2008/10/10 - 9:10 リビアの国営通信ヤナ社によると、リビア政府はスイスの銀行に預けてある預金をすべて解約することにした。 カダフィ大佐の息子を逮捕 スイスとリビアの関係は、数カ月前から緊張している。その原因は、リビアの最高指導者ムアンマル・カダフィ大佐の息子ハニバル・カダフィ氏とその妻が、7月半ばにジュネーブで身柄を一時拘束されたことにある。リビアはこのとき、すでにスイスへの石油供給を停止すると公言し、圧力をかけ始めていた。 逮捕の理由は、ハニバル・カダフィ氏とその妻が、使用人2人から傷害、強制、恐喝で告発されたためだ。ジュネーブでの訴訟手続きは9月初旬に中止となったが、事件後7月末にリビアで逮捕された2人のスイス人はまだ釈放されていない。 石油供給停止の影響を受けるのは、ヴァレー/ヴァリス州コロンベイ ( Collombey ) にあるタモイル精油所とスイス全国に320店舗あるタモイル・ガソリンスタンドだ。精油所はリビアの所有で、年間220万トンの石油を供給している。これはスイスの石油需要量全体の5分の1に当たる。 石油危機の心配はなし PR |
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