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2008 09,18 08:32 |
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Bloomberg NEWS 2008/09/18 07:15 JST 17日の米株式市場で証券大手のモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループの株価が急落。いずれも株式公開以降で最大の値下がり率となった。米政府が保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)への緊急融資を決定したものの、信用危機の緩和には至らなかった。また、ゴールドマンとモルガン・スタンレーの社債保証コストは過去最高に跳ね上がった。 ゴールドマンの株価は一時、前日比26%安、モルガン・スタンレーの株価は44%急落。金融株価指数は4年ぶり安値に下げた。 スミス・アセット・マネジメントのウィリアム・スミス氏は「空売りを仕掛ける者は両社を標的にしている」と指摘。「モルガン・スタンレーは最終的に身売りへ向け取引することになろう。生き残りが掛かっている」と付け加えた。 メンドン・キャピタル・アドバイザーズの運用担当者、アントン・シュッツ氏は英銀HSBCホールディングスや米銀大手のウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェースがモルガン・スタンレーを買収する可能性があるとみている。 HSBCの計画に詳しい関係者は17日、同社はモルガンと交渉していないし、興味もないと述べた。HSBCの広報担当者ドナル・マッカーシー氏はコメントを避けた。 ウェルズ・ファーゴの広報担当者ジュリア・チュニス・バーナード氏、JPモルガンの広報担当、ジョゼフ・エバンジェリスティ氏ともコメントを避けた。 両社の幹部は前日、銀行との合併の必要性を否定している。米証券大手メリルリンチは今週、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)への身売りを急きょ決めた。一方、証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは実質的な破たんに追い込まれた。 モルガン・スタンレーの株価は前日比6.95ドル(24.2%)安の 21.75ドル、ゴールドマンの株価は18.51ドル(13.9%)下げ114.50ドルで取引を終えた。 【関連記事】 米大手投資銀行モルガン・スタンレーは米銀大手ワコビアと合併交渉を行っている。米ニューヨーク・タイムズ紙が関係筋の話として伝えた。交渉は予備的段階で、まとまらない可能性もあるという。 同紙によれば、ワコビア以外の銀行もモルガン・スタンレーに関心を示している。 PR |
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