4/17午後の『株価材料』

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△メック<4971>が後場買われる、年間配当を14円に上方修正
メックが後場買われている。同社は１７日午後、２００７年３月期の年間配当予想を従来予想の１０円（前期実績は９円５０銭）から１４円に引き上げると発表した。株主還元の拡充を好感した買いが入った。

△いすゞ<7202>、インド合弁についてヒーロー・グループと交渉＝地元紙
１７日付のエコノミック・タイムズ紙によれば、いすゞ自動車<7202>はインドのヒーロー・グループと、インド国内での合弁事業について交渉を行っている。業界関係者の話として報じた。いすゞは現在、インドの自動車メーカー数社にエンジンを供給しているほか、同国内でのいすゞ車組み立てで商用車メーカーのスワラジ・マツダと技術提携している。スワラジ・マツダには住友商事<8053>が４１％出資している。ヒーロー・グループは、ホンダ<7267>との合弁でインド最大の二輪車メーカー、ヒーロー・ホンダ・モーターズを展開しているが、同時に自転車メーカーとしても世界的大手。同社の支配権を握るムンジャル家は、成長が著しいインドの自動車市場への参入を検討していることを明らかにしていた。インドの乗用車販売台数は２０１０年までにほぼ倍増し、年２００万台に達すると見込まれている。

□寺島薬局<7586>：連結、07年2月当期赤字転落8.04億円、08年2月予想3.20億円の黒字

■東芝<6502>が軟調、達成感から利益確定売り
東芝が軟調。前場、２０００年１０月以来６年半ぶりに９００円台を回復し年初来高値を更新したが、達成感からの利益確定売りで前日比マイナスに転じている。円安進行が一服したほか、物色動向もハイテク株から素材株に移っており、売りが優勢になっている。
（ロイター）

△Ｊ－ＲＥＰ<8992> ストップ高。
業績の上振れが好感されているようだ。07年3月期の業績予想を上方修正しており、経常利益については従来予想の17.19億円に対して24.03億円となる見通し。07年3月期の上方修正は、昨年10月下旬に次いで期中2度目となる。

△東光<6801>---需給妙味を手掛かりにする声も
売り買い交錯。米ベル社の売却を受け失望売りから急落していたが、本日は底堅い値動きに。連日1000万株を超える出来高で、信用買い残高は相当整理されたとの見方があるなど、取り組み妙味を手掛かりにする声も聞かれる。

△アルゼ<6425> 買い先行。
メリルではカジノに関するレポートをリリースしている。カジノ法案は7月の参院選後に具体化、08年の通常国会に提出される可能性が高いと。パチンコ・パチスロの株価はかなり悪材料を織り込んだ水準にあるため、カジノが解禁されれば、株価は反発すると。

△ベネッセ<9783>---大幅続伸、大証では上昇率2位に
大幅続伸。3月6日安値を割り込まずに切り返し、ダブルボトムの形成期待が高まる格好に。特に新規の材料は観測されていないものの、先週末には野村が、有料老人ホームなどの高齢者住宅市場に注目とするレポートを発表しており、そのなかで注目銘柄として取り上げられてはいた。

△日本セラ<6929>---大証で上昇率トップ、メリルが新規「買い」
大証で上昇率トップ。メリルが投資判断を「買い」、目標株価2200円で新規カバレッジしていることが買い材料につながる。自動車安全関連売上の成長期待に加え、ネットキャッシュやＰＢＲ水準から見て株価は割安と判断している模様。

▼カシオ<6952>---前日の上昇分は帳消しに
前日の上昇分は帳消しに。ゴールドマン・サックスでは「買い」から「中立」に引き下げている。デバイス事業の不透明感が残る中で、短期業績はコンセンサス予想の範囲内にとどまると予想。

■日産自<7201>---続落も1200円処では底堅く
6営業日続落も1200円処では底堅く。先日のモルガンに続き、みずほ証券によるセクター判断の格下げなどが嫌気されている。また、中期販売目標の先送り報道も嫌気。なお、メリルリンチでは、米国の流通在庫の改善、欧州戦略モデルの好スタートなどに注目し、「買い」の判断。目標株価は1600円。

△パル<2726>---大幅続伸で連日の年初来高値更新
大幅続伸で連日の年初来高値更新。野村証券ではレーティング「2」を継続している。07/2期は減益を余儀なくされたが、08/2期から利益体質の強化で、成長軌道に復帰するとの見方に変更はないと。

△日立ソフト<9694>---ＭＳでは一段の株価上昇はむしろ売りのタイミング
上方修正を好感し年初来高値更新。なお、モルガン・スタンレーでは、上方修正はほぼ織り込み済みとし、一段の株価上昇はむしろ売りのタイミングと考えているようだ。

△ソニー<6758>---年初来高値レベルでの膠着
年初来高値レベルでの膠着。プラス推移ながら上値の鈍さも意識されている。なお、クレディ・スイスでは映画事業の収益性はより安定化し、中期的な成長を十分に狙えると。「OUTPERFORM」、目標株価7500円を継続している。

□三菱マ<5711>---続伸も上値抵抗線レベルで抑えられる
続伸も上値抵抗線レベルで抑えられる。ＵＢＳでは会社側の業績修正、中計の内容を反映し、業績予想を上方修正している。目標株価は570円から660円に引き上げたようだ。投資判断は「Buy2」を継続。
（フィスコ）

△空港ビル<9706>は羽田上海間シャトル便への期待から連日高値更新
日本空港ビルデングは、２６円高の１９７７円と３日続伸し連日の年初来高値更新となっている。前週１１日の日中首脳会談において、羽田・上海空港間の国際シャトル便運航が正式合意される場合、恩恵を受けるとの期待から買われている。羽田空港で４本目の滑走路工事が始まり、今月上旬に地盤改良関連銘柄が人気付くなど物色に広がりが見られている。今２００８年３月期予想ＰＥＲは４０倍台と割安感に乏しいが、チャート的には２５００円処までフシはなく、信用取組倍率０．０７倍の極端な売り長の好需給が株価を押し上げ上値追いの動きが続こう。
（東洋経済新報社）

△セシール<9937>が３日ぶりに反発、自律反発狙いの買戻しが入る
セシールが一時、前日比40円（7.03％）高の609円まで上昇して、３日ぶりに反発。同銘柄は３月30日に719円の年初来最高値を更新して以降は、調整局面に入り。今日の寄り付き直後には一時、557円まで下落し、この間の下落率は20％超にも達したことを受けて、短期的な調整の一巡感などから自律反発狙いの買戻しが入る展開となったようだ。

△シコー技研<6667>が大幅続伸、携帯電話用小型モーターの生産能力を倍増
東証マザーズ上場の小型モーター専業のシコー技研が一時、前日比2万5000円（6.78％）高の39万4000円まで上昇して大幅続伸。17日付けの日経新聞朝刊が「小型精密モーター製造のシコー技研は５億円を投じ、中国でカメラ付き携帯電話に搭載する自動焦点（ＡＦ）用リニアモーターや振動モーターの生産能力を倍増させる」と報じたことが手掛かりとなったものと見られている。上海にある中国子会社、思考電機公司の生産能力を増強することによって８月の量産を目指すとしている。

△パーク２４<4666>が高い、３月の月次売上高速報は前年同月比18.1％増
パーク２４が一時、前日比18円（1.13％）高の1606円まで上昇して２日続伸。前日16日に発表された３月の月次売上高速報で、同月の売上高は前年同月比18.1％増の62億1100万円となったことが好材料視されている。同社では「3月については、TPSの開発が好調に推移し、24物件、5723台の純増となりました。またこれにより、TPSの運営台数が10万台を突破いたしました」と説明している。
（テクノバーン）

△平田機工<6258>が５日ぶり反発、ＩＩＪ・ＴＣＣとの３社資本・業務提携を好感
平田機工が５日ぶりに反発、一時８０円高の１９８０円まで買われている。同社とインターネットイニシアティブ（ＩＩＪ）<3774>は１６日、平田機工の孫会社タイヘイコンピュータ（ＴＣＣ）が推進するポイント管理システム事業において、資本・業務提携で合意したと発表した。同事業の拡大に向けた設備増強、ソフトウエア開発および技術力の強化を行い、事業発展を目指す。平田機工は子会社の太平興産が所有するＴＣＣの全株式を取得。ＴＣＣの第三者割当増資により、出資比率は平田機工が５５％となりＴＣＣは孫会社から子会社となる。残りの４５％はＩＩＪが出資する。平田機工、ＩＩＪともに今３月期業績予想に与える影響は軽微としている。

△情報企画<3712>が急反発、今期の配当予想を上方修正、計画比倍増に
情報企画が急反発、一時２万６０００円高の２９万４０００円まで買われている。同社は１６日、今０７年９月期の３月中間期および期末配当の上方修正を発表した。中間・期末とも２０００円を予定していた配当を、それぞれ４０００円に増配し、年間８０００円（前期４０００円）を実施する方針とした。利益還元を優先課題とし、配当性向の目標を２０％から４０％に引き上げる。株価はきょう２８万３０００円どころの２５日移動平均線を抜けてきたことで、一段高の可能性が出てきた。

▼マツダ<7261>が軟調、みずほ証はレーティング引き下げ、市場からは「下げトレンドは鮮明」との声
マツダが軟調。１０円安の６２６円まで売られ、３月１９日の直近安値６２０円に接近している。みずほ証券が１６日付で同社のレーティングを「１」から「２」、目標株価を１１００円から７３０円に引き下げたことを嫌気している。また、信用買い残が６日時点で２３３９万５０００株（売り残１０７万８０００株で信用倍率２１．７０倍）と依然高水準で推移していることも重荷になっているようだ。市場からは「下げトレンドは鮮明。３月に発表した新中計の生産増強投資の負担増と２月の生産の落ち込みが嫌気されている。なにより信用取引の需給がひど過ぎる。まもなく買い方の投げが始まるのではないか」（準大手証券アナリスト）との声が出ている。
（株式新聞ダイジェスト）

△ハドソン<4822>、「ニンテンドーＤＳ　Ｌｉｔｅ」を同梱した「桃鉄」シリーズ最新作を発売

△ニフティ<3828>、みんなでつくる地図サービス「＠ｎｉｆｔｙ　地図・地域ガイド」を提供

△日産自<7201>、交通事故低減のため携帯を使ったＩＴＳシステムの開発・実験を開始

△ブラザー<6448>、多様な生産方式へ対応できるＣＮＣタッピングセンター「ＴＣ－３２ＢＮ　ＱＴ」を発売

△サークルＫサンクス<3337>、一般公募のアイデアをもとに商品化した「食物せんいが美味しいお弁当」を期間限定で発売

△ファンコミュニケーションズ<2461>、成果報酬型のＥＣ事業支援サービスに参入

△エーザイ<4523>、米バイオベンチャーのモルフォテック社を買収

△ニコン<7731>、大型ＡＣサーボモータ向けの多回転アブソリュートエンコーダを発売

△日立電線<5812>、銅条の製造設備を増強

△ＱＬｉｆｅとサイボウズ<4776>・ドットネット、ビジネスポータル「ｃｙｂｏｚｕ．ｎｅｔ」で病院検索サービスを提供開始

△エレコム<6750>、オリジナル団扇や扇子を作れるインクジェットプリンター用手作りキットを発売

△大日印<7912>子会社、カラーネガフィルム「ＣＥＮＴＵＲＩＡ　ＦＩＬＭ」シリーズを発売

△三陽商会<8011>、２０～３０代男女向けカジュアルウエアブランド「ジェネラ」を今秋から販売

△ワコール<3591>、バストシルエットをチェンジできる夏のブラジャー「よくばりブラ」を発売

△ＩＳＳ<4297>、Ｐｒｏｖｅｎｔｉａデスクトップ・プロテクションの最新版「Ｐｒｏｖｅｎｔｉａ　Ｄｅｓｋｔｏｐ　９．０」を発売

△エヌ・シー・ジャパンとソフマップ<2690>、リネージュＩＩのプロモーション活動で提携

△三菱電機<6503>、６月から一部モーター製品の価格を値上げ

△三菱重工<7011>、インドに火力発電所向け超臨界圧ボイラーの製造・販売会社を設立

△ＮＥＣ<6701>、日本版ＳＯＸ法への対応強力した内部統制構築・運用支援ソフトを出荷開始

△インプレス<9479>Ｒ＆Ｄ、「Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａ」など企業の導入状況・意向調査結果を発表
（日経プレスリリース）

△ホギメディカル<3593>が年初来高値に顔合わせ
ホギメディカルが買われ、２月１９日の年初来高値６０００円に顔合わせとなっている。三菱ＵＦＪが同社株の投資判断を３から２に引き上げたことが手掛かり。

△コニシ<4956>が年初来高値に迫る
コニシが大幅高で２月１６日の年初来高値１２０５円に迫っている。三菱ＵＦＪが同社株の投資判断を新規に１としたことが好感されている。

■日立<6501>は評価不足
日立製作所が小安い。日立グループ全体の企業価値は巨額であり、今後、三角合併の解禁もあって、買収防衛・株高施策が始動する可能性がある。株価３ケタは評価不足であり、下押し場面は中長期で好拾い場になろう。
（株式市場新聞）

▼カシオ計算機<6952>が下げ幅を拡大し２２５採用銘柄の値下がり率上位に
カシオ計算機が、１０５円安の２４７５円と下げ幅を拡大し２２５採用銘柄の値下がり率上位に入っている。外資系証券が投資判断を「買い」→「中立」に格下げしたことを嫌気した売りが膨らんでいる。株価は２月２７日の高値２７４０円をトップに上値の重い動きとなっており、戻りの鈍い展開が続きそうだ。

△新日本製鐵<5401>が確りした動き、新日鉄関連の一角が堅調
新日本製鐵が、２円高の７９４円と３日ぶりに反発している。前日は７８５円を安値として本日は、前場後場７８８円を安値に確りした動きになっている。日経平均株価が前場はプラスになっていたものの、東証一部市場は前場が値上がり数６７５に対して下がり銘柄数が８３３と全体相場が軟調な動きになっていた。後場に入り下げ基調を鮮明にしており、新日本鉄の動きは相場に楔を打ちたいとの表れとも思える。新日鉄関連では、新和海運<9110>が年初来高値を更新、太平工業<1819>がモミ合いから上値追い姿勢を強める動きを見せているだけに、新日鉄の動きから目を離せない状況だ。

▼日産自動車<7201>が６日続落し年初来安値を更新
日産自動車が、２２円安の１２０５円と６日続落し１３日につけた年初来安値１２１６円を更新している。銀行系証券が自動車セクターに対して「強気」→「やや強気」、日産自動車の投資判断を「１」→「３」へ格下げしたことを嫌気した売りが先行している。昨年７月安値１１３３円処で下げ止まるか見極めが必要か。

△シャープ<6753>はＡＱＵＯＳケータイが大ヒット、ワンセグ対応でトップを独占
シャープは、ソフトバンク<9984>モバイル、ＮＴＴドコモ<9437>、ａｕ（ＫＤＤＩ<9433>）と携帯キャリア各社から発売される「ＡＱＵＯＳケータイ」が昨年５月から今年３月までワンセグ対応携帯電話で売り上げトップを独占。また液晶テレビでも三重・亀山工場での第８世代ラインの稼動により業界屈指のコスト競争力を誇り、販売競争が激しくなる中、収益を確保しながら欧州、北米で着実にシェアを向上させている。２００７年３月期は営業利益で前々期比１０％増の１８００億円の計画だが、液晶テレビ、携帯電話の好調で、これを上回りそうな勢い。また今年は大画面テレビが世界規模で本格的な普及期を迎える年とされ、０８年３月期も高成長が期待。
（証券日刊新聞）

△テレビ朝日<9409> 上方修正
テレビ朝日は、2007年3月通期連結予想を発表した。その他事業収入のイベント事業やビデオ・ＤＶＤ事業等が好調に推移し、経費を効率的に運用したことや関係会社株式評価損を損金算入できたことで税金費用の減となり、上方修正となった。売上高2486億円（前予想2480億円）、経常利益146億円（同143億円）、当期純利益104億円（同78億円）。

△トーヨーアサノ<5271> 上方修正
トーヨーアサノは、2007年2月通期連結予想を発表した。売上高143.7億円（前予想143億円）、経常利益4.88億円（同4.4億円）、当期純利益3.27億円（同1.5億円）。

▼日本製罐<5905> 下方修正
日本製罐は、2007年3月通期連結予想を発表した。販売単価の改定が予想したほど浸透せず、下方修正・赤字となった。売上高81.9億円（前予想81.3億円）、経常利益0.22億円（同0.65億円）、当期純利益0.24億円赤字（同0.08億円）。
（証券新報）

■注視銘柄

4971メック
7202いすゞ
8992Ｊ－ＲＥＰ
6929日本セラ
4523エーザイ
7011三菱重工
9409テレビ朝日

8894原弘産
5390宇部マテリアルズ
7873アーク
2138ウェブドゥジャパン
ＳＵＭＣＯ<3436>

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