リフレイミング（reframing）

企業戦略コラム　2008.09.02
http://fuku41.hp.infoseek.co.jp/200902.htm

　リフレイミング（reframing）の意味合いとしては
「ものごとの捉え方の枠組み（frame）を変えること」であり、
ポジティブにものごとを捉え直すことができる。

例えば、「迷って30分もうろうろしちゃったよ。」と、うんざりしている人に
対して、「良い運動になったね。」と言ってあげる。
「ええっ！こんな仕事？」　は　「いい勉強になりそうだね」
「夜の宴会に付き合わなければならない。」　は　「一緒に皆と楽しめるね。」
何事もこんな風にやっていると、精神衛生上非常に良い。

　ここまで読んできて、マーク・トウェインの「トム・ソーヤーの冒険」を
思い出す人もいるかも知れない。その本の中に出てくる素晴らしい
リフレイミングはこうだ。

トムがイタズラの罰として家の周りのペンキ塗りをさせられることに
なってしまう。予定通り、近所の悪ガキが近寄って来てからかい始めると、
トムはいかにも楽しそうにペンキ塗りをする。
最初はからかっていた近所の悪ガキも、あまりにも楽しそうなトムを見ている
うちに、だんだん興味を覚え、トムはまんまと、悪ガキからお金を取って
ペンキ塗りをさせることに成功してしまうのだ。

　最近私の行ったリフレイミングは「インフルエンザで会社に行けない。」は
「気になっている本が読める。」であった。
ちなみに私の今年のキャッチ・フレーズは、「遊ぶがごとく、仕事する」である。

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