悪材料目白押しで安値更新も　下値が堅い銘柄は人気持続か

東洋経済新報社　2008/09/06  06:00
http://www.toyokeizai.net/money/markett2/detail/AC/a886707c5d541d985c626bce878683e3/

　週末金曜日（5日）の日経平均株価は一時1万2163円の安値を付けたが、
半年前にも同じ相場レンジの日があった。3月17日に年初来安値を更新した時の前日14日も金曜日で、安値は1万2167円だったからだ。この偶然の一致によって、前日比454円下落した3月17日の再現が週明け8日に起きるかのような不吉な予感がする。運悪く内外には、悪材料が目白押しだ。8月雇用統計の悪化で米国市場の5日終値に下落の恐れがあり、8日は日本で景気ウォッチャー調査と企業倒産が発表される。為替が足元の円高水準のままだと外需関連株の業績上振れ期待は後退する。

　ところで、景気減速を織り込んだ株安はいつ歯止めがかかるのだろうか。東京市場が半年ぶりの安値圏に達したことで、逆に底値からリバウンドが期待できるとの声が市場関係者の間から出始めている。
　東海東京調査センターの中井裕幸チーフ・ストラテジストは「米金融当局が住宅ローン支援2公社への公的資金投入や、全面カラ売り規制といった政策発動を行うと、9月中旬から10月上旬あたりに底をつける展開はありえる。日本株の上値メドは1万4000円」と話す。

　8日の週は、売りが優勢の弱気相場が展開される公算が大きい。基本的には売り買いは控えめにして、世界の政治や経済情勢をしっかりと見直して相場観を磨くべき時期だろう。しかし、5日に下げ渋ったり、逆行高した銘柄はそれなりの根拠があるので、人気の高さは持続しそうだ。こうした下値が堅い優良株は再度下押したら拾ってよいかもしれない。
（株式ウイークリー編集長　古庄英一）
─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─

･･･って事は、

【ヘラクレス：2337】アセット・マネジャーズHD

なんかの押し目は注目だぁ～ねぇ～

[0回]