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強もちあい、夏枯れ相場続く中で値固めの展開に=来週の東京株式市場 ロイターNEWS 2008年 08月 15日 16:58 JST 来週の東京株式市場は、強もちあいが想定されている。旧盆明けで参加者が多少戻るとみられるものの、手掛かり材料が乏しいために引き続き夏枯れ相場になるという。ただ、悪材料をかなり株価に織り込んだとの見方がある一方、原油安やドル高/円安といった企業業績にとってプラス材料がある現状においては下値をたたきにくく、全体的に値固めする展開になりそうだ。 来週の日経平均株価の予想レンジは、1万2800円─1万3350円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
<手掛かりに乏しく全体的に閑散商状が続く> 旧盆休み中に東証1部の売買代金は今年最低を記録するなど、夏休みを取得する市場関係者が多いという事情も手伝い閑散商状となった。週明けから徐々に参加者が増えるとみる向きもいるが「日米ともに決め手となる材料が見当たらないほか、市場の期待は小さいながら景気対策を見極めたいとの気分も高まる」(みずほインベスターズ証券・投資情報部部長の石川照久氏)との声も出ており「国内海外を問わず参加者が少なく、引き続き相場の方向感が乏しい状況」(東海東京証券・エクイティ部長の倉持宏朗氏)との見方が支配的となっている。 タイムテーブルでは、3月期企業の第1四半期決算発表が終了し、環境面ではエアポケット状態になりそうだ。そうした中、国内では21日の7月貿易統計、海外では19日の米住宅着工件数が注目されるという。これらについては「輸出不振は既にマーケットでは周知の材料である上、米国では統計で悪い数値が出てもすぐに対応策が出るとの見方から売り材料にはならない」(ジーク証券・投資情報室長の水谷秀夫氏)との声が出ていた。
引き続き需給面では、先物市場における売り仕掛けを警戒するムードが強い。実需勢の動きが乏しい上に、信用評価損率の拡大や新興市場の不振から個人の動きも鈍く、薄い板状態となりそうなことから値が振れやすい状況が続きそうだ。 もっとも、下への仕掛けが入ったとしても「円安に振れた為替相場や原油価格の下落によって、企業収益に対する安心感が生じている。材料不足から戻りも鈍いが、全般的に底堅くなりそう」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部情報課次長の西村由美氏)「原油安、景気後退から世界的に金利上昇リスクが後退した現在、売り込むのは難しいのではないか」(ジーク証券の水谷氏)などの声が出ており「市場で底堅いとの意識が生じている日経平均1万3000円前後を固める展開になるのではないか」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)という。 日興コーディアル証券・エクイティ部部長の西広市氏は「日経平均は三角もちあいが煮詰まりつつある状況。現時点では上下いずれに振れるか明言できないが、25日移動平均線が先行きせり上がることが想定できるなど、テクニカル面は改善に向かっている」との見方を示した。
直近の個別物色動向は、ドル高/円安に振れた為替相場から、輸出関連株が復調気配を見せてきたほか、市況上昇を受けた海運株が堅調となる半面、非鉄市況の下落から商社株がさえない動きを余儀なくされるなど、まだら模様となっている。 当面の物色対象として市場では「円安や原油安によってメリットが大きいグループが買われるが、市場のマインドがブルで支配されている状況ではないため、主力どころは買い戻しが中心。資金が向かっても打診買いの域は出ないだろう。そのほか、売り込まれた不動産株など高額の逆日歩が付いた銘柄に資金が集まりそうだ」(SMBCフレンド証券・投資情報室次長の松野利彦氏)といった見方があった。 PR |
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