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2008 06,22 08:00 |
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京都新聞 2008年6月20日 祇園祭の太子山(京都市下京区油小路通高辻上ル)の上に乗る神体・聖徳太子像の足元を飾る舞台裏中釣幕が233年ぶりに新調され、太子山保存会が20日、発表した。 縦約0・4メートル、横約6・6メートル。扇面や鳳凰(ほうおう)、ウメやボタンの花が織り込まれた正方形の枠が並ぶ柄。1775(安永4)年に作られた中釣幕がすり切れたり色あせたため、元の柄を参考に仕上げた。 保存会の説明では、中釣幕は沿道から見えない。かつて太子山が寺町通や松原通を巡行していたとき、家の2階から眺める人が多く、神体の足元も飾るようになったという。中野晴男会長(79)は「どこから見ても美しく見えるように配慮した先輩たちは、すごいものを作っていたものだ」と話した。 神体衣装の直衣(のうし)と指貫(さしぬき)も新調。江戸時代中期に当時の青蓮院門主が揮毫(きごう)したとされる軸も修理された。中釣幕や軸は、14日から16日までの会所飾りで公開される。 PR |
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