本日の上方･下方修正

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▼エース交易<8749>が年初来安値を更新、前期業績推定を下方修正、
一転減益見通し
エース交易が一時４９円安の８５１円まで売られ、４月３日の年初来安値８９６円を
更新した。９日に前０７年３月期連結業績推定の下方修正を発表、
一転減益見通しが嫌気売りにつながった。
経常利益を３５億円から１７億６０００万円（前々期３４億１６００万円）、
純利益を２７億円から１６億８０００万円（同２４億５９００万円）に引き下げ、
減益に陥る。商品市況が調整局面となったほか、営業活動における行為規制の
強化により国内市場の出来高が低迷し、受取手数料が計画を下回る見込み。
また、子会社の業績低迷も響いた。

△東エレク<8035>４Ｑ単独受注高は過去最高～ＤＲＡＭ牽引
東京エレクトロンは１０日、２００７年３月期第４四半期（１－３月）の単独の
受注高（速報値）を発表した。
台湾のＤＲＡＭメーカーの活発な設備投資が牽引役となり、半導体製造装置
の受注高は２１２０億円（第３四半期比１０％増）で、２０００年７－９月期の
１９７３億円を抜いて四半期ベースで過去最高を記録した。
一方、ＦＰＤ製造装置は引き続き低調で４０億円（同２３％減）の受注高
だった。両者を合計した数字の２１６０億円（同９％増）は、
第１四半期（４－６月の）２１５２億円を上回って、こちらも過去最高となった。
これで半導体およびＦＰＤ製造装置合計の連結受注高は、５四半期連続
しての２０００億円超が確実となった。同社の場合、連結の受注高は単独の
数字に５０～１００億円程度上乗せされる傾向といい、２２００億円台にまで
膨らみそう。２月の時点では、同社の佐藤潔社長は、第４四半期の
連結受注高見通しについて「２０００億円前後か、これを超える水準を
計画している」と述べていた。足元のＤＲＡＭ価格の下落を背景に、
一部アナリストからは前工程の半導体製造装置の４－６月の受注高が
大幅に落ち込むとの見方も聞かれるが、東京エレクトロンの広報・ＩＲ担当者
は「具体的な数字はまだ分からないが、引き続き高い水準で推移するの
ではないか。急激に落ち込むイメージはない」とコメントしている。
ＦＰＤ製造装置については、夏以降の回復の見込んでいるようだ。

▼サークルKS<3337>の08年2月期連結、2期連続最終減益＝不採算店の処理断行
2008年2月期の連結業績は、営業総収入が前期比2．1％増の1984億円、営業利益が0．8％増の233億円、経常利益が9．5％減の200億円、最終利益は25．8％減の76億円となる見通し。

▼セイコー<8050> 下方修正
セイコーは、2007年3月通期連結予想を発表した。第4四半期に売却を予定していた有価証券を市況の低迷から見送りした事で、下方修正となった。売上高2080億円、経常利益63億円、当期純利益92億円（前予想140億円）。

■エルピーダ<6665> 前期予想 市場予想下回る
エルピーダは、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高4900億円（市場予想4824億円）、経常利益630億円（同683億円）、当期純利益530億円（同605億円）。

△アルバイトタイムス<2341> 今期黒転復配予想
アルバイトタイムスは、2008年2月通期連結予想を発表した。
売上高122億円（前年122億円）、経常利益5.16億円（同2.53億円赤字）、
当期純利益2.3億円（同1.98億円赤字）、期末・年配当2円（無配）。

▼ネットマークス<3713> 下方修正
ネットマークスは、2007年3月通期連結予想を発表した。子会社の業績不当や、大型案件の減少・成約遅れや検収の遅れ、特損計上などで、下方修正となった。売上高518億円（前予想583億円）、経常利益23.5億円赤字（同2.4億円赤字）、当期純利益42.5億円赤字（同14.6億円赤字）。

▼レナウン<3606> 下方修正
レナウンは、2007年2月通期連結予想の下方修正を発表した。レナウンを中心に販売管理費の削減に努め、加えて、合併に伴う生産機能の一元化等による仕入コストの低減による売上利益率の改善等により、経常利益は増加したが、過去の負債一層から、特損計上で下方修正となった。売上高1762億円（前予想1800億円)、経常利益16億円（同7億円）、当期純利益29億円赤字（同24億円赤字）。

△プロパスト<3236> 上方修正
プロパストは、2007年5月通期連結予想を発表した。
計上予定のプロジェクトが順調に進捗していることに加え、
前回の業績予想修正時点で計上を見込んでいなかった資産活性化事業に
おける複数のプロジェクトが、早期にバリューアップを完了する見込みと
なったことから、上方修正となった。売上高792億円（前予想747億円）、
経常利益84億円（同74億円）、当期純利益46億円（同43億円）。

▼オーベン<4797> 下方修正
オーベンは、2007年3月通期単体予想を発表した。投資事業の利益計上がずれ込んだ事や売上計上がずれ込んだ事や、貸し倒れ引当金繰入額や子会社株式評価損の計上、コンテンツ評価損などの特損計上で下方修正となった。売上高3.1億円（前予想13億円）、経常利益8.3億円赤字（同4.4億円赤字）、当期純利益87億円赤字（同72.1億円赤字）。

△ＭＫキャピタル<2478> 上方修正
エムケーキャピタルマネージメントは、2007年8月単体通期予想を発表した。
１月のアセット・インキュベーション事業売上が寄与し、上方修正となった。
売上高86億円（前予想76億円）、経常利益26億円（同21億円）、
当期純利益15.4億円（同12.8億円）。

△ディーエヌエー<2432> 上方修正
ディーエヌ・エーは、2007年3月通期連結予想を発表した。
グループの主軸サービスが好調に推移した結果、上方修正となった。
売上高142億円（前予想128億円）、経常利益46億円（同37.5億円）、
当期純利益25億円（同21億円）、年期末配当520円（同未定）。

△東宝<9602> 40億円売却益計上
東宝は、投資有価証券の売却により発生した40億3900万円の特別利益を
平成20年2月決算で計上すると発表した。

■ユニー<8270>今期予想増益 市場予想は下回る
ユニーは、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高1兆2320億円（前期1兆2289億円）、経常利益430億円（同449億円）、当期純利益118億円（同93億円）。市場予想は、当期純利益134億円（クイック調査）。

▼クラリオン<6796> 下方修正
クラリオンは、2007年3月通期連結予想を発表した。国内車両販売台数の減少及び販売車種構成の変化による国内ＯＥＭ市場での販売の低迷、国内外市販市場での販売競争の激化及び販売価格の著しい下落等により、下方修正となった。売上高1800億円（前予想1860億円）、経常利益19億円（同40億円）、当期純利益9億円赤字（同13億円）。

▼フィールズ<2767> 下方修正
フィールズは、2007年3月通期連結予想を発表した新規則対応パチスロ遊技機の販売が伸び悩みや、子会社のジャパン･スポーツ･マーケティング株式会社が運営するフィットネスジムのトータル･ワークアウト三田店を耐震上の問題を理由に昨年12月に閉鎖したこと、同ジムの業績全体が不振であったことも影響し、下方修正となった。売上高870億円（前予想1098億円）、経常利益89億円（同141億円）、当期純利益38億円（同74億円）。

▼三協立山<3432> 下方修正
三協立山は、2007年5月通期連結予想を発表した。売上減少が見込まれることやアルミ地金などの高値水準が見込み以上となることが予想されること、ならびにビル部門における競争激化などにより下方修正となった。売上高3600億円（前予想3640億円）、経常利益25億円（同50億円）、当期純利益3億円（同30億円）。

▼ドリコム<3793> 下方修正 赤字に
ドリコムは、2007年3月通期連結予想を発表した。営業体制の移行の遅れや、納品作業の長期化などで、売上が大幅減となり、下方修正となった。売上高8.7億円（前予想15億円）、経常利益1.8億円赤字（同4億円）、当期純利益1.1億円赤字（同2.3億円）。

△ケーヨー<8168>が急騰 市場予想上回る
ケーヨーが急騰している14時半発表の今期連結最終利益予想が、
35億円と市場予想31.33億円（クイック調査）を上回った事が好感された
ようだ。

▼高島屋<8233> 今期減益予想 市場予想下回る
高島屋は、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高1兆600億円（前年同期比1％増）、経常利益410億円（同3.7％増）、当期純利益200億円（同21％減）。市場予想は、当期純利益239億円（クイック調査）。

△マクドナルド<2702>の３月売上、既存店は８．６％増
日本マクドナルドホールディングスが１０日に発表した３月の既存店売上高
は前年同月比８．６％増となった。客単価は０．３％減と１年ぶりのマイナス
だったが、客数が８．８％増と寄与した。全店ベースの売上高は１０．２％増
で、月間売上高としては過去最高を記録した。

△サンワドー<7430> が急騰 増益予想好感
サンワドーは、2007年3月通期連結予想を発表した。
売上高322億円、経常利益5.5億円、当期純利益2.8億円、一株利益53円。
なお、四季報予想では当期純利益4億円であった。

△ピックルス<2925> 上方修正
ピックルスコーポレーションは、2007年2月通期連結予想を発表した。
暖冬による原料野菜価格安定、原材料費の低減、仕入商品粗利率の
改善で、上方修正となった。売上高167億円（前予想174億円）、
経常利益3.55億円（同2.78億円）、当期純利益2.26億円（同1.55億円）。

△サイゼリヤ<7581>が後場急騰、円安効果で２月中間期業績推定値を
上方修正
サイゼリヤが後場急騰、一時５９円高の１５５２円まで買われている。
同社は１０日前場引け後、今０７年８月期の２月中間期業績推定値を
上方修正。連結経常利益で１７億８０００万円から２７億３０００万円、
連結純利益で７億円から１４億３０００万円に増額したことを好感した。
営業外損益で為替が想定より円安に振れたことが寄与したことが要因。
同社の信用倍率は０．３倍台と売り長。目先株価は買い戻しを絡めて
上値指向を強めそうだ。