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2008 05,25 18:00 |
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産経新聞 2008.5.25 おじさま方には理解できないかもしれないファッションがまた流行しそうだ。 暖かくなってブーツの季節に終わりを告げると、華奢なパンプスやサンダルが登場してくるものだが、今年のいちおしは「グラディエーター・サンダル」(なんだ、それ?)。 映画に登場する古代ローマの剣闘士(グラディエーター)が履いていたブーツに似ているのがその名の由来で、革をあばら骨のように編みあげていることから、またの名を「ボーン・サンダル」ともいう。 火付け役となったのは、イタリアブランドの「D&G」。昨年9月に開かれた2008春夏ミラノコレクション。 パッチワーク(つぎはぎ)ドレスなどに、骨のように編まれた革のサンダルを利かせたスタイルを披露。カジュアルながらも洗練されていて刺激的、と話題になった。 ミラノコレの影響を受け、日本のメーカーもこぞって同様のスタイルを打ち出している。 また、世界のファッションリーダーであるトップモデルのケイト・モスら多くの海外セレブが愛用している影響もあって、日本の各ファッション誌が春夏ファッションのコーディネートにも取り入れている。 一見すると、奇天烈(きてれつ)なデザインで、こんなものが流行るの?と思われるかもしれないが、この春夏流行のボヘミアン調ファッションに欠かせないアイテムとなりそうだ。 ・・・って事で、早速下記にて Dolce & Gabbana Full show Spring Summer 2008 記事に興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ところで、「グラディエーター・サンダル」という名称。誰が名付け親なのか定かではないが、なかなか絶妙なネーミングだ。 「グラディエーター」とは、古代ローマの剣闘士のこと。 古くは米映画「ベン・ハー」(1925年、フレッド・ニブロ監督、1959年、ウィリアム・ワイラー監督)、最近では同「グラディエーター」(2000年、リドリー・スコット監督)などの作品に登場する剣闘士たちが履いている靴に、このサンダルが実によく似ているのだ。 欧米のメディアが「グラディエーター・サンダル」と呼んでいるのを、日本のファッション誌などが取り入れたことから、国内でもすでにこの名称が市民権を得ている。 若い女性に人気のブティックやショッピングモールには、「グラディエーター・サンダル入荷!」と、件(くだん)のサンダルが店頭に並んでいる。 全国にショップを展開する婦人靴店「エスペランサ」東京本部の広報担当者、小林真由美さんは「店舗販売だけでも、1週間に約900足売れています。季節柄、これからまだまだ売れます!」と話す。 ヒール付きやウェッジソールのもの、丈がひざまである長いものから、くるぶしまでの短いものまで多種多様のデザイン。 購入客層も中学生くらいからOLまでとけっこう幅広い。 さすが、お洒落に敏感な日本女子。すでにブームは「来ている」。 確かに、このサンダルひとつで、旬の装いに見えるのだから、取り入れない手はない。 夏に向け、ショートパンツやミニスカートに合わせて「グラディエーター・サンダル」を履いた若い女の子たちが目に入るだろうが、世のお父さん方、くれぐれもギョッとしないように。 PR |
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