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世界のデリバティブ市場:596兆ドルに拡大、信用危機で-BIS Bloomberg NEWS 2008/05/22 15:08 JST 国際決済銀行(BIS)によると、世界のデリバティブ(金融派生商品)市場は2007年に、少なくとも過去10年で最大の伸びを示した。世界的な信用危機により、損失に対するヘッジ手段としてデリバティブ取引が拡大した。 BISの22日付のリポートによると、債券や通貨、商品、株式、金利に基づくデリバティブの市場規模は596兆ドルと、前年比で44%増加した。債券や融資に関連する損失から投資家を保護するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の市場規模は2倍以上に拡大し、想定元本ベースで58兆ドルに達した。 リポートの共同執筆者であるBISのアナリスト、馬場直彦氏はインタビューで「信用危機が市場の伸びを下支えした。債券市場が大きな混乱を経験したためヘッジニーズが高まった」との見方を示した。 ・・・って事で、前回3月3日の記事では、
Bloomberg NEWS March 2, 2008 23:35 EST 記者:Hamish Risk 3月3日(ブルームバーグ):国際決済銀行(BIS)が3日発表した四半期報告によると、2007年10-12月(第4四半期)の世界の取引所でのデリバティブ(金融派生商品)取引は想定元本ベースで539兆ドルと、前期比21%減少した。減少率は少なくとも過去14年間で最大。うち金利関連商品の取引は同25%減の405兆ドル。短期金融市場で流動性が低下し、リスクヘッジの必要性が減退したことが背景とされている。 デリバティブ取引は、米サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連証券での損失が膨らみ、銀行が同業者間の資金貸し出しに消極的になるなかで減少した。こうした市場での停滞の影響で、短期金利は7年ぶり高水準に押し上げられ、米英両国などの中央銀行が、短期金融市場の信頼感を回復させるための措置を講じる一因となった。 BISのアナリスト、パトリック・マクガイア、ゲーツ・フォンペーター、馬場直彦の3氏は報告書で「ターム物市場での流動性の低下が、先物やオプションの出来高を抑制する要因になった可能性がある」と指摘している。 株価指数先物・オプションの取引は7%減の75兆ドル。10-12月に米S&P500種総合株価指数は13.1%、ダウ欧州株価指数は16%それぞれ下落していた。 PR |
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