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烏丸経済新聞 2008-05-16 上村紙(京都市中京区蛸薬師通高倉西入)は6月12日、本社隣りに紙の専門店「楽紙舘」本店(TEL 075-221-1070)をオープンする。 同店は、京都文化博物館(中京区三条高倉)1階の文博店に次いで2店舗目。 フロア構成は、 手すき和紙・機械すき和紙・洋紙・外国産手すき紙・紙製品などを幅広く取りそろえる。「源氏物語」をテーマにしたオリジナル商品も展開しており、54帖を網羅した全54種類の一筆せんには「源氏物語」から引用したフレーズが印刷されている。同社・上村芳蔵会長は「楽しみながら手紙を書いてほしい。若い世代や外国の人が日本文化に触れる機会になれば」と話す。 販売のほか3階では、近く発刊予定だという「2000年紀和紙總鑑」の資料展示や、「紙と文化」のビデオ上映など、「紙」と「文化」について知ることのできるスペースも設けた。「紙は文化の伝承と発展の担い手」と同会長。 本店オープンに向けて同会長は「製作者ごとのコーナーを設けた売り場作りなどを行っていきたい。楽紙舘全体の雰囲気を楽しんで、『気が付いたらこんなに時間がたっていた』。そんな風に過ごしていただければ」とも。 営業時間は10時30分~18時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。 楽紙舘 紙の小さな博物館 PR |
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