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2008 05,13 20:00 |
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DIAMOND online 2008年05月13日 週刊ダイヤモンド編集部 仏大手金融グループのクレディ・アグリコルが、りそなホールディングス(HD)の普通株式を買い増す検討に入った模様だ。 クレディ・アグリコルは、すでにりそなHDの普通株を約1%保有しているが、 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
一方のりそなHDにとって、クレディ・アグリコルによる資本参加は、事業の拡大以上に大きな意味を持つ。 りそなHDは03年6月に実質国有化され、公的資金の残高(簿価)は07年9月末時点で約2兆3375億円。なかでも頭の痛い問題の一つが、3352億円の早期健全化法の優先株だ。その一部(1633億円)は来年4月に普通株への転換期日を迎える。 普通株への転換による株式の希薄化を避けるため、りそなHDは転換期日前の買い入れ償却を行ないたい。ところが、サブプライム問題などで株価が低迷しており、日本政府が抱える含み損は1000億円超と見られる。国民負担の回避を掲げる政府から優先株を買い取ることは難しい。 さらに、政府が保有するりそなHD株を大量売却すれば、株価の急落は必至。りそなHDにとって、市場売却される株式を減らす意味でも、安定株主の確保は喫緊の課題だった。 昨夏には第一生命保険がりそなHDの普通株を約5%取得する検討をしたが、実現していない。今回のクレディ・アグリコルによる出資話が、りそなHDにとって吉報であるのは間違いない。 PR |
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