インデックスＨＤ、「学研株の流出」を正式に認める

東京アウトローズＷＥＢ速報版　2008年4月25日 (金) 15:45
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　恐喝未遂事件の舞台になったジャスダック上場「インデックス・ホールディングス（ＨＤ）」は２５日、保有する学研株５００万株が流出していたことを実質上、認めた。同社のプレスリリース（下記PDF資料）によると、学研株の貸株先企業が、「融資を受ける目的で、別の企業に担保として全株を提供」していたという。さらにインデックスは平成１９年１０月２６日、学研株が返還されないことに備えて、７億９５００万円の貸倒引当金まで計上していた。

　ところで、今回の学研株をめぐる一連の契約において、インデックス側の担当責任者はＨ氏（取締役辞任）であったとされる。関係者によると、このＨ氏は連日、捜査当局から事情聴取されている模様である。通常では、貸株を担保に金を借りるなどという契約はあり得ないからだ（もちろん、掛け目が１０割というなら話は別だが・・・）。そのため、貸株契約と、その後の金銭消費貸借契約が、実質上は一体のものとして行われていた可能性が高いのである。さらに、融資された金がどこに流れたのかも気になる点で、こうした事情を詳細に知っているＨ氏は、今回の事件のキーマンの一人と言えよう。

当社保有の株式会社学習研究社株式について　08/4/25 13:12
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/00/2008/3419135/34191350.pdf

当社子会社（株式会社ネットインデックス）の営業外損失並びに特別損失の発生及び平成20年3月期業績予想の修正に関するお知らせ　08/4/25 7:30
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/50/2008/2419001/24190010.pdf

平成20年８月期　中間決算短信　08/4/25 15:30
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/41/2008/341909a/341909a0.pdf

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