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株価の底割れはあるか?黄金週間前後の相場に注目 DIAMOND online 2008年04月23日 昨年からの株価下落過程で、何回か底を確認との声が聞かれた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
今回の下落相場でも注目された法則の一つに「200日移動平均線の20%下方乖離は大底接近のシグナル」がある。実際には最初に200日移動平均線から20%以上下方に乖離したのが1月21日。そこからさらに900円ほど下落してようやく反転した。 過去の「200日移動平均線の20%乖離」後の相場を見てもほぼ同様で、底打ちのシグナルとまではいえない。下がり続ける200日移動平均線からさらに大きくは下がりにくい傾向がある、と考えたほうがよさそうである。 サンプル数を増やし、100日間で20%以上下落した急落相場で、安値からの戻りを比較してみよう。実際に大底を示し、相場の転換点となったのは1992年8月安値と1995年7月安値だった。これらと比較すると、現在は95年型の動きに近いように見える。 しかし、どちらのチャートにも1998年や2003年といった本来の大底が登場しない。このことは貸借倍率でも裏づけられる。1998年、2003年は3市場の貸借倍率が50%を大きく超え、いわゆる空売りが急増した。 100日、200日のチャートを見てもわかるとおり、底かと思えばまた下落する展開が何度も続き、大底に近づいていく。売り方は勢いづいてポジションをふくらませる一方で、底だと見る買い方は「買っては投げ、買っては追証」を繰り返して疲弊する。こうして建玉が減少し、貸借倍率が急上昇していくのである。 今のところ、売り方の勢いはそこまで盛り上がっているわけではない。だが、底を打って反転する力にも欠ける。過去の相場で、上昇、もみ合い、反落の分水嶺は、いったん底をつけた後、3ヵ月を待たずに安値を下回るかどうかだった。決算発表や長期休暇などによって波乱が起きやすいゴールデンウイーク前後の相場は、まさにその分水嶺となりそうである。 PR |
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