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2008 04,20 08:00 |
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烏丸経済新聞 真言宗総本山 東寺(京都市南区九条町)内の食堂(じきどう)で 東寺は、お遍路他、空海の足跡で同寺が原点だったことを周知し社会的な認知を得ることに努めている。同展は、弘法大師の足跡をたどる出発点として東寺を位置づけ、その歴史的意義を伽藍の歴史空間で写真作品を通して表現するもの。中国で空海の足跡を写した作品展としては、国内初の開催だという。 30年以上に渡って弘法大師空海の足跡を忍耐強く追ってきた永坂さんは、宗教と文化をテーマに日本各地やインド、ブータン、スリランカなどアジア各国を取材している写真家。由緒あるフォトアートの殿堂Weston Galleryの数少ない日本人契約作家であり、数多くの作品が多くのコレクターから高い評価を得ている。現在は、大阪芸術大学写真学科の教授も務める。 会場では、食堂の高い天井と荘重な建築様式を生かした展示を行う。縦4メートル×横3メートルという迫力の釈迦如来坐像写真(杭州霊隠寺)や空海の道を追体験するイメージで、床にも写真を配置している。同展では国宝の東寺御影堂の弘法大師像も初公開する。同寺関係者は「本展を通じて、ひとりでも多くの方々に弘法大師の足跡を感じていただければ」と話している。 期間中、トークイベントも開催。出演予定は、4月21日・5月21日=永坂さん、5月5日=仏像ガールさん(本名=廣瀬郁実さん/仏像コラムニスト)、5月6日=後藤繁雄さん(編集者、クリエーティブディレクター、京都造形芸術大学ASP学科教授・学科長)、5月10日=竹内信夫さん(東京大学名誉教授、町石を歩こう会代表)。 開催期間は8時30分~16時30分。入場無料。5月25日まで。 PR |
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