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決算にらみチャイナリスク警戒の動き、津田駒ショックが類似銘柄波及 ブルームバーグNEWS 2008/04/04 14:25 JST 中国経済に対する収益依存度の高い銘柄群の下げが目立つ。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
津田駒工株は前日比33円(13%)安の225円まで急落。前8月期の売上高に占める中国の比率が3割弱を占め、その中国での労務費上昇などから業績予想を減額した千代田インテグレが12%安の1491円となり、ともに東証1部の下落率上位3社のうちに入っている。大証1部の下落率1位は、12%安の3690円と大幅続落している島精機製作所。同社は主力の電子制御横編機を中心に、前9月中間期時点の中国売上高が7割を占める。 津田駒工が下方修正した2008年11月期の連結業績予想は、売上高が前期比 20%減の413億5000万円(従来予想は475億円)、営業利益は同93%減の2億円(同19億円)、純利益は同2億円(同11億円)。東海東京調査センターの大平光行シニアアナリストは、中国での金融引き締め傾向による収益環境の悪化を背景に、今期業績の下方修正は避けられないと見ていたが、「連結営業利益を期初計画から9割も減額するとは想定していなかった」と話した。 中国人民銀行は3月31日、インフレ抑制を主要目標とした引き締め的な金融政策を、08年も継続すると表明した。人民銀は、四半期に1度の金融政策会合後にウェブサイトに掲載した声明で、物価上昇ペースの鈍化が中央銀行の「中心的な任務」だと指摘。経済統制の「ペースと焦点、強さ」は国内および世界の金融市場の展開に左右されるとした。中国の2月のインフレ率は11年ぶり高水準で、人民銀は多様な手段を駆使して銀行融資を制御するほか、為替相場の柔軟性も高めると表明している。また人民銀は、「融資の伸びは依然、相対的にハイペースで、過剰流動性の問題も解決の必要がある。物価には上昇圧力がみられる」との認識も示している。 このほか、中国で工業用ミシンなどを展開するJUKIも一時7%安の358 円まで下落。大手企業の中でも、昨日発表した新3カ年中期経営計画内で、中国について年平均20%の成長を持続し、前3カ年計画と同水準の営業利益率17%を確保するとした資生堂も5.8%安の2540円と、チャート上のいわゆる「窓(前日安値と当日高値の間に形成される空白部分)」を開けて急落した。 資生堂に関しては、新3カ年計画についてアナリストの間から、「数字面では特段新しいものがないのも事実で、すでに株価に織り込まれている。08年度に関して言えば円高、会計基準の変更という外的要因に加え、07年度下期から続いている国内の売り上げ不振という現実があり、会社予想発表に向けて株価は弱含む」(ゴールドマン・サックス証券の田中克典アナリスト、4日付投資家向けメモ)との声も聞かれている。 PR |
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