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FNN HEADLINES 2008/02/24 23:14 京都の金閣寺で、境内の「方丈(ほうじょう)」の特別拝観が始まり、 FNN NEWS 金閣寺「金閣寺方丈特別拝観」「杉戸絵」43秒 取材: 関西テレビ 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
義満はこのように北山殿で和歌、管弦、猿楽などに興じ、北山文化と呼ばれる文化の花を開かせた。また中国との貿易で手に入れた書画、銅器、陶磁器などには、現在国宝、重要文化財に指定されている逸品が多く、北山殿は美術の名品の宝庫となった。
方丈北側の庭園にある枝ぶりが帆掛け舟の形になっている「陸舟(りくしゅう)の松」は、足利義満の手植えとも言われ金閣寺名物のひとつで、京都三松のひとつに数えられている。この松は義満の盆栽から移植され、帆掛け舟の形に仕立てられたもので、その舳先が西の方向を向いているのはこの舟で西方浄土に向かうことを願ったものだと言われている。
金閣は高さ12.5mで第一層は白木、二層、三層が内外ともに黒い漆の上から純金が箔押されており、燦然たる輝きは拝観者の目を見張らせている。一層は平安時代の寝殿造で法水院と呼ばれ、義満像などが安置されている。二層は鎌倉時代の武家造で潮音洞(ちょうおんどう)と呼び、岩屋観音像と四天王像がまつられている。三層は禅宗仏殿風で究竟頂(くつきょうちょう)と呼ばれている。「究竟頂」の扁額は後小松天皇筆によるものとされているが、現在掲げられているものは昭和30年の復元時の写しで、創建当初のものは別に保存されている。
金閣の北側には義満が金閣とともに趣向を凝らした天鏡閣あった。この天鏡閣2階と金閣2階を結ぶ橋が架けられていた珍しい写真が残っている。
若冲の障壁画が承天閣美術館へ移された後の大書院のふすまは真っ白だった。このふすまに若冲の障壁画を複製することや、模写をするなどの手法が検討された。しかし複製にはかなりの費用が必要、模写はとても若冲の筆致を模することはできないとのことで、この複製、模写案はいずれも断念された。
加藤画伯の故郷・岐阜の「淡墨(うすずみ)桜図」をはじめ「大杉図」「日輪」「月輪図」「鵜之図」「臥竜梅図」「千鳥図」「若竹図」など、動植物や大宇宙に永遠の生命を描いた力作が平成5年(1993)に完成した。加藤画伯の年来のテーマであった古木の淡墨桜を目にした人は「思わず息を飲む」と言うほどの大作で、この絵に吹き込まれた「いのち」を感じるそうだ。
鹿苑寺庭園は境内約13万2000平方m(約4万坪)のうち9万2400平方m(約2万8000坪)を占め、国の特別史跡、特別名勝地に指定されている。庭園の中心は金閣を水面に映す鏡湖池(きょうこち)である。池の中には葦原島をはじめ鶴島、亀島など大小の島々、大名が競って寄進した奇岩、名石を配した畠山石、赤松石、丸山八海石などがある。
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