来週のＮＹ原油：下落か、原油在庫の増加と需要減少受け－ＢＮ調査

Bloomberg NEWS　2008/02/15 15:54 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=avgonTsrWEtM&refer=jp_commentary

　来週のニューヨーク原油先物相場は下落する見通しだ。米エネルギー省が今週発表した資料によれば、過去５週間に米原油在庫は増加し、先週の燃料需要は減少した。

ブルームバーグ・ニュースが、アナリストやトレーダーらを対象に実施した調査では、回答者22人中14人（64％）が、来週の原油相場は下落するとの見通しを示した。ほぼ変わらずとしたのは５人（23％）、上昇予想は３人だった。前週の調査では、回答者の78％が下落を予想していた。今週は欧州からの回答はなかった。

エネルギー省は13日、この５週間で米原油在庫は1820万バレル（6.4％）増加したと発表。先週の燃料需要は1.8％減の日量2010万バレルだった。

ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）の原油先物相場３月限は今週これまでに１バレル当たり3.35ドル（3.6％）上げ、95.12ドルとなっている。14日の終値は１月９日以来の高値となる95.46ドル。原油先物相場は１月３日に 100.09ドルと過去最高値を付けて以来、５％下落している。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを問う調査を実施している。今回の調査結果は以下の通り。

                     上昇       下落     ほぼ変わらず（人）
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                      ３         14     　   ５

城塚 愛也 Aiya Shirotsuka

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