2/7 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△病巣発見に威力　富士フイルム<4901>、マンモグラフィＣＡＤを新発売
富士フイルムは６日、女性の胸部Ｘ線診断装置（マンモグラフィー）で撮影した画像をコンピューターで解析し、乳がんの可能性のある病巣を見つけ出す画像診断システム検査支援システム「ＭＶ－ＳＲ６５７」を、同日から発売すると発表した。乳がん患部の特徴を示す微小石灰化や腫瘤（しゅりゅう）などを自動的に検出し、四角で囲んで表示したり矢印で示したりする。クリックすれば、拡大表示もできる。日本人女性約３０００人の症例をもとに開発した。これまでマンモグラフィー画像による病巣の読み取りは医師の目が頼りだった。暗い部屋で微細な石灰化や腫瘤などをすべて見極めるのは難しく、医師に大きな負担がかかっていた。新装置はコンピューターが自動検出するので、見落としがなくせるという。マンモグラフィーＣＡＤの商品化は国内メーカーでは初。価格は２０００万円（税別）で初年度５０台以上の販売を見込む。

■バンナム<7832>、ゲーム施設約６０店閉鎖
バンダイナムコホールディングスは６日、子会社のナムコが国内で運営するアミューズメント施設の約２割にあたる５０～６０店を今期中に閉鎖すると発表した。原油高などでショッピングセンター（ＳＣ）の客数が減り、既存店が低迷したため。閉鎖に伴う約２０億円の特別損失計上などで、平成２０年３月期連結業績の見通しを下方修正。最終利益予想を２６５億円から１６５億円とした。１９年４～１２月期には、アミューズメント施設事業の営業利益が前年同期比５６・８％減の約１０億円と激減。利益率の高い業務用テレビゲームの低迷に加え、既存店売上高は５・３％減だった。ゲームセンターなど約３００店舗のうち７割はＳＣ内に入居するが、「ガソリン価格上昇などで郊外のＳＣへの来店が減った」（広報ＩＲ担当）とし、不採算店舗を閉鎖する。

□ＮＴＴ<9432>労組、賃上げ見送りを決定　春闘
ＮＴＴ労組（森嶋正治委員長、組合員数約１８万人）は６日、今春闘の労使交渉で賃上げ要求を見送ると発表した。１３日に開く中央委員会で正式決定する。
昨年は７年ぶりに賃上げを要求したが、固定通信の低迷やＮＴＴドコモ<9437>の不調に伴う業績悪化を受け、断念した。昨年は２０００円相当の賃上げ要求に平均５００円で妥結したＮＴＴ労使だが、今年は固定通信で光ファイバー回線の加入目標未達が確実視されるほか、業績をリードしてきたドコモが割引策導入などで中間期減益となるなど、経営環境が悪化。このため労組側は、非正規労働者の有給休暇拡充などの待遇改善や、子供を持つ社員の時間外勤務制限といった育児支援拡充などに注力する。ＮＴＴ労組は、東西地域会社、ドコモ、データなどグループ各社の労組で構成。日本郵政グループ労組に次ぐ国内第２位の規模を持つだけに、賃上げ要求見送りは他業界にも影響しそうだ。

△はっきり聞き取れる声や音　ＮＴＴ<9432>主導の広帯域音声符号化方式が国際標準採用
ＮＴＴは６日、従来の電話より広い音声帯域での通話を可能にする広帯域音声符号化方式が、ＩＴＵ－Ｔ（国際電気通信連合の電気通信標準化部門）の国際標準に採用されたと発表した。ＮＴＴが音声方式の国際標準をとるのは、平成８年以来１２年ぶり。新方式は３月から商用化される次世代ネットワーク（ＮＧＮ）での高音質ＩＰ電話でも導入されそうだ。電話で音声を伝えるためには、音声を信号に置き換える符号化が必要だが、新方式は現在、世界に広く普及している音声符号化方式の機能を拡張したもの。これまでの電話では３００ヘルツ～３・４キロヘルツの音声を再生できるのに対し、新方式は５０ヘルツ～７キロヘルツで音声を再生できる。より広い帯域の再生を可能にしたことで、言葉がよりはっきり聞き取れ、互いの肉声の伝わり方も臨場感が増すという。特に高帯域を拡張したため、これまでは聞こえなかった鳥や虫の声も聞き取れる。５０ヘルツ～７キロヘルツでの音声通話が可能な電話機はこれまでにもあったが、相手側も同じ方式の電話機であることが必要だった。これに対し、ＮＴＴの方式では従来の電話とも相互接続が可能なほか、ＩＰネットワーク上でのデータ欠落を高精度に復元する仕組みを備えており、途切れの少ない通話が可能だ。
（産経新聞）

△日産<7201>　エタノール１０％燃料で走行試験　４月から公道で
日産自動車は６日、植物を原料としたバイオエタノールをガソリンに１０％混ぜた燃料（Ｅ１０）で走る車を開発し、４月から公道試験を始めると発表した。国土交通省から認定を受けた。Ｅ１０対応車が国内の公道を走るのは初めて。地球温暖化の原因となる二酸化炭素（ＣＯ２）の排出抑制につながる車の普及を目指す。日本では昨年４月、エタノール比率３％の燃料のガソリンスタンドでの試験販売が始まり、一般車が給油を受けて走行している。公道試験に使うのは日産のＳＵＶ（スポーツタイプ多目的車）「ムラーノ」。環境省の温暖化対策事業の一環として、エタノールの原料の小麦やてんさいの産地である北海道十勝地方で４～１２月に走行試験を行う。実用化の時期は未定。日産は「今回のエタノールは食用に適さない小麦やてんさいで製造する。北海道のガソリン消費量の１％を代替できる可能性がある」と説明している。エタノールの原料の植物は成長過程でＣＯ２を吸収するため、排ガスを出しても、全体としてはＣＯ２排出量が抑制されるという。ガソリン高を背景に米国ではエタノール混合燃料で走る車が国策として推進され、比率８５％の車もあるが、原料のとうもろこしの価格高騰も招いている。

△新車　「ワゴンＲ」が首位返り咲き　１月販売ランキング
日本自動車販売協会連合会などが６日発表した１月の新車販売の車名別ランキングによると、スズキ<7269>の軽自動車「ワゴンＲ」が前年同月比１３．５％増の１万７０５２台で、３カ月ぶりにトップに返り咲いた。ガソリン高を反映して低燃費の軽自動車や小型車が引き続き上位を占めた。
ホンダ<7267>の小型車「フィット」は昨年１２月の首位から２位に落ちたが、前年同月比２．８倍と高い人気を保ち、軽自動車を除いた車種では３カ月連続で最も多かった。
昨年１２月に全面改良したダイハツ<7262>の軽自動車「タント」が前年同月比５０．４％増の４位（昨年１２月は７位）に浮上し、
トヨタ自動車<7203>の「カローラ」を上回った。

△国際線運賃　ＪＡＬ<9205>、ＡＮＡ<9202>が６～１７％値上げ　４月から
日本航空（ＪＡＬ）と全日空（ＡＮＡ）は４月１日から国際線運賃を６～１７％値上げする。世界の主要航空会社が加盟する国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）が、原油高による燃料価格上昇などに伴い、運賃値上げを決めたため。値上げ幅は北米・ハワイ行きが１３％、グアムが座席区分に応じて１０～１５％、中南米・東南アジア・中国・韓国・オセアニア行きが１０％、欧州行きは座席区分に応じ６～１７％。東京発ロンドン行きの場合、ビジネスクラスの往復運賃は現行９３万７９００円から１０９万２８００円となる。ＪＡＬとＡＮＡは、これとは別に、国際線運賃に上乗せして徴収している「燃油特別付加運賃」（サーチャージ）についても、燃料費の変動に応じて見直す。
（毎日新聞）

△新アトラクションが3月にオープン　USJ<2142>
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（大阪府大阪市）は2008年3月18日、新アトラクション「ファンタスティック・ワールド」をグランドオープンする。計3台の可動式ステージと映像を駆使した屋外型ミュージカルによるアトラクションは、世界で初の試みという。「地球上に存在するすべての命のつながりや大切さ」をテーマに、映画「ゲド戦記」「半落ち」の音楽を担当した作曲家の寺島民哉や、ハリウッドで活躍する6人の作曲家によるオリジナル音楽をバックに、日本、中国、ロシア、米国などから選りすぐったパフォーマーが舞台を繰り広げる。ステージは、高さ約13メートル、幅約20メートル、重さ約25トンの滴（しずく）型のものが1台と、２台のブリッジ型ステージから成る。さらに、無数のLEDを備えた24枚のぺタル（花びら）が自在に動き、大地や空、海など大自然の映像を映す。「ファンタスティック・ワールド」のオープンを記念し、3月17日から23日まで、10種類のオリジナル・ピンバッジが楽しめる「ピン・トレーディング7」や、通常の入場料よりも割り安の「ホリデー・トワイライト・パス」を発行するなど、特別プログラムを組む。
（J-CASTニュース）

△ダイナミックレンジ1000万倍　松下<6752>、画像センサーを高性能化
松下電器産業は2月6日、MOSイメージセンサーのダイナミックレンジを1000万倍にする回路技術を開発したと発表した。明暗比の高い被写体でも黒つぶれ・白飛びのない画像を撮影できるのが特徴。同技術によるセンサーを車載カメラや監視カメラなどに搭載していく予定だ。従来のイメージセンサーが撮影できる明暗比は1000倍（60デシベル）程度。これより暗い部分は黒くつぶれ、明るい部分は露出オーバーとなって白飛びしてしまう。新技術はこの範囲を1万倍拡大（140デシベル）し、1000万倍の明暗比でも撮影できるようにした。1つのシーンについて、暗い領域と明るい領域それぞれに合わせて露光時間を変えた画像を複数枚取り込み、これを合成して出力するHDR（ハイダイナミックレンジ）画像の仕組みを回路として内蔵した。画素ごとにメモリを搭載したため、外部メモリが不要で処理も高速化でき、動画も滑らかに撮影できるという。同社の「νMaicovicon」に搭載する予定。

△「livedoorネトアニ」がニコ動（ドワンゴ<3715>）公式に
ライブドアは2月6日、ニコニコ動画で「livedoor ネットアニメ」の作品の配信を始めた。ニコニコ動画の公式動画コーナーに「ネットアニメコーナー」を開設。現時点では「花山院」「さかな＆ねこ」「マジデカ。」シリーズなど17作品が視聴できる。「ニコニコ動画ユーザーに親しまれる作品を厳選し提供する」という。livedoor ネットアニメは、インディーズアニメの発表の場として2005年に開設し、「やわらか戦車」などを公開してきた。2月4日にはYouTubeにも「ネットアニメチャンネル」を開設している。

△RPGで稼いだポイントを換金　ニフティ<3828>のゲームサイト「ニフニフタウン」
ニフティと携帯電話向けサイトを運営するmore communicationは2月6日、RPGをプレイしながらポイントを貯め、現金に換金できる無料の携帯サイト「ニフニフタウン」を開設した。主人公「フニフニ」になってニフニフタウンを冒険し、毎日1話ずつ「今日のストーリー」を進めることができ、ストーリーをクリアしたり、広告を閲覧するごとにポイントがもらえる。ポイントは、ゲーム内のアイテムと交換したり、現金に換金することが可能だ。10ポイント1円で、2000円から換金できる。
NTTドコモ<9437>とKDDI<9433>（au）の端末に対応し、アプリのダウンロードなどは不要。20代の女性がターゲットという。more communicationがシステム開発やコンテンツ制作を担当した。ニフティがサイト運営とプロモーションを行う。

△Yahoo！JAPANトップに新動画広告　WMP活用・大画面で
ヤフー<4689>は、Yahoo！JAPANトップページからWindows Media Player（WMP）を起動し、大画面でCMをストリーミング再生する動画広告を2月18日から始める。トップぺージ右上の広告枠「ブランドパネル」（最大350×24ピクセル）を上下に2分割。上部に掲載した「最新TVCMを見る」などの誘導文をクリックすると、別ウィンドウが開いてWMPが立ち上がり、最長60秒のCMを動画を音声付きで再生する。動画サイズは最大640×480ピクセルだが、拡大・縮小が可能。動画再生画面内にもバナー広告を表示する。対応ブラウザはInternet Explorer 6以降。同社のテストでは、動画CMは長くても最後まで見られる傾向があったという。

▼バリューコマース<2491>の前期、営業益が6割減
バリューコマースが2月6日発表した2007年12月期の連結決算は、営業利益が前期比63.0％減の2億円にとどまった。ネット広告市場が拡大した一方、金融分野の広告自粛などが影響した。売上高は10.1％増の58億7100万円。アフィリエイト成果報酬の金額増加による原価率上昇や、金融分野の一部広告主の採算性悪化などで利益率が悪化。経常利益は57.6％減の2億1400万円、繰延税金資産の取り崩しなどもあり、純利益は97.7％減の1200万円だった。今期の連結業績予想は、売上高が74億～66億円、営業利益は2億7000万～1700万円、経常損益は2億2500万円の黒字～3000万円の赤字、純損益は1億5500万円の黒字～3000万円の赤字。

△ソニー<6758>、顧客対応の新会社設立
ソニーは2月6日、顧客からの問い合わせや製品の修理依頼などに対応する新会社「ソニーカスタマーサービス」（資本金1億円）を4月1日付けで設立すると発表した。従来はソニーマーケティングが問い合わせ窓口「お客様ご相談センター」を運営し、ソニーイーエムシーエスが製品の使い方相談や修理に対応していたが、新会社ではそれらの機能と人員を統合。「迅速で質の高い顧客対応を目指す」としている。
（ITmedia News）

△三菱自動車<7211>と東京電力<9501>、i MiEV の実証試験を開始
6日、三菱自動車は、電池やモーターなど電気自動車（EV）の主要コンポーネントを改良して航続距離を拡大させた『i MiEV』の実証走行試験車（計10台）を東京電力に引き渡した。これは、三菱自動車と電力会社の共同研究第2段階となる、実際の業務車両として使用する実証走行試験（フリートモニター）のためにおこなわれたもの。共同研究の第1段階として、三菱自動車は、2007年3月に東京電力へ i MiEVを1台引き渡し、「先行試験」を開始。この先行試験において、同車の総走行距離はおよそ4500kmに達し、東京電力で開発した急速充電器との整合性や、業務車両としての適合性（航続距離、動力性能、使い勝手など）について、充分な性能であることが確認できたという。この結果を受けて、共同研究の第2段階として、i MiEVを東京電力の支社等に順次配備し、業務車両として使用する「実証走行試験」を開始する。（実施期間：本年2月 - 2009年3月予定）この実証走行試験では、三菱自動車は研究車両の供給や実証走行データの分析、東京電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、実際の運転環境における総合的な性能や市場での受容性を確認する。三菱自動車では、この実証走行試験から得られる様々なデータを基に、i MiEVの早期実用化に向けて開発を進めていくとしている。

△日産<7201> キューブ 特別仕様車…日本の四季をデザイン
日産自動車は、『キューブ』の特別仕様車に、日本の四季をテーマとした「15M Art room」を、6日より発売する。今回発売するキューブの特別仕様車「15M Art room」は、「15M」をベースに日本の四季をデザインしたインテリアを特長としている。具体的には、ドアトリムクロスに春夏秋冬をモチーフにした4枚の異なる柄を採用、ホワイトグレーの専用本革シートなどとコーディネートさせプレミアム感を高めた。また、エクステリアでも四季をテーマに4色のボディカラーや森林柄のフロントピラープリントフィルムを採用し、チタン調塗装の専用フロントグリル＆ヘッドランプフィニッシャーとあわせて、より個性的なデザインとしている。価格は169万0500円

△ヤマハ<7272>、中期計画で配当性向は最低でも2割に
ヤマハ発動機は5日、2010年12月期を最終年度とする3か年の中期経営計画を発表したが、期間中の連結配当性向を「最低2割」に引き上げるとともに「25％程度を目指す」方針を示した。ヤマハの07年12月期配当は年41円と前の期より5円増配し、配当性向は16.5％となった。08年12月期は横ばいの41円配当の方針だが、純利益が減益予想のため予想配当性向は20％に上昇する。新中期計画では「20％をコミット」（財務担当の内山徹雄取締役）したうえで、さらに上の水準を目指す。20％の場合、中期計画での利益目標に当てはめると09年12月期は48円、10年12月期は59円に増配される。また10年12月期に目標利益を確保し、配当性向を25％とした場合、年配当は74円にはね上がる。内山取締役は「配当性向はまだ（上場企業の）平均値に届いておらず、株主の期待に応えていきたい」と語っている。

△日産<7205> ムラーノ、バイオ燃料車が大臣認定
国土交通省は6日、日産自動車から申請があったE10対応車について、道路運送車両の保安基準に基づく試験自動車として初めて大臣認定を行った。E10対応車は、ガソリンにエタノールを10％まで混合したものを使用できる自動車で、バイオエタノールの普及によりCO2削減に寄与することが期待されている。通常のガソリン車は、エタノールを3％まで混合したガソリンしか使用できない。日産のE10対応車は、『ムラーノ』で、車両重量1670kg、エンジン排気量は2488cc。十勝圏振興機構が、規格外の小麦やてんさいを原料として製造したバイオエタノールをガソリンに混合してE10燃料を製造し、これを使用して北海道十勝地方で走行試験を行う。公道走行試験により得られたデータは国土交通省に報告され、道路運送車両の保安基準の検討に活用される。

△非接触で充電するハイブリッドバス、羽田空港で運行
国土交通省は6日、日野自動車<7205>が開発した非接触給電ハイブリッドバスを羽田空港内の無料連絡バスとして運行すると発表した。非接触給電ハイブリッドバスは、停車中に路面に設置した給電装置から電磁誘導により非接触で車両側のリチウムイオンバッテリーに急速充電する仕組みで、外部からの充電により電気駆動の割合を増やすことで、排出ガス低減性能・燃費性能が格段に向上する。電気のみで走行した場合、市街地では約15km走行可能だ。同省が02年度から実施している次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクトの一環として行うもので、2月15日から約2週間、羽田空港の第1旅客ターミナル・第2旅客ターミナル・国際線ターミナル間の無料連絡バスとして運行する。このバスは現在、日本に1台しかなく、実際のバス事業に使用されるのは初めて。環境性能、操作性、乗り心地等についてデータを収集し、今後の車両の改良などに活用していく。
（レスポンス）

△松下電工<6991>、低騒音で掃除しやすい天井埋め込み形換気扇を５月発売
松下電工は６日、低騒音で掃除しやすい天井埋め込み形換気扇シリーズを５月２６日に発売すると発表した。新開発の直流（ＤＣ）モーターを搭載した省エネルギー性の高い４機種を中心に全５６機種をラインアップ。価格はＤＣモーター型が２万１４２０－４万５３６０円、交流（ＡＣ）モーター型が１万３２３０－３万８０１０円。５６機種合計で年間４７万台の販売を見込む。電気的損失が少ないＤＣモーター型は、ＡＣモーター型に比べ年間の消費電力量を３０－５０％削減できる。また新開発のファンと独自のスリット開口により、最大３デシベルの低騒音化を実現した。これまで天井埋め込み形では取り外せなかった羽根を、ワンタッチで着脱できるようにした。水洗いも可能で掃除がしやすくなる。
（日刊工業新聞）

▼ＪＵＫＩ<6440>がストップ安、見通し据え置きを嫌気
ＪＵＫＩが一時１００円ストップ安の４５７円と急落した。５日に第３四半期の決算を発表したが、通期の見通しを据え置いたことで失望売りが膨らんだ。連結営業利益は中間期の９１億４８００万円（前年同期比２８．３％増）に対して、第３四半期は１１３億５３００万円（同６．２％増）。通期は前期並みの１３０億円を想定している。
（株式市場新聞）

△コスモ石油<5007> 営業・経常利益上方修正
コスモ石油は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高3兆5900億円（前予想3兆4700億円）、営業利益875億円（同850億円）、経常利益900億円（同880億円）、当期純利益370億円（同370億円）、想定為替レートは1ドル110円、原油は1バレル85ドル。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益359億円。

▼新日鉱ＨＤ<5016> 営業利益下方修正
新日鉱ＨＤは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高4兆3000億円（前予想4200億円）、営業利益1030億円（同1100億円）、当期純利益980億円（同980億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで営業利益1108億円、当期純利益1046億円。

■シチズンＨＤ<7762> 第3四半期業績 通期予想据え置き
シチズンＨＤは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2597億円（前年同期比1.8％増）、経常利益236億円（同7.7％増）、当期純利益136億円（同36％増）。通期業績予想は、当期純利益140億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益153億円。

△タムロン<7740> 今期増益予想 市場予想上回る
タムロンは、2008年12月通期連結予想の修正を発表した。売上高695億円（前年同期比1.9％増）、経常利益85億円（同10.2％増）、当期純利益61億円（同27.8％増）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益59.7億円。

▼東亜石油<5008> 下方修正
東亜石油は、2007年12月通期連結予想を発表した。石油位置施設廃止にかかわる費用を特損計上して、下方修正となった。売上高376億円（前予想356億円）、経常利益38億円（同18億円)、当期純利益3.9億円（同10.7億円）。

■グローリー<6457> 第3四半期業績 通期予想据え置き
グローリーは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1441億円（前年同期比17.6％増）、経常利益205億円（同96.6％増）、当期純利益112億円（同75.7％増）。通期業績予想は、当期純利益130億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益142億円。

△カプコン<9697> 営業利益上方修正
カプコンは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高816億円（前予想780億円）、営業利益115億円（同100億円）。経常利益と当期純利益は従来予想を据え置きした。クイックコンセンサスで営業利益109億円。

■野村不動産ＨＤ<3231> 第3四半期業績 通期予想据え置き
野村不動産ＨＤは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2426億円（前年同期比5.6％増）、経常利益363億円（同11.5％増）、当期純利益211億円（同13.2％増）。通期業績予想は、当期純利益330億円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益335億円。

□富士ソフト<9749> 第3四半期業績 通期予想据え置き
富士ソフトは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1232億円（前年同期比3％増）、経常利益49億円（同26.9％減）、当期純利益19億円（前年同期は6.27億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益30億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益28億円。

□アコム<8572> 第3四半期業績 通期予想据え置き
アコムは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。営業収益2887億円（前年同期比10.2％減）、経常利益807億円（同3％減）、当期純利益377億円（前年同期は2618億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益391億円で従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益219億円。

■住友不動産販売<8870> 第3四半期業績 通期予想据え置き
住友不動産販売は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高496億円（前年同期比1.3％増）、経常利益135億円（同1.9％減）、当期純利益79億円（同23.2％増）。通期業績予想は、当期純利益137億円で従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益138億円。

▼東京精密<7729> 下方修正
東京精密は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高910億円（前予想990億円）、経常利益100億円（同120億円）、当期純利益53億円（同65億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益63億円。

■マツダ<7261> 第3四半期業績 通期予想据え置き
マツダは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2兆5062億円（前年同期比9.5％増）、経常利益897億円（同7％増）、当期純利益450億円（同6.9％増）。通期業績予想は、当期純利益850億円で従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益872億円。

▼太陽誘電<6976> 下方修正
太陽誘電は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高2350億円（前年同期比2400億円）、経常利益190億円（同245億円）、当期純利益110億円（同138億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益138億円。

■三菱製紙<3864> 第3四半期業績 通期予想据え置き
三菱製紙は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1929億円（前年同期比6.8％増）、経常利益43億円（同12％増）、当期純利益11億円（同87.6％減）。通期業績予想は、当期純利益30億円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益35億円。
（證券新報）