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ロイターNEWS 2008年 02月 4日 19:14 JST アドバンテッジ・パートナーズは4日、東京スター銀行の株式を1株36万円で 2005年に米投資ファンド、ローンスターが投資回収(エグジット)するために上場してからわずか2年余りでの上場廃止になる。 買付期間は2月5日から3月6日まで。東京スター銀はTOBに賛同する意向を表明した。タッド・バッジ頭取ら現経営陣は留任する。TOBが成立すると、東京スター銀は上場廃止となる。ファンドによる日本企業買収としては、2003年の旧リップルウッド(現RHJインターナショナル)による旧日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)買収が過去最大の約2600億円だったが、それに匹敵する規模となる。 東京スター銀の筆頭株主は米投資ファンドのローンスター [LS.UL]で、発行済み株式の約68%を保有。アドバンテッジははその他の少数株主の持ち分も取得する。ローンスターは昨年から東京スター銀株式を売却するために、複数回の入札を実施し、売却先を絞り込んできた。 東京スター銀は05年10月、公開価格1株43万円で東証1部に上場。 記者会見したアドバンテッジのリチャード・フォルソム代表は非上場化について、地方への店舗展開や新商品投入などを進めるために投資コストがかさみ、短期的業績向上には必ずしも結びつかないと説明し「機動的かつ効率的な意思決定を果たすためには、株主をガバナンスを一本化する必要がある」と語った。 また、エグジット戦略については、現段階では具体的な手法や時期は想定していないと述べた。これまでの企業買収の例では、エグジットまでは3―6年程度かかっているという。 金融庁の佐藤隆文長官は同日午後の定例会見で、ファンドが金融機関の筆頭株主になることについて、主要株主規制に則った上で認可を出したと説明し、今回の買収には問題がないとの考えを示した。 PR |
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