1/29 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

□黒沢映画　著作権は存続中…ＤＶＤ差し止め命令　東京地裁
黒澤明監督（９８年死去）の映画の著作権が存続しているかどうかが争われた訴訟で、東京地裁は２８日、映画製作会社「松竹<9601>」の訴えを認め、東京都のＤＶＤ販売会社に廉価版ＤＶＤの販売差し止めを命じた。清水節裁判長は旧著作権法の規定を適用し、「著作権は監督の死後３８年間（２０３６年まで）存続する」と認定した。問題の映画は「醜聞（スキャンダル）」（１９５０年公開）と「白痴」（５１年公開）。公開された当時の旧著作権法は著作権の存続期間を、著作者が個人の場合は死後３８年間、団体名義なら公表後３３年間と規定。訴訟では、著作者が黒澤監督か松竹かが争いになり、判決は黒澤監督を著作者と認め、松竹が著作権を承継したと結論付けた。黒澤作品を巡っては東京地裁の別の裁判長が昨年９月、別の作品で同様の判断を示している。７１年施行の現行著作権法は、存続期間を映画公表後５０年（０４年法改正で７０年）と定めている。

△産学提携　ＮＴＴ<9432>と早稲田大、情報通信分野研究で包括協定
ＮＴＴと早稲田大は２８日、情報通信分野で連携して研究する包括協定を締結したと発表した。人材交流や共同実験を進め、分野をまたぐ研究や新しい分野の創設にも積極的に取り組む。また、若手研究者・技術者の育成にも力を入れる。ＮＴＴがこうした協定を結ぶのは７大学目。
（毎日新聞）

△1000万円「ティファニーケータイ」　贈呈された上戸彩「うっそー!」と感激
ソフトバンク<9984>モバイルは2008年1月28日、08年春商戦向けの新製品発表会を都内のホテルで開いた。その席で、貴金属や宝石ブランドとして有名な「ティファニー」と提携してコラボレーションモデルを発売することを発表した。ブランドイメージを重視するティファニーが他社と提携して製品を開発するのはきわめて異例だ。スペシャルゲストとして、同社のCMに登場している女優の上戸彩さん(22)が2000万円相当のティファニーのジュエリーを身につけて登場。「ティファニーケータイ」の完成予想イラストを見て「家に置いておくのも恐ろしくて出来ないし、しっかり持ってないと不安ですよね」と感想をもらしていた。

■台の上にダイヤが400個以上乗る
このモデルは、同社の端末「823SH」(シャープ<6753>製)をベースにして開発され、プラチナの台の上にダイヤを400個以上(20カラット相当)乗せる。10台限定の生産で価格は1000万円以上になるという。孫正義社長がステージ上で「CMで活躍していただいていますので、上戸彩さんにも一台、ティファニーのケータイを進呈します」と明かすと、上戸さんは「うっそー！書かないで！ありがとうございます！」と、喜びを爆発させていた。同日発表されたのは、新モデル16機種57色 (ディズニーケータイ1機種3色を含む)。
端末をなぞったり振ったりして操作できる「921SH」(シャープ製)やミクシィ<2121>にワンタッチで写真をアップロードできる「X02NK」(ノキア製)などが、2月中旬から4月下旬にかけて発売される予定。
（J-CASTニュース）

△エキサイト<3754>が携帯専用ソーシャルブクマ「CHOおきにいり」
エキサイトは1月28日、携帯電話向けサイトのソーシャルブックマークサービス「CHOおきにいり」を始めた。携帯サイトのURL、タイトル、説明文、タグを「おきにいり」として登録でき、公開・非公開も選べる。他ユーザーが登録したサイトは、タグで検索したり、「着メロ／うたムービー」「デコメ／絵文字」「音楽／映画／芸能」など28のカテゴリーやランキングから選んで閲覧できる。
NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>（au）、ソフトバンク<9984>モバイルに対応した。今後は他ユーザーの「おきにいり」を年代別などで検索できる機能も追加予定だ。

△ソニエリ、携帯向け音楽サービスで大手レーベルと契約
携帯電話メーカーSony<6758> Ericssonは1月27日、同社の音楽ダウンロードサービス「PlayNow arena」の提携レーベルを発表した。PlayNow arenaは、同社が2004年に立ち上げた着メロサービス「PlayNow」を進化させたもので、昨年11月に発表された。携帯ネットワークから携帯電話に直接音楽をダウンロードできる。同社が契約したレーベルは、SONY BMG、Warner Music Group、EMI、The Orchardなど10社。500万曲をラインアップに加える。PlayNow arenaはスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドで2008年5月に、欧州のほかの地域で第2四半期末に始まり、その後第3～第4四半期に欧州でさらに拡大、米国やアジアでも展開する。また同社は、新人アーティストに特化した音楽サービス「M-BUZZ」を「PlayNow Uncut」に改称した。UncutはSony Ericssonの製品やコンテンツを介して新人アーティストをプロモーションする場で、未発表曲やビデオなどを同社端末に配信する。
（ITmedia News）

△富士通<6702>、個人向けPCコンタクトセンターのシステムを「SAP CRM」で構築
富士通は、個人向けパソコン「FMVシリーズ」の購入/技術相談、修理サービス依頼などを電話で受け付けるオペレーター1400人規模のコンタクトセンターを運営開始した。同センターのシステムは、富士通のIP電話システム「CL5000」、UNIXサーバー「PRIMEPOWER」、パソコンサーバー「PRIMERGY」、ストレージシステム「ETERNUS」などをベースに、顧客管理アプリケーション「SAP Customer Relationship Management（CRM）」、分析/レポートツール「SAP NetWeaver Business Intelligence」、運用管理ソフトウエア「SystemWalker」といったSAPジャパンのソフトウエアで構成する。システムの運用は、富士通のデータセンターで行う。今後両社は、このコンタクトセンター構築の実績を活用し、製造業を中心にコンタクトセンターシステムの提案から構築、運用、サポートまでのサービスを総合的に提供していく考え。

△山と溪谷社、昆虫や草花を表現した写真家・今森光彦氏の切り紙集
インプレス<9479>グループの山と溪谷社（本社：東京都港区）は2008年1月25日、身近な昆虫や草花の切り紙を紹介した書籍「今森光彦のたのしい切り紙」を発売した。著者は、里山の自然などの撮影で知られる写真家・今森光彦氏。B5判58ページ、型紙の付録付き。価格は1470円。簡単な一つ折から始まり、二つ折、三つ折、八つ折まで33点の切り紙を紹介。いずれも「たんぽぽ」「ちょう」「すみれ」「くわがたむし」「かめ」など身近な自然を題材にして、子どもから大人まで興味が持てるという。また、群生する植物を表現した「クローバー」「みずくさ」「まんじゅしゃげ」など、折りは単純でも美しく仕上がる作品も掲載した。付録は「ふくろう」と「クローバー」の型紙。また複雑で技術も必要な最上級の作例4点も収録した。切り紙は親子のコミュニケーションツールとして最適で、自然を身近に感じられるという。今森氏は、琵琶湖のほとりの田園にアトリエをかまえ、自然と人間のかかわりや、里山の風景をテーマに写真を撮り続けている。切り紙は、小学生のときに熱中していたもので、1995年ごろから再開し、写真以外のライフワークとして展開している。

△日本ミルクコミュニティ、牛乳など30年ぶりに値上げ
日本ミルクコミュニティ（本社：東京都新宿区）は2008年1月25日、牛乳やヨーグルトなど家庭用の乳商品172品目の希望小売価格を平均5.1％値上げすると発表した。まず内容量見直しなどリニューアル商品34品目を3月から順次投入、既存商品は4月1日から値上げする。乳牛の飼料用穀物の価格高騰が続いているためで、牛乳の値上げは1978年以来30年ぶりとなる。乳業大手で牛乳を値上げするのは業界3位の同社が最初。主力の紙パック入り牛乳「メグミルク牛乳」（1L）の希望小売価格は、現行の230円から240円（税別）となる。
業界最大手の明治乳業<2261>と2位の森永乳業<2264>も今春に値上げする方針を固めており、同程度の値上げ幅で追随するとみられる。
（nikkei TRENDYnet）

△イオン<8267>、NTTドコモ<9437>、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>の4社は1月25日、電子マネーが利用できるイオンのショッピングセンターを3月1日より拡大し、全国のショッピングセンターのテナントを含む2万4000店で「WAON」「iD」「Suica」「ICOCA」が利用できるようにすると発表した。
イオンは2007年4月から電子マネー／FeliCaクレジットの取り扱いを開始した。自社の独自マネー「WAON」のほか、JR東日本の「Suica」（とPASMO）やNTTドコモなどが推進する「iD」のいずれも利用できる端末を導入している。その後、近畿エリアのショッピングセンターではJR西日本が展開するICOCAも利用可能になっていた。3月1日からは、新たに1万1000店舗へ電子マネー／FeliCaクレジットを導入することにより、全国の約2万4000店舗でWAON、iDが利用できるようになるほか、3月18日からJR東日本／西日本の店舗ではSuica／ICOCAのいずれも利用可能になる。これはSuicaとICOCAが、乗車券だけでなく電子マネーとしても、3月18日より相互利用が可能になるため。
（Business Media 誠）

△ジュネーブモーターショー08　三菱<7211> プロトタイプ-S を世界初公開
三菱自動車は、3月4日からスイス・ジュネーブで開催される第78回ジュネーブ国際自動車ショー（ジュネーブモーターショー）に、スポーツハッチバックのコンセプトカー『Prototype-S』（プロトタイプ-エス）を世界初披露すると発表した。Prototype-Sは、欧州でニーズの高い、5ドアスポーツハッチバックとして開発された。2007年に同社が発表した『ランサー』（日本名『ギャランフォルティス』）、『ランサーエボリューションX』、また、2008年のデトロイトモーターショーで発表した『ランサーラリーアート』のスポーツセダンラインナップをベースとしている。エクステリアデザインは、三菱自動車のデザインアイデンティティである、フロント台形グリルと逆スラントノーズを組み合わせたフロントマスクを特長に、コンセプトを明快に表現したワイド＆ローのプロポーションとすることで、欧州市場での他の5ドアハッチバック車と比べて力強いスポーティなフォルムとした。メカニズム面では、ランサーラリーアートと同様、新開発の2.0リットル「MIVEC」4気筒DOHCインタークーラーターボ付きエンジンを搭載、低燃費と走りの楽しさを両立する、高効率トランスミッションTwin Clutch SST、駆動系には、ACDを採用した。

△日産<7201> ティーダ/ティーダラティオ をマイナーチェンジ
日産自動車は、『ティーダ』『ティーダラティオ』をマイナーチェンジし、28日から発売した。今回のマイナーチェンジでは、ティーダ、ティーダラティオともに、フロント周りのデザインを変更し、ティーダは、よりダイナミックに、また、リヤのデザインを一新し、ボリューム感とダイナミックさを強調した。ティーダラティオは、よりモダンなエクステリアとした。インテリアは、メーターパネルやセンタークラスター、オートエアコンの操作部、メタリック調パネル（ティーダのみ）をモダンかつスポーティなデザインに変更した。また、HR15DEエンジンとエクストロニックCVTの改良により、さらに実用燃費を向上させハイレベルな低燃費と低排出ガスレベルを実現したとしている。2WDのHR15DEエンジン＋エクストロニックCVT搭載車は、2010年度燃費基準＋20％を達成し、グリーン税制で最高額の優遇措置を受けることができる。メーター内に燃費表示機能も追加した。今回、両車種とも1.8リットル車には、よりスポーティな走りが楽しめる6速マニュアルトランスミッションを追加設定した。価格は、ティーダの「15M」が162万9600円、ティーダラティオの15Mが166万1100円。
（レスポンス）

△島津製作所<7701>、操作性を向上した汎用型フーリエ変換赤外分光光度計を発売

△早稲田大学とＮＴＴ<9432>、情報通信分野などの産学連携で包括協定を締結

△三菱自<7211>、ジュネーブモーターショーにコンセプトカー「Ｐｒｏｔｏｔｙｐｅ－Ｓ」を出展

△ネットプライス<3328>グループ、オンラインレビューを使ったプロモーション機能を他サイトに提供

△アネスト岩田<6381>、工作機械向けレシプロコンプレッサ・ＫＣＬＰシリーズを発売

△ソフトバンク<9984>モバイル、「株ケータイ　ＳｏｆｔＢａｎｋ　９２０ＳＨ　ＹＫ」を開発
、ディスプレーなどカスタマイズできる「きせかえアレンジ」を提供
、３Ｇ向けコンテンツを楽しめる「ワイドコミック」を提供
、パソコンのメールを携帯電話から利用できる「ＰＣメール」を提供
、有機ＥＬディスプレー搭載モデルなど携帯電話１５機種を発売
、ティファニーとコラボモデルの企画・制作で合意

△オリックス<8591>不動産・東急不動産<8815>・住友商事<8053>など３社、５８階建て分譲マンション「ＴＨＥ　ＴＯＫＹＯ　ＴＯＷＥＲＳ」が竣工

△東京製綱<5981>、３月出荷分から鋼索製品の製品価格を値上げ

△ジュピターテレコム<4817>など、「Ｊ：ＣＯＭ　ＴＶデジタル」に犯罪・サスペンス専門チャンネルを開設

△ＴＣＭ<6374>、４月からフォークリフトなどの国内標準価格を値上げ

△コスモ証券<8611>、ネットレＦＸ「くりっく３６５」に新取引システムを導入

△ワタベウェディング<4696>、「沖縄リゾート挙式」で航空機欠航補償など特約付プランを販売

△ヨコオ<6800>、５Ａまで対応可能な「高電流対応スプリングコネクタ」を開発

△タカラバイオ<4974>、細胞内の状況に応じたタンパク質制御システムを発売

△ＪＡＬ<9205>とイオン<8267>、「ＪＭＢ　ＷＡＯＮ」と「イオンＪＭＢカード（ＪＭＢ　ＷＡＯＮ一体型）」を発行

△ローソン<2651>、ひなまつり向け予約商品の受け付けを開始

△ハーバー研究所<4925>子会社、アイブロウ専用コスメ「ＢＥＡＵＴＹ　ＧＥＮＥＰ　Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ」シリーズを美容サロン向けに販売

△旭化成<3407>ファーマ、トロンボモジュリン製剤の国内製造販売承認を取得

△タムロン<7740>、３５ｍｍ判フルサイズ一眼レフカメラ対応の軽量・Ｆ／２．８大口径望遠ズームレンズを発売
、デジタル一眼レフカメラ専用の新スタンダード高倍率ズームレンズを発売
、ペンタックス（ＨＯＹＡ<7741>）用のデジタル一眼レフカメラ専用大口径標準ズームレンズを発売
、ＡＦモーター内蔵のニコン<7731>用１７－５０ｍｍ大口径標準ズームレンズを発売

△三菱ふそうトラック・バス、国内販売本部の通信をＮＴＴ<9432>グループに一本化

△キーウォーカーとニフティ<3828>、システム・サービス分野の連携に関して資本・業務提携

△ＣＴＣ<4739>、大規模システム向けと高可用性システム向けの仮想化ソリューションを提供

△コーセー<4922>、「エスプリーク　プレシャス」から春夏の新ファンデーションなど７種１９品を発売

△シンプレクス<4340>、コスモ証券<8611>からインターネット外国為替証拠金取引システムを受注

△伊藤ハム<2284>、おやつの時間を楽しく演出する新パッケージの「キリアンドスティック」を発売

△トステムオンライン（住生活グループ<5938>）、花粉の侵入を８０％以上阻止する「花粉ガード網戸」を発売

△江崎グリコ<2206>、野菜とハムやチーズをパン生地でサンドしたバランス栄養食「スライスデリ」２品を発売

△日本通運<9062>、中国広州にマルチロジスティクスセンターを新設

△三菱ＵＦＪニコス<8583>など、茨城県立３病院に医療費・入院費のクレジット決済を導入

△東大とトレンドマイクロ<4704>、情報セキュリティ分野の共同研究で連携

△住友電工<5802>システムソリューション、安全運転診断システム「Ｔｒａｆｆｉｃ　Ｖｉｓｉｏｎ／ＳＤ　（Ｓａｆｅｔｙ　Ｄｒｉｖｅ）」を販売

△ソニー<6758>、非接触ＩＣカードリーダー／ライター「ＦｅｌｉＣａポート」の累計出荷が５００万台を達成

△サンゲツ<8130>、化学物質の発散を最小限に抑えた「ＩＳＭ壁紙」の見本帳を発行

△塩野義製薬<4507>、大阪府豊中市の敷地内に研究所新棟を建設

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）、ＮＶＩＤＩＡ最新ＭＣＰ搭載のハイエンドグラフィックスＰＣを発表

△東洋紡<3101>、子会社「東洋染色工業」の整理加工事業を播州織工業協同組合に譲渡

△日清食品<2897>、ノンフライどんぶり型カップめん「日清具多　ＧｏｏＴａ　海鮮ちゃんぽん」を発売
、即席袋めん「日清のラーメン屋さん　ママたちが考えたトマト仕立てのしおラーメン　５食パック」を期間限定で発売

△日産自<7201>、コンパクトカー「ティーダ」「ティーダ　ラティオ」をマイナーチェンジ

△第一三共<4568>、広範囲経口抗菌製剤「グレースビット錠５０ｍｇ・細粒１０％」の製造販売承認を取得

△トヨタ<7203>、「ヴィッツ」から特別仕様車「Ｆ“Ｌｉｍｉｔｅｄ”」を発売
（日経プレスリリース）

△バロー<9956>、阪食と商品供給・開発などで業務提携
バローは２８日、阪食と商品供給や商品開発を中心とした業務提携で合意したと発表した。阪食はエイチ・ツー・オー・リテイリング傘下の中間持ち株会社で、スーパーマーケット・食品事業会社８社を統括し、近畿地区を中心にスーパー５８店舗を展開している。今後、両社のノウハウを生かした商品の相互供給やＰＢ商品の開発を行う。

△東電<9501>とパーク２４<4666>、電気自動車用充電設備の実証実験を開始
東京電力とパーク２４は２８日、電気自動車用（ＥＶ）充電設備の実証試験を共同で開始したと発表した。パーク２４が運営管理する時間貸駐車場「タイムズ」にＥＶ用充電設備を設置し、東京電力が自社で走行実験を行っている業務用ＥＶへ充電を行うもの。試験期間は３月２７日までの予定。実証実験によって、東電では業務中に出先で充電を行って航続距離を延ばすことの利便性向上度を、パーク２４ではＥＶ用充電インフラとして時間貸駐車場がどう活用されるかを調査する。そのため東京都内や神奈川県内のタイムズ８カ所に１００ボルトか２００ボルトの電源コンセントを１、２カ所ずつ設置した。一般のコンセントでも１時間の充電で１００ボルトで１０キロメートル、２００ボルトなら１５キロメートル、走行距離を延ばせるという。

△日本ビクター<6792>、画像処理技術が従来比１・５倍の液晶テレビ３機種を発売
日本ビクターは２８日、従来比１・５倍の画像処理技術で色の表現能力を高めたフルハイビジョン（ＨＤ）液晶テレビ「エグゼＬＨ９０５」の４７型、４２型、３７型の３機種を２月下旬に発売すると発表した。実勢価格は４７型が５０万円前後、４２型が４０万円前後、３２型が３０万円前後。月産１万台の販売を目指す。ＣＰＵを搭載した映像処理専用ＬＳＩを独自開発し、新機種に初めて搭載した。ＬＳＩは入力された赤、緑、青の各色８ビット階調の信号を１２ビットに拡張する技術を盛り込み、約６８７億色の表現能力をもたせた。さらに映像内のノイズ除去量を周波数帯域ごとに自動調節する。毎秒１２０コマ表示と通常２倍のなめらかな映像技術も搭載した。高画質を特徴とした新機種を戦略商品に位置づけ、６月開催のサッカー欧州杯などイベントを控える欧州市場での販売に力を入れる。新型ＬＳＩは今後、大画面テレビを中心に採用を計画している。
（日刊工業新聞）

▼アーティストハウス<3716> 下方修正
アーティストハウスＨＤは、2008年5月通期連結予想の修正を発表した。不採算事業のコンテンツ事業の整理や資産を保守的に見直しした事で、下方修正となった。売上高55億円（前予想38億円）、経常利益20億円赤字（同4.6億円赤字）、当期純利益22億円赤字（同6.8億円赤字）。

■小森コーポレーション<6349> 第3四半期業績 通期予想据え置き
小森コーポレーションは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1078億円（前年同期比6.1％増）、経常利益129億円（同2.6％増）、当期純利益77億円（同14.7％増）。通期業績予想は、当期純利益108億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益114億円。

▼楽天<4755> 子会社が21億円特損計上
楽天は、子会社の楽天証券がシステム関連の特損21億3800万円を計上すると発表した。この損失は、前07年12月第4四半期業績に反映される予定としている。

▼日本配合飼料<2056> 下方修正
日本配合飼料は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。穀物相場の値上がりと、鶏卵相場の下落で、下方修正となった。売上高1060億円、経常利益8億円（前予想18.5億円）、当期純利益1.5億円（同6.5億円）。

▼農産工<2051> 下方修正
農産工は、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。原料のトウモロコシ価格の高騰や鶏卵相場の下落で、下方修正となった。売上高1410億円、経常利益20億円（前予想35億円）、当期純利益18億円（同21億円）。

■スタンレー電気<6923> 第3四半期業績
スタンレー電気は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高2639億円（前年同期比5.4％増）、経常利益362億円（同11.9％増）、当期純利益230億円（同19.7％増）。通期業績予想は、当期純利益280億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益297億円。

■ふくおかＦＧ<8354> 第3四半期業績
ふくおかＦＧは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。経常収益1974億円、経常利益392億円、四半期純利益216億円。通期業績予想は、従来予想の当期純利益310億円で据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで同321億円。

△日鐵商事<9810> 第3四半期業績 期末2円増配
日鐵商事は、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高1兆151億円（前年同期比19.8％増）、経常利益122億円（同18.8％増）、当期純利益73億円（同35.1％増）。通期業績予想は、据え置きだが、期末配当5円を7円にすると発表した。

▼ＮＥＣエレク<6723> 第3四半期業績
ＮＥＣエレクトロニクスは、2008年3月通期連結予想の修正を発表した。売上高5217億円（前年同期比0.2％増）、税引き前利益34億円（同90億円赤字）、当期純利益39億円赤字（同131億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益150億円赤字と従来予想を据え置きした。クイックコンセンサスは、同123億円赤字。

■ファナック<6954> 第3四半期業績
ファナックは、2007年12月連結第3四半期業績を発表した。売上高3522億円（前年同期比12.8％増）、経常利益1658億円（同21.3％増）、当期純利益1009億円（同24.3％増）。通期業績予想は、1228億円と従来予想を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益1247億円。
（證券新報）