日本は没落する　榊原 英資 (著)
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インタビュー：Ｇ７で為替は議題にならないのではないか＝榊原早大教授

ロイターNEWS　2008年 01月 28日 19:40 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30012620080128

　榊原英資早大教授は２８日、ロイターとのインタビューで、２月９日に東京で開催される７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）では、為替はテーマに上がらないのではないか、との見通しを示した。

　榊原氏は、その背景に「米欧は日本の円が高くなることを歓迎している」ことがあると説明。「円高への圧力をかけてくることはないだろうが、為替を話題にして、結果として円高が止まるようなことはしない」との見通しを示した。

　今後の円相場については「夏までには１ドル＝１００円を切るだろうと思っている。また、ユーロ／円とか、クロス円のところはかなり急激に円高になる可能性がある」との見方を示したが、依然として実質的な円安水準にあるとして「１ドル＝１００円で今の日本の企業の競争力に陰りがでることはない」とも付け加えた。

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　＜米国経済は景気後退の可能性＞

　米サブプライムローン（信用度が低い借り手向け住宅ローン）問題に端を発した金融市場の混乱は、一向に収まる気配をみせない。榊原氏は、この問題が金融保証会社（モノライン）に飛び火するなど新たな問題に発展していることを指摘し「（混乱は）今夏くらいまでには、いろいろな形で続く」との見通しを示した。

　米国経済については「１─３月期、４─６月期に景気後退に入る可能性がかなり高まった」として「その影響がそろそろ欧州やアジアにも波及し始めている。欧州やアジアが本格的に調整局面に入ってくるのは４月以降になる」との見方を示した。

　＜日本は成長率１％を切る可能性も＞

　世界経済をめぐっては、米経済の減速を中国などの新興国が補い、世界経済は成長を維持できるという「デカップリング（非連動）」が成り立つかどうかで見方が割れている。これについて榊原氏は「これだけグローバルになった経済で、デカップリングなどあり得ない。今なんとなくデカップルしているように見えるのは、ラグがあるから。ある程度のラグを考慮して考えれば、やはり新興国もこの春くらいから米国の景気減速・後退の影響を受けてくる」と指摘。同様に日本経済も影響は免れないとして「今年の成長率が１％を切る可能性はある」との見通しを示した。
（ロイター日本語ニュース　木原麗花記者　志田義寧記者）
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　榊原英資早大教授は
「夏までには１ドル＝１００円を切るだろうと思っている。」

･･･って言っているが、実際には春＄９５～＄９０　程度になると考えて良いと
思っています。＄９０は行き過ぎた場合を想定してですが･･･

　そして、昨日も言いましたが、影響がそろそろ欧州･･･って言っていますが、
実際は欧州はもう既に相当悪い方向に向かっています。
英国では十数年続いた不動産バブルが弾けていますし、スイスやドイツの
主要銀行等も、相当傷ついた状況です。

　ちなみに欧州の主要銀行の決算日は、下記の通り

　(英)ノーザンロック　　　　１／２４
　(独)ドイツ銀行　　　　　　 ２／７
　(ス)ＵＢＳ　　　　　　　　     ２／１４
　(仏)ＢＮＰパリバ　　　　　  ２／２０
　(独)ドレスナー　　　　　　 ２／２５
　(英)ＲＢＳ　　　　　　　　    ２／２８
　(蘭)ＮＩＢＣ　　　　　　　      ３／２
　(英)ＨＳＢＣ　　　　　　　    ３／３

･･･ですので、ワタシが２月後半には･･･って言う意味が少しはご理解
戴けましたでしょうか。２月半ばからスタートすれば２月後半には
悲壮感が漂っている状況でしょ。これは理由の極一部です。
ちなみにヤバイ銀行と言うのはＵＢＳです。その他、聞き及んでいるのは
メリルリンチです。
･･･って事は･･･時限爆弾はバレンタイン･デーの夕方ってこと？･･･

「デカップリング（非連動）」に関しましても、この言葉を使用する理由は
中国を追い詰める為のモノでした。

しかし、榊原氏が「これだけグローバルになった経済で、デカップリングなど
あり得ない。今なんとなくデカップルしているように見えるのは、
ラグがあるから。」････と、表立って言うってことは･･･

既に中国は追い詰めたよ･･･ってことで、中国は自国みずから調整に
入らなければならなくなった･･･というシグナルを発したのです。

　ただ、調整局面に関しての時期なのですが、榊原氏は「４月以降になる」
･･･と言っていますが、色々なタイム･スケジュールや、上記記載等の
イベント事項を考え合わせると「４月以降になる」････というのは
眉唾物と考えざるを得ないと思っています。

みなさまにハッキリと言っておきます。
「サブプライムローン」の件は仕掛けです。

破壊と創造のための"仕掛け"です。

経済評論家やアナリストが言っていることは"まやかし"です。
世界恐慌で米国は潰れましたか？

但し、思惑があってドル機軸通貨からバスケット制に移行するでしょう。
但し、思惑があって･･･です。

その話はまた次回に･･･