1/11 朝の『株価材料』PART Ⅳ

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■株価材料

△ファストリ<9983>の９―11月期、純利益９％増・海外事業、初の黒字に
ファーストリテイリングが10日発表した2007年9―11月期の連結業績は、純利益が前年同期比9％増の154億円だった。国内ユニクロ事業の秋冬物商品の販売が好調だった。米国など海外事業の損益が四半期ベースで初めて黒字化したことも寄与した。売上高は11％増の1604億円。期初時点の社内の計画値を40億円程度上回った。カシミヤセーターや保温性を高めた肌着などの宣伝強化が奏功。国内ユニクロ事業の既存店売上高も前年同期並みを確保した。9―11月は大型店舗を含む新規店舗を30店出店。11月末時点の「ユニクロ」店舗数は758店になった。海外事業では米国のほか中国、韓国などで収益が拡大。決算期変更に伴い、女性下着の「プリンセス　タム・タム」を手掛ける仏子会社の収益を5カ月分計上したことも16億円程度の増収要因となった。

△テルモ<4543>の4―12月期、営業益11％増・医療機器が伸びる
テルモの2007年4―12 月期は連結営業利益が前年同期比11％増の500億円程度になったようだ。国内外でカテーテル（医療用細管）や注射器などの医療機器が伸びた。為替の円安も寄与し、原料高などの影響を吸収した。08年3月期通期は営業利益が前期比11％増の650億円と六期連続で過去最高を更新する見通し。4―12月期の売上高は12％増の2300億円程度になったようだ。国内はカテーテルの新製品が好調だったうえ、注射器など汎用品もシェアを拡大した。海外は欧州やアジアで汎用品が伸びたとみられる。

▼ＡＳＳＥＴ<2337>、今期純利益42％減・サブプライム問題響く
不動産ファンド運営のアセット・マネジャーズは10日、2008年2月期の連結純利益が前期比42％減の55億円になりそうだと発表した。従来予想の95億円を大きく下回り、会社設立以来初めて減益となる。米国の信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）問題による信用収縮で、国内の不動産開発案件の売却を来期に持ち越すことなどが響く。業績予想の下方修正に伴い、配当予想も減額。期末配当は1株600円と、従来予想から1200円減らす。年間配当は1800円（前期は3000円）になる。売上高は従来予想を70億円下回る16％増の660億円にとどまる見通し。サブプライム問題で、当初想定していた条件での国内の物件売却が難しくなり、売却時期を遅らせるという。海外企業投資でも投資案件の回収が遅れており、不動産・企業投資を合わせて売却益が計画よりも約100億円減少する。07年12月―08年2月期は物件売却がほとんどなく、販管費の負担で10億円強の最終赤字になる見通し。

▼自賠責保険料、24％下げで合意・４月から
すべての自動車やバイクの保有者に加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）について、自賠責保険審議会（金融庁長官の諮問機関）は10日、４月から保険料を現在より24.7％下げることで合意した。18日に正式決定する。交通事故による死者数が減って保険金支払いが想定を下回っているため、保険料を下げて契約者に還元する。2007年度の自賠責保険料（自家用乗用車、２年契約）は３万1730円で、国の補助を除いた契約者負担は３万830円。４月からはこれが２万3900円程度になり、２年で約6900円の負担軽減になる。

△住信<8403>、Ｍ＆Ａ検討・常陰社長
住友信託銀行の常陰均社長（53）は10日、日本経済新聞と会見し、「住信らしさを引き続き追求する」との抱負を述べた。具体的には「信託本業や財産管理業務の強化に役立つＭ＆Ａ（合併・買収）を検討する」と表明、信託ビジネスの競争力拡充に向けて外部の企業を積極的に取り込んでいく姿勢を示した。一方、メガバンクの再編とは一線を画す戦略を今後も堅持する方針を示した。常陰氏は前任者の病気療養に伴い４日付で社長に就任した。住信は1990年代以降の一連の銀行再編に、大手銀行では唯一かかわっていない。常陰氏は「公的資金の完済を真っ先に実現できた。株主配当も積極的に実施してきた」などと独立路線の成果を訴えた。信託や不動産業務に加え、買収したノンバンクなどを融合した「ハイブリッド型信託銀行のモデルを作る」と意欲を示した。

△銀行貸出金３年連続増、07年末残高415兆円
全国銀行協会が10日発表した2007年12月末の預金・貸出金速報によると、全国銀行（124行）の貸出金残高は415兆4710億円となり、前年同期に比べて0.4％増加した。前の年の実績を上回るのは３年連続。
ただ大手の４グループ（みずほ<8411>、みずほコーポレート、三井住友<8316>、三菱東京ＵＦＪ<8306>、りそな<8308>、埼玉りそなの６銀行）の貸出金は２年ぶり減少した。「業績の回復を背景に大企業のキャッシュフローが潤沢になっており、借り入れ需要が鈍った」（金融調査部）という。地方銀行は住宅ローンなど個人向け融資が堅調で 2.7％増加した。

□スカイマーク<9204>、羽田―那覇１割値下げ
スカイマークは10日、羽田―那覇線の運賃を値下げする方針を決めた。２月中旬以降の片道普通運賃を１万9800円とし、現状より１割引き下げる。
１月に入り、日本航空<9205>と全日本空輸<9202>が同路線の値下げを発表したことに対抗する。全路線の普通運賃を２万円以下とすることで、低価格戦略を鮮明にし大手に攻勢をかける。11日に国土交通省に値下げを届け出る。対象期間は２月12日―３月末までで、４月以降も同水準の運賃を維持する方針。昨秋申請した同期間の普通運賃は２万2000円で、春休み期間（３月７日―31日）は２万2800円としていた。普通運賃の引き下げと合わせて割引運賃も一部引き下げるもようだ。

△創通<3711>の９―11月、経常益51％増・ガンダム新作が追い風
アニメ企画制作の創通が10 日発表した2007年９―11月期の連結業績は、経常利益が前年同期比51％増の６億6300万円だった。07年10月から人気アニメ作品「ガンダム」の新作のテレビ放映が始まり、キャラクター商品を販促するイベントの受注が好調だった。増収効果のほか、就職情報子会社のシステム投資が一巡したことも寄与した。売上高は前年同期比19％増の38億8900万円だった。企画するテレビアニメ番組からの売り上げや、キャラクター商品の広告受注が伸びた。就職情報サイトを運営する子会社は、薬学部系学生向けの採用広告収入が好調だった。

△ビックカメラ<3048>の９―11月、経常益９％増・大型新店が寄与
家電量販店のビックカメラが10日発表した2007年９―11月期の連結業績は、経常利益が前年同期比９％増の27億1400万円だった。大画面薄型テレビや新型ゲーム機の販売が好調に推移。昨年相次いで出店した大型新店も全体の収益拡大に貢献した。売上高は13％増の1329億円だった。北京五輪に備えた買い替え需要を取り込み、大画面薄型テレビの売れ行きが大きく伸びた。ゲーム機も本体、ソフトともに販売数量が増加。高機能・省電力型のエアコンや、ノートパソコンも好調だった。

▼エスプール<2471>の前期、経常益29％減・子会社の費用かさむ
人材派遣のエスプールは10 日、2007年11月期の連結経常利益が前の期比29％減の１億3800万円になったようだと発表した。従来予想は２億5400万円。前期から事業を拡大してきた企業向け研修コンサルティングの子会社の人件費や賃借料がかさみ、売上高販管費率が従来予想より約２ポイント悪化した。売上高は21％増の60億2800万円。従来予想を１億900万円下回った。子会社で新入社員向け研修の新サービスの立ち上がりが遅れたことが響いた。主力の人材派遣事業の売上高は２割増と順調だったが補えなかった。

△ＪＦＥ<5411>とＩＨＩ<7013>、造船統合へ・国内首位、シェア２割に
ＪＦＥホールディングスとＩＨＩは年内にも造船事業を統合する方向で交渉に入った。
ＪＦＥが日立造船<7004>と折半出資するユニバーサル造船（川崎市）を子会社化し、これをＩＨＩの造船子会社と統合する。合意すれば国内で2割近くの建造量シェアを握り、世界でも売上高で6位前後となる日本最大の造船会社が誕生する。建造量で日本を抜き世界首位に立った韓国勢や急速に台頭する中国勢に対抗。規模拡大で国際競争力向上をめざす国内造船業界の再編が動き出す。
造船の大型再編はＪＦＥの前身である旧ＮＫＫと日立造船が2002年に事業統合してユニバーサル造船を発足させて以来。ＪＦＥとＩＨＩは昨年末に検討委員会を両社で発足させ、統合条件などの協議を始めた。

△日産<7201>、クライスラーに小型車・「ティーダ」供給
日産自動車は米クライスラーに小型車「ティーダ（米国名ヴァーサ）」をＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）供給する。日産が米国メーカーに車を供給するのは初めてで、2008年にも開始する。中大型車の比率が高いクライスラーは低燃費小型車の車種を拡充し、ガソリン高による小型車需要拡大に対応する。日産は生産増によるコスト削減効果を見込む。世界的な燃費規制強化を背景に低燃費小型車での提携が加速してきた。供給するのは排気量1800ccのティーダ。日産は06年半ばからメキシコ工場で生産し、北米で日産ブランドで販売している。北米での小型車人気から、 07年の北米販売台数は前年の2.5倍の8万台に達した。クライスラーへの供給により量産効果による生産コスト削減を目指す。供給規模は年間3万台前後の見込み。

△ヴィア<7918>、セラヴィと「北の家族」取得交渉
ジャスダック上場の外食チェーン、ヴィア・ホールディングスは、リゾート・外食事業などのセラヴィホールディングス（名古屋市）から居酒屋の「北の家族」など外食事業を取得することで、同社と協議に入ることを決めた。Ｍ＆Ａ（合併・買収）で事業拡大を目指すヴィアと、事業の絞り込みを進めるセラヴィの思惑が一致した。セラヴィグループは約50店を持つ北の家族のほか、居酒屋の「ザ・ロックアップ」や「アラビアンロック」など約90店を直営で展開している。ヴィアは不採算店舗を除く大半の事業を取得する方向で詰める。

■不二家<2211>、回復道半ば・不祥事から１年
不二家が消費期限切れ牛乳を使った問題などで洋菓子の販売を停止してから、11日で1年を迎える。筆頭株主となった山崎製パンの支援を受け再建を進めるが、業績回復は道半ばだ。「カントリーマアム」などの菓子製品は不祥事発覚前の9割まで売上高が戻っているものの、赤字の洋菓子事業が苦戦。原料高も立ちはだかる。洋菓子店は約620店と不祥事発覚前から170店余り減った。「幼稚園などの大口注文や贈答用が振るわない」（桜井康文社長）といい、既存店売上高は前年の8割弱で推移。営業休止中や不採算のフランチャイズチェーン（ＦＣ）20店程度が近く撤退するもようだ。

△新万能細胞研究に33億円、創薬向け技術開発
京都大学の山中伸弥教授が世界で初めて人の皮膚細胞から作製した新型万能細胞（ｉＰＳ細胞）の研究を強化するための国による支援策が出そろった。経済産業、厚生労働など関係省庁合計で約33億円を2008年度に投入。神経や臓器の働きを回復させる再生医療の早期実用化を目指すほか、ｉＰＳ細胞を創薬に役立てる技術の開発や、有力特許の獲得を促す。10日に開いた総合科学技術会議（議長・福田康夫首相）などの専門家会合で各省庁が示した。経産省は今年度内に最大１億円を投じ来年度は増額する。人の遺伝子をほぼすべて網羅した遺伝子バンクを山中教授に提供する。ｉＰＳ細胞作製に使う遺伝子を変えれば安全性や作製効率を改善できると期待している。新薬開発に同細胞を生かす研究を年度内にも始める。同細胞から作った心臓の筋肉や肝臓などの細胞に、新薬候補物質を加えれば安全性などを効率よく調べられる。

△12月の携帯契約純増数、ソフトバンク<9984>が８カ月連続首位
電気通信事業者協会が10日発表した2007年12月末の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を引いた純増数でソフトバンクモバイルが21万800件と８カ月連続で首位を守り、年末商戦を制した。
２位はＫＤＤＩ<9433>（ａｕとツーカー）で13万8600件。３位はＮＴＴドコモ<9437>で12万1500件だった。07年１―12 月の年間純増数では、ＫＤＤＩが232万9200件で2年連続首位。ソフトバンクは211万5800件で２位。ドコモは93万6700件で初めて３位に転落した。ただし、07年４月―08年３月の年度ベースでは、ソフトバンクがＫＤＤＩを抜いて初の首位になる可能性が濃厚だ。
一方、イー・モバイル（イー・アクセス<9427>）を加えた携帯４社の契約総数は12月末で１億52万件4700件となり、初めて１億件を突破した。
（NIKKEI NET）

△ヤフー<4689>、全会員向け、基本情報や趣味など、ＳＮＳ自由参加制に

△日立プラント<1970>、水処理関連機器、生産を尼崎に集約

▼減る引越し、住宅着工の落ち込み響く、価格競争へ

△塗料、自動で配合
関西ペイント<4613>は建物内装用塗料向けに風景や絵画などをイメージした色合いを自動的に作れるシステムを開発した。ソフトウエアを使って色の種類など解析、壁紙のようなまだら模様が塗れる塗料が簡単に作れる。従来のように調合した塗料を顧客に確認してもらう必要がなくなる。ショッピングモールやホールなどデザイン性が求められる場所での用途を見込む。

△リコー<7752>、サーバー一括管理――保管・監視・稼働状況報告まで

△富山化学<4518>、抗菌薬「パシル」を肺炎や敗血症に適応拡大

△フィードパス、企業向けウェブメールの料金プラン刷新
サイボウズ<4776>グループのネットサービス会社、フィードパス（東京・渋谷、津幡靖久社長）は、企業向けウェブメールサービス「フィードパス・ゼブラ」の販促を強化する。専用サイトからサービスを申し込める仕組みを取り入れるほか、料金プランの刷新で利用者拡大につなげる。サービス申し込み用の専用サイトを16日に開設する。利用人数やオプション機能などを選ぶと自動で見積もりを入手し、サービスを申し込める。主に小規模顧客の利用を見込んでおり、サービス受注の自動化で余った営業リソースを大口顧客に振り向ける。

△ミロク情報<9928>、ビジネス文書のひな型を無料公開するサイト刷新
会計システム開発のミロク情報サービスは10日、ビジネス文書のひな型（テンプレート）を無料公開するサイトを刷新したと発表した。契約書などのひな型数を従来比78％増やしたほか、ビジネス文書の書き方などを相談できるようにした。中堅中小企業を中心にサイト閲覧者を増やすことで、同社の会計システムの受注につなげる。ビジネス情報サイト「海」を刷新した。契約書、企画書、ＦＡＸ送付状、念書などのひな型を1万4484種類に増やした。利用者はひな型を使ってビジネス文書を容易に作成できる。

△ヤフー<4689>、ＳＮＳを自由参加制に――「交流」ポータルへ
ヤフーはソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）「ヤフー！デイズ」をオープン化する。これまで招待制を敷いていたが、全ヤフーＩＤ会員が参加できるようにする。ネット上で自己紹介の“名刺”代わりに使える「プロフ」機能も強化し、ネット全体に公開可能にする。今後は動画共有やオークションサービスとも連携。ネット上の交流サイトにおいてもポータル（玄関）の地位確立を目指す。2月中をめどに新しいヤフー！デイズを始める。ヤフーＩＤ会員（約2100万人）を持つ人は自由にＳＮＳに参加できるようになる。ヤフーがＳＮＳを始めたのは2006年2月。これまではヤフー！プレミアム会員やヤフー！ＢＢ会員など有料会員にまず開放し、これら会員からの招待を受けないと参加できない仕組みだった。ＳＮＳの利用者数は公表していない。

△バンダイナムコ<7832>、スター・ウォーズのキャラを格闘ゲームに採用
ゲーム大手のバンダイナムコゲームス（東京・品川）は10日、年内に発売予定の格闘ゲームソフト「ソウルキャリバー４」に映画「スター・ウォーズ」のキャラクター「ダース・ベイダー」と「ヨーダ」が登場すると発表した。両キャラを操り、相手と戦うことができる。米ルーカスアーツから許諾を受けた。同ソフトは「プレイステーション３（ＰＳ３）」と「Ｘｂｏｘ３６０」で発売し、ＰＳ３向けはダース・ベイダー、Ｘｂｏｘ向けにはヨーダがそれぞれ登場し、映画で話題になった剣「ライトセーバー」で戦う。他にも多くのキャラクターを使って対戦できる。

□富士電機<6504>グループ、主要６社間で部長級100人異動交流
富士電機グループは4月1日付で６つの主要会社間で部長級100人前後を交流させる人事を実施する。全部長級の10分の１にあたる規模。2003 年に純粋持ち株会社に移行した後、グループ内交流が薄れ、製品開発などに支障が出ていると判断した。08年度以降に持ち株会社の下で重電などの事業会社に分かれる現体制を見直すことも視野に入れており、その布石とみられる。対象になるのは持ち株会社の富士電機ホールディングス（ＨＤ）のほか、重電、ＦＡ（工場自動化）など制御機器、電子デバイス、自動販売機の４事業会社と研究開発会社。合計の従業員数は約1万2000人で、そのうち「部長」と「担当部長」の数は1000人前後。異動の詳細は現在詰めているが、事業会社間の交流を中心にすえる。

△ＮＯＫ<7240>、生産・物流の機能強化へ組織再編――事業拡大に対応
自動車部品大手のＮＯＫは10日、生産・物流面の機能強化を柱とする組織再編を実施したと発表した。各事業部の規模拡大に対応し、生産技術を担当する専門部署を独立させたほか、生産を統括する部署に物流企画部を移管するなど、生産と物流の一体管理による生産性向上に取り組む。防振ゴムなどを手がけるビブラスコーティック事業部に製造技術部を新設。エンジン用封止部品を扱うガスケット事業部には生産技術部を設置した。これらの機能は以前から事業部内にあったが、取り扱い品数が増えたため、部門を独立させて強化する。自動変速機（ＡＴ）に使用するシールリングなどを手がける樹脂・パッキン事業部には管理部を新設した。

△ヤマハ<7951>、「ｉＰｏｄ」を高音質で再生できる卓上オーディオ
ヤマハは10日、小型で重低音を出せる卓上オーディオシステム「ＴＳＸ―１００」を2月下旬に発売すると発表した。ＣＤだけでなく、米アップルの携帯音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ」を高音質で再生できる。オープン価格だが、店頭想定は6万5000円前後。当初月産5000台を計画している。サイズは幅30センチ、高さ14センチ、奥行き20センチでベッドサイドやリビングルームに置きやすい。振動板の共振を利用した独自の低音再生技術「ＳＲ―Ｂａｓｓ」を取り入れて、小型だが重低音がはっきり出る。女性の意見を積極的に取り入れて、柔らかみのあるデザインにした。内蔵クロックは異なるアラーム時刻を管理し、夫婦などが異なる起床時刻を設定できる。色は黒とシルバー。

△ゴールドウイン<8111>、用途別に３種のジャージー
ゴールドウインは、トレーニングウエアのブランド「チャンピオン」の用途別ジャージーを発売した。腕や足の動きに合わせた立体裁断により動きやすくした競技用＝写真＝と、体の線を細く見せるデザインを採用した競技用、普段着向けの計３種、2008年春夏シーズンの半年間で上下3万セットの販売を目指す。価格は上着が6195―7245円、パンツが5145―6195円。体の線を細く見せるタイプのみ3月に発売する。

△デサント<8114>、インナーウエア「シセイスト」に半袖タイプ追加
デサントは11日、姿勢を良くするインナーウエア「シセイスト」に、半袖タイプを追加して発売する。猫背になると背中に圧力を感じる編み方をしており、着用することで正しい姿勢を意識させる。価格は4935円。黒とモカベージュの２色あり、各３サイズそろえた。シセイストは2006年11月の発売。汗を吸いやすく、すぐに乾きやすい素材をベースに天然シルク保湿成分を配合しており、保湿性に優れている。口コミを中心に現在まで当初予想の倍にあたる約6万点を販売した。年間着用できるキャミソールタイプと秋冬用の7分袖タイプがあるが、利用者から半袖タイプを求める声が多かった。
（日経産業新聞）

△スター精密<7718>：07年３－11月期の連結経常利益は前年同期比41％増の110億円となった。
海外の設備投資需要の高まりから主力部門である工作機械事業の売り上げが26％増伸びたほか、プリンタの大口案件獲得や中国での成長から特機事業の売り上げも23％増と好調だった。
（ブルームバーグ）

△オオゼキ<7617>が第３四半期決算を発表、経常利益１０％増益
食品スーパーを展開するオオゼキが１０日午後、今０８年２月期の第３四半期業績（３～１１月累計、非連結）を発表。経常利益は３７億６００万円（前年同期比１０．７％増）と大幅な増益だった。通期予想は変更していない。個人消費の冷え込みや原料高、不安定な天候など事業を取り巻く環境は厳しかったものの、生鮮・一般食品が全般的に好調。既存店売上高は前年同期比３．０％の増加となった。生鮮部門を中心とした売上総利益率の改善も利益を押し上げる要因となった。

△ビットアイル<3811>、いちよし経研がリポート
データセンターを運営するビットアイルは、いちよし経済研究所が９日付リポートで、同社に対しコメントしている。同研究所によれば、首都圏のインターネットデータセンター（ｉＤＣセンター）は順調に拡大、競争優位性の面からも同社のシェアが上昇すると予想しているという。株価レーティングは「１―Ａ―ＨＲ」継続、フェアバリューは１０万円。

△昭電工<4004>が垂直磁気記録方式による１．３インチハードディスクを量産開始
昭和電工は１０日、垂直磁気記録方式による１．３インチハードディスク（以下ＨＤ）の量産を開始したと発表。同方式での１．３インチＨＤの量産は世界初。また、４０ギガバイトの記録容量は現時点で世界最大となる。コンパクトフラッシュに比べ低価格・大容量な点を武器に、ハイビジョンビデオカメラや携帯型音楽プレーヤー向けの需要を見込む。同社では既に１．８９インチ、２．５インチ、３．５インチの型で、世界最大記録容量の垂直磁気記録方式ＨＤを生産している。同社はＨＤ事業をグループ成長のけん引役と位置付けており、今後も積極的な投資・研究開発を推進していく方針。

△工作機械関連株に焦点、０８年年間受注見通しの上ブレ期待濃厚
社団法人・日本工作機械工業会が９日発表した工作機械の０８年年間受注見通しは１兆５０００億円台。１６日に発表する０７年年間受注額（予想は０６年度比約１０％増の１兆６０００億円前後）を下回る慎重な予想数字となったが、協会側では「上方修正できることを期待している」（中村健一会長）と上ブレを強くにじませた。造船や建機など重厚長大型産業を中心に工作機械需要は世界的に高止まりが続いている。「大型のマシニングセンターなどが特に好調」（調査企画部）という。０８年の為替は「ほぼ現行水準」（同）で想定している。
関連銘柄は牧野フライス製作所<6135>、アマダ<6113>、森精機製作所<6141> 、オークマ<6103>などに注目したい。

△みらかＨＤ<4544>はフィデリティ投信が５％保有
臨床検査薬大手のみらかホールディングスは１０日、関東財務局に提出された大量保有報告書で、１２月３１日付でフィデリティ投信が、共同保有者とともに３０６万４７００株（発行済み株式数の５．０３％）を保有したことが判明した。投資目的は顧客および投資信託などの資産運用目的としている。

△九九プラス<3338>、ローソン<2651>からの第三者割当の払い込み完了
９９円ショップを展開する九九プラスが１０日午前、第三者割当による新株式発行に関し割当先のローソンが払込を完了したと発表した。発行新株式数は２万５００株で、発行価額は総額１３億３２５０万円。１０日の株価は続伸。払込完了の発表後は、一時２２００円高の５万５０００円まで上昇した。
（株式新聞ダイジェスト）

△住友信<8403>－ゆうちょ銀と提携も、信託業務参入が前提
（産経新聞）

▼厚労省、グッドウィル<4723>全支店にきょうにも事業停止命令
日雇い派遣大手「グッドウィル」（東京都港区）が違法派遣を繰り返していた問題で、厚生労働省は１１日にも、同社の全７３７支店を対象に労働者派遣法に基づく事業停止命令を出す方針を固めた。グッドウィルの派遣先の企業の中で、５社前後が、派遣労働者を別の事業所に送り込む二重派遣に関与していたことも新たに判明。厚労省はこのうち、佐川急便グループの物流大手「佐川グローバルロジスティクス」（品川区）に対しても同法に基づいて事業改善命令を出す。両社には、すでに昨年１２月１９日付で処分内容が通知され、両社とも受け入れる考えを示していた。
（読売新聞）

□住友信託銀行<8403>　中央三井<8309>との経営統合考えず…常陰均社長
今月４日に就任した常陰均（つねかげひとし）住友信託銀行社長は毎日新聞のインタビューに応じ、中央三井トラスト・ホールディングスとの経営統合は当面考えず、独立路線で生き残りを目指す考えを示した。主なやりとりは次の通り。
－－あおぞら銀行<8304>と業務提携しましたが。：あおぞら銀の地銀との取引網を生かし、不動産再生事業などで商機を拡大したい。資本提携や経営統合は考えていない。
－－中央三井との経営統合の可能性は？：ここ数年の提携や買収で機能強化を図り、我々自身でビジネスモデル作りをやっているところ。統合は考えていない。（かつて中央三井と統合を検討した時期に比べ）金融界の先行きには不透明感も漂い、将来の可能性としても（統合を）見通せる状況ではない。
－－規模で見劣りしませんか。：顧客が必要とするサービスを提供できれば、規模を追わなくても競争力は保てる。住信のブランド力の強化が重要だ。

■地球儀　タカラトミー<7867>と学研<9470>が販売中止　「台湾島」表記で
玩具大手タカラトミーは１０日、高機能地球儀「トーキンググローブ」（１万３４４０円）に「一部配慮に欠ける表記があった」ことから販売中止にすると発表した。台湾を「台湾島」と表記しており、「日本での見解、解釈とは異なると判断した」（広報）としている。学習研究社グループの学研トイズも同社製地球儀「スマートグローブ」（２万９４００円）に同様の「不適切な表現、表記があった」として販売中止を決めた。「台湾島」は中国で発行される地図などで台湾を指す際に使用される表記。両社の地球儀はいずれも国内向けに販売されていたが、中国で生産していた。両社ともホームページに「おわび」を掲載するとともに、返品希望者には１５～１６日から購入代金を返却する。

△ＪＡＬ<9205>　活性化のため若返り人事制度　海外支店長に次長級
経営再建中の日本航空（ＪＡＬ）は１０日、人事制度を刷新し、次課長の積極登用などで若返りを進め組織の活性化を図る方針を明らかにした。５０代の部長級が占めていた海外支店（３５支店）の支店長に４０代の次長級を抜てきすることで、海外支店長の平均年齢（０７年３月末時点で５４．６歳）は１０歳程度若返る。ＪＡＬの海外支店長はこれまで部長級のポストだった。しかし、現地航空当局との折衝や営業、人事管理など経営幹部としての経験が積めるポストであることから、若手を積極登用すべきだと判断。成果を上げれば帰国後、部長や役員への道が開ける４０代の次長級を充てることにした。すでに、人事制度刷新を先取りする形でマレーシアのクアラルンプール支店長に４５歳の次長を抜てきしており、他の海外支店にも順次拡大していく。また、部課制を年内に復活させ、課長の権限と責任を明確化する。ＪＡＬは現在、仕事の内容に応じて社員を配置する「フラット制」を採用、部長の下には課がない。しかし、課長級が部下を指導する機会が少ないなどの弊害があるため、部や課を設ける「グループ制」に近く移行する。このほか、次課長級約５００人を対象にした教育制度も始め、管理能力の底上げを図る。ＪＡＬは一連の施策で、当初予定を１８０人上回る８８０人の部長、次長、課長の早期希望退職の穴を埋める考え
（毎日新聞）

△「鬼太郎のちゃんちゃんこ」がパンに　しま模様も再現
「鬼太郎のゲタ」に続いて「ちゃんちゃんこ」もパンに――バンダイ（バンダイナムコＨＤ<7832>）と山崎製パン<2212>は、「ゲゲゲの鬼太郎」が着ているちゃんちゃんこをモチーフにした菓子パン「ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこサンド」（オープン価格、実売予想価格は136円）を1月13日に発売する。ココアと卵風味の2種類のスポンジ生地で、鬼太郎が着ている黒と黄色いちゃんちゃんこのしま模様を再現。2枚の生地の間には生クリームをサンドした。妖怪をデザインした「おみくじシール」（全30種）も1枚入っている。
（ITmedia News）

△新型MacPro用増設メモリ　バッファロー（メルコＨＤ<6676>）
バッファローはAppleが1月8日に発売した新型Mac Pro用メモリモジュール「A2/F800-EX2シリーズ」を1月中旬から発売する。専用の大型放熱板を採用した。デュアルチャンネル対応パソコンに適しており、高速転送を実現する。希望小売価格は1GBメモリを2枚セットにした(A2/F800-E1GX2)が5万円、2GBメモリを2枚セットにした(A2/F800-E2GX2)が7万円。

△携帯液晶ゲーム「手のひら水族館　アクアリウム」　セガトイズ<7842>
セガトイズは2008年1月9日、画面の中でイルカとエンゼルフィッシュの飼育などを楽しむ携帯液晶ゲーム機「手のひら水族館　アクアリウム」を3月27日に発売すると発表した。ペットを育てるように、餌をあげたり、ミニゲームで遊んであげると成長していく。魚の生活に必要な水温・水質・水草の配置など細やかな世話も楽しめる。携帯ゲーム機としては初めてフルカラー液晶画面を搭載した。希望小売価格は、3990円。

△お好み焼きをトッピングしたカップ焼きそば
日清食品は、｢日清焼そばU.F.O.」の新メニュー「日清焼そばU.F.O. お好み焼きトッピング焼そば」を2008年1月28日から発売する。直径約10cm、厚さ約1cmとボリューム感のあるお好み焼きの具材と、マヨネーズ、削り粉入りふりかけ付き。メーカー希望小売価格は税込み205円。
（J-CASTニュース）