2024 11,25 09:32 |
|
2007 12,29 16:00 |
|
世界準備通貨:ドルの占有率、統計史上最低の63.8%に低下-IMF ブルームバーグNEWS 2007/12/29 00:47 JST 国際通貨基金(IMF)によると、世界の準備通貨に占めるドルの割合は9月末時点で63.8%と、6月末時点の65%から縮小。1999年の統計開始以来で最低の比率となった。一方、ユーロの占める割合は26.4%と、25.5%から拡大した。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の影響で、米国外からのドル建て資産需要が減少したことがうかがえる。 今回の統計はドルが10年ぶりの安値圏にあるため、中央銀行がドル以外の通貨に準備を分散化していることを示唆している。8月にはサブプライム危機で金融市場が混乱し、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げを示唆したため、ドル建て証券の売却額が過去最高水準に膨らんだ。 MFグローバルのシニア通貨アナリスト、マイケル・マルピード氏(シカゴ在勤)は「政府関連のドル保有は縮小傾向が続いている」と述べた。 中国やロシアなど貿易黒字国やエネルギー輸出国は、政府系投資ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド、SWF)を設立し、準備通貨の投資益拡大を図っている。7―9月(第3四半期)にはサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)など中東諸国がクウェートに追随し、自国通貨のドルとのペッグ(連動)制を廃止するとの憶測が強まった。 原題:Dollar's Share of Currency Reserves Falls, IMF Says (Update1) (抜粋) {NXTW NSN JTRIAX1A1I4I <GO>} PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |