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サブプライムの影響で見方二分、13年ぶりドル100円割れも ロイターNEWS 2007年 12月 21日 14:31 JST 市場関係者のドル/円、ユーロ/ドルの予想レンジ。(氏名五十音順) ─────────────────────────── チーフFXストラテジスト 佐々木融氏 |ユーロ/ドル:1.40―1.55ドル チーフアナリスト 高島修氏 |ユーロ/ドル:1.42─1.54ドル シニアマーケットエコノミスト福井真樹氏|ユーロ/ドル:1.45─1.55ドル 日本チーフエコノミスト 藤井知子氏 |ユーロ/ドル:1.38─1.48ドル 外為市場関係関係者の2008年の相場見通しは大きく割れている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
みずほコーポの福井氏は、米景気減速と米国の複数回の利下げなどを通じ、 BNPパリバ銀行外国為替部長の好川弘一氏も、米金融不況が実体経済に波及することでFRBの利下げは不可避とし、日銀が2008年中に利上げできなくても日米金利差縮小が進み円高基調になるとみている。三菱東京UFJ銀行チーフアナリストの高島修氏は「年後半に米経済は持ち直すとみているが、大統領選が予定されているので金利の据え置きが見込まれる」との観点から、同様に円高トレンドを予想する。 <金融機関の資本増強がサブプライム問題解決のカギ> サブプライム問題が早期解決に向かいドル上昇を描くシナリオもある。米政府やFRBなど中銀5行が発表した対策で「解決に必要な手段はすでに動き始めている」(バンクオブアメリカ・日本チーフエコノミストの藤井知子氏)ため、政府系ファンド(SWF)の大手金融機関への出資や利下げによる流動性の供給がサブプライム問題の一段の悪化を防ぎドル防衛になる、という。 ドイツ証券の深谷氏も「ネガティブな状況は今がピーク」と指摘する。サブプライム問題は、金融機関の損失計上で発生した資本不足をどう穴埋めするかに尽きるとし「そうした措置が淡々と行われるなら混乱も何もないのではないか。ロスも発生するだろうが、相場に影響はない」と予想する。 <米大統領選・インフレ対応> 2008年の注目イベントとしては、米大統領選が挙げられる。BNPパリバの好川氏はこの点をリスクシナリオとし、新しい大統領が景気テコ入れの政策を打ち出すことでドルが反発、「ユーロ/ドルが1.35ドルに下落しても驚かない」という。一方、バンカメの藤井氏は「どの候補者が大統領になっても、強いドルは国益だと米国は言い続ける必要があるため、外為市場に与える影響は限られる」との考えを示す。 また、長引く商品市況の上昇などでインフレ圧力が各国ともに強まり、実質金利の格差が相場の変動率(ボラティリティ)やマネーフローに影響を与えるシナリオもある。JPモルガン・チェース銀行チーフFXストラテジストの佐々木融氏は、世界的にインフレ率が上昇することで「株や債券市場など資産価格の変動にも影響する」と指摘。インフレへの対応が2008年のテーマと位置づける。 さらに、円相場については、長引く円高地合いや金融商品取引法の施行で動きの鈍っている個人マネーが、どのタイミングで息を吹き返すのかも注目点のひとつとなりそうだ。 PR |
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